アンチダスト機能
カメラを使っているうちに、イメージセンサーにゴミやホコリが付くことがあります。ゴミやホコリがついたときに自動でクリーニングしたり、ゴミやホコリが付着しにくくするための機能が[アンチダスト機能]です。
[アンチダスト機能]搭載機種 ILCE-1、ILCE-9M3、ILCE-7RM5、ILCE-7M4、ILCE-7CM2、ILCE-7CR
[アンチダスト機能]には、ふたつのメニューがあります。
センサークリーニングを実行する
バッテリー残量が(残量が3個)以上であることを確認します。バッテリー残量が少ない場合は充電してください。
MENU→(セットアップ)→[セットアップオプション]→[アンチダスト機能]→[センサークリーニング]→[実行]を選びます。
イメージセンサーが短時間振動して、ゴミをふるい落とします。
「イメージセンサーを手動清掃した後電源をOFFしてください」と表示されます。
このまま電源を切らずにレンズを取り外して、ブロアーによるイメージセンサーの清掃をおこないます。
清掃方法について詳しくは、以下のページをご覧ください。
イメージセンサーの汚れ具合チェックとクリーニング方法
電源OFF時にシャッターを閉じる設定にする
MENU→(セットアップ)→[セットアップオプション]→[アンチダスト機能]→[電源OFF時のシャッター]を選びます。
[入]を選ぶと、カメラの電源が入っている状態でON/OFF(電源)スイッチを「OFF」にしたときに、シャッターが閉じます。
ON/OFF(電源)スイッチを「ON」または「OFF」にする際にシャッター音がします。「OFF」にしてからシャッターが閉じるまで時間がかかることがあります。
パワーセーブ(省電力)モードやバッテリーの消耗により電源が切れた場合はシャッターは閉じません。その場合は、再度電源を入れてからON/OFF(電源)スイッチを「OFF」にすると、シャッターを閉じることができます。
ご注意
- [電源OFF時のシャッター]を[入]にしているときは、レンズキャップを取り付けて保管してください。太陽光などの強い光源がカメラ内部で焦点を結び、発煙や火災の原因となることがあります。レンズキャップを取り付けないと、画角から光源をわずかに外しても発煙や火災の原因となることがあります。撮影の合間に電源を切ったときも、こまめにレンズキャップを取り付けることをおすすめします。
- 閉じているシャッターを指などで触ったり、ブロアーによる清掃を行ったりしないでください。シャッターが破損する原因となることがあります。
シャッターに汚れのようなものが見える場合は、以下のページをご確認ください。
シャッターに汚れのようなものがある - 水滴がシャッターに付着する可能性がある場合は、[電源OFF時のシャッター]を[切]に設定してください。[入]にしていると、水滴の付着により故障の原因となることがあります。