バッテリーを充電する方法

バッテリーを充電する方法は2つあります。

  • USBケーブルを使ってACアダプターなどの外部電源から充電する

    カメラ本体にバッテリーを装着した状態で、ACアダプターやパソコンとカメラをUSBケーブルで接続して充電します。
    接続端子のすぐそばにCHGランプ(充電ランプ)があり、充電中はオレンジ色に点灯します。

  • 付属または別売のバッテリーチャージャーを使って充電する

    充電中はCHARGEランプ(充電ランプ)がオレンジ色に点灯します。USBケーブルを使った充電よりも短時間で充電が完了します。

バッテリーを使い切らない状態でも充電できます。また充電が完了しなくても、途中まで充電した容量分はお使いいただけます。バッテリーを充電する方法をご説明します。

カメラによって、搭載されているUSB端子や付属品が異なります。お使いのカメラのヘルプガイドもあわせてご覧ください。

USBケーブルを使ってACアダプターなどの外部電源から充電する

カメラ本体にバッテリーを装着した状態で、ACアダプターやパソコンとカメラをUSBケーブルで接続して充電します。充電するときは、カメラ本体の電源はオフにします。ACアダプターを使用したほうが短い時間で充電できます。

AマウントカメラとNEX-7、NEX-5N、NEX-C3、NEX-3、NEX-5は本体内充電に対応しておりません。付属のバッテリーチャージャーで充電します。充電方法は付属または別売のバッテリーチャージャーを使って充電するをご覧ください。

ご注意

  • ACアダプターとUSBケーブルが付属していないカメラの場合、市販のACアダプターとUSBケーブルをご用意ください。
  • ACアダプターを使用する場合は、定格出力電流が1.5A以上のACアダプターをお使いください。
  • USB PD(USB Power Delivery)機器は出力が18W(9V/2A)以上に対応したものをお使いください。
  • マルチ/マイクロUSB端子とUSB Type-C™端子が両方搭載されているカメラでUSB PD(USB Power Delivery)対応機種の場合、マルチ/マイクロUSB端子からはUSB充電できません。USB Type-C端子をお使いください。

ACアダプターを使用した充電方法

  1. カメラ本体にバッテリーを装着します。カメラの電源は切ったままです。
  2. USBケーブルでACアダプターとカメラをつなぎ、ACアダプターをコンセントに接続します。
  3. CHARGEランプが点灯し、充電が始まります。
  4. 充電が完了するとCHARGEランプが消えるので、ACアダプターをコンセントから抜いてUSBケーブルをはずしてください。

パソコンとUSB接続して充電する方法

充電するときはカメラの電源をオフにしてください。

  1. パソコンの電源を入れ、起動させます。
  2. カメラ本体にバッテリーを装着します。カメラの電源は切ったままです。
  3. USBケーブルでパソコンとカメラをつなぎます。
  4. CHARGEランプが点灯し、充電が始まります。
  5. 充電が完了するとCHARGEランプが消えるので、USBケーブルをはずします。

付属または別売のバッテリーチャージャーを使って充電する

付属または別売のバッテリーチャージャーを使った充電方法です。ここでは、別売のバッテリーチャージャーBC-TRW(バッテリーNP-FW50に対応)を使って説明しています。

  1. バッテリーチャージャーに電源プラグが内蔵されている場合は、電源プラグを引き起こします。バッテリーチャージャーに電源コードが付属している場合は電源コードを接続します。
    バッテリーとバッテリーチャージャーの画像。AからFまでのアルファベットが振られている
    A
    バッテリー▼マーク
    B
    バッテリー
    C
    電源プラグ
    D
    チャージャー▼マーク
    E
    充電状況お知らせランプ
    F
    CHARGEランプ
  2. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
    バッテリーチャージャーに電源プラグが内蔵されている場合は、電源プラグを上側にして差し込んでください。
    OKな例:コンセントにバッテリーチャージャーの電源プラグが上側になるように差し込む
    NGな例:コンセントにバッテリーチャージャーの電源プラグが下側になるように差し込む
  3. 充電が始まると、CHARGEランプ(オレンジ色)が点灯します。
    充電が終了するとCHARGEランプが消えます(実用充電)。
    続けて約1時間充電するとさらに長く使えます(満充電)。

充電が終わったら、バッテリーチャージャーをコンセントから抜き、バッテリーを取り外してください。

CHARGEランプが点滅しているとき

早い点滅と遅い点滅があります。いずれも正しく充電ができていないサインですが、原因、対処方法が異なります。

遅い点滅(約1.5秒間隔)
温度が極端に高い、または低いところで充電しているときの現象です。バッテリーの充電は周囲温度が10°C〜30°Cの環境で行ってください。充電に適切な温度の範囲内に戻ると、CHARGEランプが点灯し充電が再開されます。
速い点滅(約0.15秒間隔)
バッテリーが正しく認識されていない状態です。バッテリーを一度取り外し、端子が汚れている場合は乾いた布や綿棒などでふいて、装着しなおしてください。
対応していないバッテリーや、ソニー製純正バッテリー以外を装着した場合も速い点滅でお知らせします。バッテリーをお確かめください。
長期間バッテリーを使用せずに放置したあとの充電時や、お買い上げ直後の充電時にCHARGEランプが速い点滅になる場合があります。
いずれの場合も、1度バッテリーを取り外し、再度充電を行ってください。取り付け直して改善しない場合は以下のページをご確認ください。

内蔵充電式バックアップ電池について

着脱式のバッテリーのほかに、カメラ本体には充電式バックアップ電池が内蔵されています。電源を切ったりバッテリーを取り外していても日時や設定が保持されるのはこのためです。

この内蔵充電式バックアップ電池は、カメラを使用している限り常に充電されています。使う時間が短いと徐々に放電し、2〜3か月程度まったく使わないと完全に放電します。
完全に放電すると日時や各種の設定を保持できず設定がリセットされるため、電源投入時に日時設定の画面が表示されます。撮影することは可能ですが、通常は充電してから使用してください。

内蔵充電式バックアップ電池充電方法

カメラ本体に、充電されたバッテリーを入れるか、ACアダプター(付属または別売り)を使ってコンセントにつないで、カメラの電源を切ったまま24時間以上放置してください。

充電をおこなっても、日時がリセットされるまでの時間が短い、あるいは日時設定が保持されない場合は、内蔵充電式バックアップ電池が消耗している可能性があります。
内蔵充電式バックアップ電池の交換は、カメラ本体を分解する必要があるため、専門の知識が必要です。お客様ご自身で交換はできませんので、修理窓口にご相談ください。