カメラとレンズの保管方法
はじめに
αをより長くご愛用いただくための カメラとレンズの保管方法
《部屋の外では雨が降っている。カメラとレンズが入ったカメラバッグが机の上におきっぱなしで空中にホコリやカビが漂っているイメージアニメーション》
カメラやレンズを机やたなに置きっぱなし、カメラバッグに入れっぱなしにしていませんか?
カメラやレンズにとってホコリや湿気は天敵です。
ホコリがカメラやレンズの内部に入ったり湿気でレンズにカビが生えてしまうと簡単に取り除くことができません。
《カメラとレンズがきらめいてカビやホコリが飛び去っていくイメージのアニメーション》
大切なカメラやレンズを長くご愛用いただくために、ホコリと湿気から守る保管方法を説明します。
- 保管するのに必要なものは?
- 最適な湿度は何パーセント?
- バッテリーはカメラに入れたままでよい?
保管するのに必要なものは?
しっかり保管するならドライボックス(防湿庫)
手軽に保管するなら簡易ドライボックス
《ドライボックス(防湿庫)にカメラやレンズが整然と並んでいるイメージイラスト》
ドライボックス(防湿庫)は密閉ができるカメラ専用のキャビネットで常に安定した湿度が保てるのが特徴です。
- 予備コンセントがある
- 鍵がかけられる
- 電子制御で、湿度コントロールができる
などさまざまなタイプがあります。
コレクションも兼ねた保管をしたい方にもおすすめです。
《大きさが異なる3つの簡易ドライボックスのイメージイラスト》
手軽に保管するならプラスチック製の密閉容器、簡易ドライボックスです。
サイズが豊富でさまざまな種類があります。
保管したいカメラやレンズの数や、カメラやレンズの大きさに合わせて適切なものを選びましょう。
簡易ドライボックスには乾燥剤を一緒に収納します。
《乾燥剤を持つ女性のイメージイラスト》
最適な湿度は何パーセント?
《温湿度計のイメージイラスト。温度は25度、湿度は50%を示している》
カメラやレンズの保管に最適な湿度は40%〜50%前後です。
湿度計が付属していないドライボックスの場合、湿度計を一緒に収納して湿度を管理しましょう。
バッテリーはカメラに入れたまま?
《バッテリーのイメージ画像》
バッテリーはカメラから取り外して保管します。
接点汚れやショート等を防止するため、必ずポリ袋などに入れて金属から離して携帯・保管してください。
バッテリーを長期間使用しない場合は、バッテリー性能を維持するために1年に1回程度充電してカメラ本体に装着し、使い切ってから保管してください。
バッテリーを使い切るには、カメラ本体で動画やスライドショーを再生して電源が切れるまでそのままにしてください。
スライドショーは「リピート」の設定をすれば少ない枚数でも繰り返し再生できます。
《カメラの液晶で「リピート」の設定をする様子》
MENUボタンを押して、再生メニューを表示し[スライドショー]を選択。
[リピート]が[入]の状態で[実行]を選びコントロールホイールの中央を押すとリピート再生が始まる。
動画のまとめ
この動画のまとめです。
保管するにはドライボックス(防湿庫)または簡易ドライボックスを、収納するカメラやレンズの数や大きさとご予算に応じてお選びください。
最適な湿度は40%から50%前後です。
バッテリーはカメラから取り外して保管します。
おわりに
サポートページもあわせてご覧ください。