思い切ってA4サイズで印刷してみてください。引き延ばすことで細部まで際立ち、まさに「作品」として、写真を味わうことができます。カメラ本体の液晶画面やパソコンでチェックした時とは別の感動を体感できます。
横縦比
横縦比はアスペクト比とも呼ばれます。α(アルファ)では、横縦比が3:2、16:9のいずれかで撮影できます。
印刷に向いているのは 3:2、ハイビジョンテレビやパソコンで鑑賞するのに最適なのは 16:9 です。
画像サイズ
カメラの仕様表をみると、Lサイズ:6000×4000(24M)、Mサイズ:4240×2832(12M)、Sサイズ:3008×2000(6.0M)などと書かれています。例えば、24Mは2400万画素のことです。数字が大きいほど、画質がよくなりますが、写真一枚あたりのデータ容量が大きくなるため、メモリーカードに記録できる撮影可能枚数が少なくなることを覚えておきましょう。A4サイズまでの印刷なら、5M程度でも特に問題はありません。
設定方法 ※機種によって画面表示が異なります
電源入れて、メニュー画面から「画像サイズ」もしくは、「撮影設定」を選択します。
画像サイズと横縦比をそれぞれ設定します。
実際にA4やL判に印刷した場合の印刷範囲を比べてみましょう。
A4、L判用紙の比率はほぼ3:2です。赤色の点線内が印刷できる範囲です。
3:2で撮影した場合
両端が多少切れますが、ほぼ撮影したとおりに印刷することができます。
16:9で撮影した場合
A4やL判の用紙に印刷すると、両端が切れてしまいます。
16:9で撮影した写真に最適なプリントサイズは、「HVサイズ(158×89)」です。
お持ちのプリンターやプリント店で印刷したら、額縁などに入れて飾りましょう。
お部屋がお気に入りのギャラリーになり、写真を見るたびにα(アルファ)の高解像度を実感し、撮影時の感動がよみがえります。