α6400で使っているレンズって、α7Cでも使えるの?お客様からお問い合わせをよくいただきます。
(35mmフルサイズ・APS-Cサイズのボディとレンズのそれぞれの互換表の画像)
どの組み合わせでもお使いいただけますが、注意点があります。この動画では、フルサイズとAPS-Cの違いや、組み合わせによる設定や注意点などを説明します。
ソニーのミラーレスカメラには、35mmフルサイズとAPS-Cサイズがあります。
35mmフルサイズ、APS-Cサイズというのは、イメージセンサーの大きさです。α7Cは、ボディはコンパクトですが、フルサイズのイメージセンサーを搭載しています。レンズにも、フルサイズ対応レンズとAPS-C対応レンズがあり、レンズの名称と型名で判別できます。
例えば、これらはよく似ていますが、フルサイズレンズの名称の冒頭と、型名の末尾にFがついています。
ここからはフルサイズボディとAPS-Cレンズ、またはAPS-Cボディとフルサイズレンズの組み合わせで使う場合の設定や注意点などについて説明します。
* 名称はカメラによって異なります。
初期設定では[APS-C/Super 35mm]または[APS-C S35撮影]の設定は[オート]になっていて、装着したレンズを自動で認識します。[オート]の設定ではAPS-Cレンズが装着されたら自動的に[入]の状態になり、静止画撮影ではAPS-C、動画撮影ではSuper 35mmの画角で撮影します。イメージセンサーの限られた範囲を使うため解像度が変わります。
具体例:α7C 静止画Lサイズ(3:2)で撮影した場合
* 設定ごとの解像度について詳しくはヘルプガイドをご覧ください。
APS-C/Super 35mm撮影時にはアイコンが表示されます。画面例:α7 IV+E 30mm F3.5 Macroの画面では右下にアイコンが表示
* アイコンの位置はカメラによって異なります。
[APS-C/Super 35mm]を[切]にすると画面の周囲が暗くなります。画面例:α7 IV+E 30mm F3.5 Macroの画面では周辺が暗くなっている
APS-Cレンズを装着して撮影する場合は、[オート]または[入]で使うことをおすすめします。
α7Cやα7 IIIの位相差AFエリア枠表示 α7Cやα7 III にAPS-Cレンズを装着してオートフォーカスの設定にすると画面に黒い枠線が表示されます。 これは位相差AFが可能なエリアを示す枠です。 [APS-C/Super 35mm]設定が[切]でも表示されます。
画面例:α7C+E 30mm F3.5 Macroの画面では中央にある被写体の花を囲うように黒い枠線が表示されている
フルサイズレンズでのクロップ撮影[APS-C/Super 35mm]設定には、別の使いかたもあります。フルサイズボディにフルサイズレンズを装着し、[APS-C/Super 35mm]設定を[入]にすると、画角を変えて撮影できます。カスタムキーに設定しておくと、素早く切り替えができるので便利です。
画面例:α7 IV+FE 90mm F2.8 Macroの画面で画角が実際に変わる様子
[APS-C/Super 35mm]設定が固定される場合動画撮影時の記録方式と設定によっては [APS-C S35撮影]の設定が固定されます。
動画撮影時の記録設定
[切]で固定される設定で撮影する場合はフルサイズレンズの使用をおすすめします。
APS-Cボディでは画角が狭くなる(35mm判換算)APS-Cボディでフルサイズレンズを使う場合、特別な設定は不要です。フルサイズと比べてイメージセンサーが小さいため、画角が狭くなります。APS-Cサイズのボディにレンズを装着した場合の焦点距離イメージを35mm判換算と呼び、レンズの焦点距離の約1.5倍として計算します。例えば、α7Cとα6400にフルサイズレンズのFE 40mm F2.5 Gを装着した場合、α6400では60mm相当の画角になり、同じ位置から撮影すると、被写体が大きく写ります。
画面例:α7C+FE 40mm F2.5 Gとα6400+FE 40mm F2.5 Gで同じ距離からの撮影した比較画像
カメラを買い替えたり、レンズを購入する際の参考にしてください。
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APS-Cサイズのレンズは35mmフルサイズボディで使えるの? ‐ レンズTIPS 01 ‐
α6400で使っているレンズって、α7Cでも使えるの?
お客様からお問い合わせをよくいただきます。
(35mmフルサイズ・APS-Cサイズのボディとレンズのそれぞれの互換表の画像)
どの組み合わせでもお使いいただけますが、注意点があります。
この動画では、フルサイズとAPS-Cの違いや、組み合わせによる設定や注意点などを説明します。
この動画の内容
‐ APS-Cボディでは画角が狭くなる(35mm判換算)
35mmフルサイズとAPS-Cフォーマットの違い
ソニーのミラーレスカメラには、35mmフルサイズとAPS-Cサイズがあります。
35mmフルサイズ、APS-Cサイズというのは、イメージセンサーの大きさです。
α7Cは、ボディはコンパクトですが、フルサイズのイメージセンサーを搭載しています。
レンズにも、フルサイズ対応レンズとAPS-C対応レンズがあり、レンズの名称と型名で判別できます。
例えば、これらはよく似ていますが、フルサイズレンズの名称の冒頭と、型名の末尾にFがついています。
ここからはフルサイズボディとAPS-Cレンズ、またはAPS-Cボディとフルサイズレンズの組み合わせで使う場合の設定や注意点などについて説明します。
フルサイズボディとAPS-Cレンズの組み合わせ
フルサイズボディには、カメラのメニューの中に[APS-C/Super 35mm]または[APS-C S35撮影]の設定があります。
* 名称はカメラによって異なります。
初期設定では[APS-C/Super 35mm]または[APS-C S35撮影]の設定は[オート]になっていて、装着したレンズを自動で認識します。
[オート]の設定ではAPS-Cレンズが装着されたら自動的に[入]の状態になり、静止画撮影ではAPS-C、動画撮影ではSuper 35mmの画角で撮影します。
イメージセンサーの限られた範囲を使うため解像度が変わります。
具体例:α7C 静止画Lサイズ(3:2)で撮影した場合
* 設定ごとの解像度について詳しくはヘルプガイドをご覧ください。
APS-C/Super 35mm撮影時にはアイコンが表示されます。
画面例:α7 IV+E 30mm F3.5 Macroの画面では右下にアイコンが表示
* アイコンの位置はカメラによって異なります。
[APS-C/Super 35mm]を[切]にすると画面の周囲が暗くなります。
画面例:α7 IV+E 30mm F3.5 Macroの画面では周辺が暗くなっている
APS-Cレンズを装着して撮影する場合は、[オート]または[入]で使うことをおすすめします。
α7Cやα7 IIIの位相差AFエリア枠表示
α7Cやα7 III にAPS-Cレンズを装着してオートフォーカスの設定にすると画面に黒い枠線が表示されます。
これは位相差AFが可能なエリアを示す枠です。
[APS-C/Super 35mm]設定が[切]でも表示されます。
画面例:α7C+E 30mm F3.5 Macroの画面では中央にある被写体の花を囲うように黒い枠線が表示されている
フルサイズレンズでのクロップ撮影
[APS-C/Super 35mm]設定には、別の使いかたもあります。
フルサイズボディにフルサイズレンズを装着し、[APS-C/Super 35mm]設定を[入]にすると、画角を変えて撮影できます。
カスタムキーに設定しておくと、素早く切り替えができるので便利です。
画面例:α7 IV+FE 90mm F2.8 Macroの画面で画角が実際に変わる様子
[APS-C/Super 35mm]設定が固定される場合
動画撮影時の記録方式と設定によっては [APS-C S35撮影]の設定が固定されます。
動画撮影時の記録設定
[切]で固定される設定で撮影する場合はフルサイズレンズの使用をおすすめします。
APS-Cボディとフルサイズレンズの組み合わせ
APS-Cボディでは画角が狭くなる(35mm判換算)
APS-Cボディでフルサイズレンズを使う場合、特別な設定は不要です。
フルサイズと比べてイメージセンサーが小さいため、画角が狭くなります。
APS-Cサイズのボディにレンズを装着した場合の焦点距離イメージを35mm判換算と呼び、レンズの焦点距離の約1.5倍として計算します。
例えば、α7Cとα6400にフルサイズレンズのFE 40mm F2.5 Gを装着した場合、α6400では60mm相当の画角になり、同じ位置から撮影すると、被写体が大きく写ります。
画面例:α7C+FE 40mm F2.5 Gとα6400+FE 40mm F2.5 Gで同じ距離からの撮影した比較画像
カメラを買い替えたり、レンズを購入する際の参考にしてください。