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会話形式で学ぶ!α(アルファ)豆知識

このページでは、「〜したいけど、どうしたらいいの?」「これって何?」「〜ができなくなってしまった」
そんなデジタル一眼カメラα™(アルファ)に関する素朴な質問に対する答えを、会話形式でご紹介します。

自分の好きな位置にピントを合わせたい(フレキシブルスポットAF)

ピントを合わせたいものが構図の右(中央以外)にあるとき、中央でピントをあわせてから右に移動しているのですが、うまく撮れないのです。どうしたらいいでしょうか?

その場合は、「フレキシブルスポットAF」という機能を使ってみましょう。

「フレキシブルスポットAF」ってどんな機能なんですか?

構図上の好きなところに測距枠を移動させてピントを合わせる機能です。
被写体が中央部にない場合でも、構図を変えずにオートフォーカスで撮影ができるので便利です。

好きなところにピントを合わせられるんですね!
私はα6000というカメラを持っているのですが、どうやって設定するのですか?

では、α6000を例に設定方法を説明します。

  1. カメラの電源を入れて、メニュー画面から、を選択してください。
  2. 「フォーカスエリア」を選択してください。
    • * 撮影モードによってはフォーカスエリアの設定ができないことがあるので、その場合は撮影モードを変更してください。

      α6000では、以下の撮影モードの場合、設定ができません。
      • SCN(シーンセレクション)
      • おまかせオート
      • プレミアムおまかせオート
      • スイングパノラマ
  3. フレキシブルスポットを選択します。
    スポット枠サイズをS、M、Lの3段階から選択できます。
    スポット枠が狙った被写体よりも大きいためにピントが定まらない場面でも、スポット枠を小さくし、より厳密なピント合わせができます。

    3段階から選べるフレキシブルスポット枠:

設定をしました。液晶画面にオレンジ色の測距枠が出ています。

コントロールホイールでピントを合わせたい位置に測距枠を移動させて、シャッターを切ってください。

思った通りの位置にピントが合いました!
あれ? 測距枠が黒くなってしまって動かすことができません。

シャッターを切ると、測距枠の位置は固定されるんです。
測距枠の位置を変更したい場合は、再度「フレキシブルスポット」を呼び出してください。

そうなんですね。どうやって呼び出すんですか?

コントロールホイールの中央ボタンの割り当てを [スタンダード]にすると、中央ボタンにフレキシブルスポットが割り当てられます。

メニュー画面の−[カスタムキー設定]−[中央ボタン]で[スタンダード]を選択してください。

中央ボタンひとつでフレキシブルスポットが呼び出せるので、測距枠の位置を簡単に変更することができます。

中央ボタンを押したらフレキシブルスポットを呼び出せました!
ありがとうございました!

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