Wi-Fi機能を使用してインターネットに接続する
Wi-Fi機能を使用してXperia Tablet S・Sony Tabletをインターネットに接続する方法をご紹介します。
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- 事前にWi-Fi対応の無線LAN機器をご準備ください。無線LAN機器の詳しい設定については、無線LAN機器に付属の取扱説明書などをご参照ください。
- Wi-Fi通信でインターネットを楽しむためには、別途Wi-Fi接続サービスを提供する会社(プロバイダー)との契約が必要です。
事前確認
Wi-Fi機能を使用してインターネットに接続する方法には、接続手順が簡単な「WPS機能を使用して設定する方法」と、「手動で設定する方法」の2つがあります。
まず、お使いの無線LAN機器が、WPS機能に対応しているかどうかを確認します。
- <確認方法>
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- 無線LAN機器付属の取扱説明書を見て、WPSに対応しているか確認
- 無線LAN機器本体にWPSボタンがあるか確認
(本体、取扱説明書、または外箱にWPSマークが表記されている場合もあります)
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WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは
WPSとは、無線LAN機器の接続やセキュリティーの設定を簡単に実行するための規格です。
無線LAN機器についているボタンを押すだけで、簡単にインターネット接続ができる便利な機能です。
ボタン名は機器によって「WPS」「AOSS」「らくらく無線スタート」などと表記されています。
ご不明な点は、ご使用の無線LAN機器のメーカーにお問い合わせください。
お使いの無線LAN機器がWPSに対応していない場合は、手動で接続を行います。
操作方法
WPS機能で接続する場合と、手動でWi-Fi接続する場合とで操作手順が異なります。
- ■WPS機能を使ってWi-Fi接続する
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ご使用の無線LAN機器がWPS機能に対応している場合は、Wi-Fiの接続設定を簡単に行えます。
- ■手動でWi-Fi接続する
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WPS機能に対応していない場合、またはWPS機能がよくわからない場合は、手動で設定します。
WPS機能を使ってWi-Fi接続する
WPS対応の無線LAN機器に接続する一般的な方法をご説明します。
ここでは屋内で使用する一般的な無線LAN機器で説明していますが、ポケットWi-Fi、モバイルルーターなどの携帯型無線LAN機器も同様に接続することができます。
- 無線LAN機器に接続するためには、接続したい無線LAN機器のネットワーク名(SSID)が必要です。
ネットワーク名(SSID)は、機器の側面や底面などに記載されていることが多くみられます。記載位置については、以下のイラストをご参考ください。
- * SSIDはご自身で変更することもできます。変更している場合は、変更後のSSIDを確認してください。
- * 無線LAN機器によっては、「ESS-ID」と記載されている場合もあります。
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関連動画:Wi-Fiネットワーク機器の名前とパスワードの確認方法
無線LAN機器のネットワーク名(SSID)などの確認方法を、動画で説明しています。
- * Xperia Tablet SのAndroid 4.0.*の画面で説明しています。
- タブレットをお使いの無線LAN機器にできるだけ近づけます(推奨1m以内)。
- ホーム画面上のをタップします。
- アプリ一覧が表示されるので、[設定]アイコンをタップします。
- * [設定]のアイコンが見つからない場合は、画面を左右にフリックして探します。
- 「設定」画面が表示されるので、[Wi-Fi]をONにして、手順1で確認したお使いの無線LAN機器のSSIDをタップします。
- * ここでは例として、[SSID:XXXXXXXX]をタップします。
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ご使用の無線LAN機器にマルチSSID機能がある場合、似ているSSIDが複数表示されるときがあります。その際は、「○○で保護(保護されているネットワークが利用可能)」と表示されているものを選択します。
- 「詳細オプションを表示」をタップしてチェックを入れます。
- * 「詳細オプションを表示」より下の部分がキーボードで見切れている場合は、フリックして表示します。
- 「WPS」の項目にある[OFF]と書かれている文字をタップします
- プルダウンメニューが表示されるので、[プッシュボタン]をタップします。
タブレット側の操作は、いったんここで止めます。
- タブレットを無線LAN機器本体に近づけている状態で、無線LAN機器の[WPS]ボタンを押します。
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- ボタン名称は、「WPSボタン」以外にも、「AOSSボタン」「らくらく無線スタートボタン」などがあります。
- 上手に接続するには、無線LAN機器とタブレットの距離(有効距離)をできるだけ近づけます。
無線LAN機器のボタンを1〜3秒押し続けると機能が有効になります。
- * 一般的に、WPS機能が有効な時間は約2分、有効距離1m以内と記載されている場合が多いようです。詳しくはご使用の無線LAN機器に付属されている取扱説明書をご確認ください。
- タブレット側の操作に戻ります。
「WPS」の項目が「プッシュボタン」になっていることを確認の上、画面内の[接続]ボタンをタップします。
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以下のメッセージが表示された場合は、[OK]をタップします。
- * 接続が完了するまでの時間は、使用されている場所の電波環境によって異なります。
- 接続が完了すると、接続済みの表示に変わります。
画面左下のホームボタンをタップします。
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無線LAN機器本体にあるWPSボタンの有効時間が過ぎてしまうなど、うまく接続ができない場合は、タブレットを無線LAN機器にさらに近づけて再度同じ操作を行うか、手動での接続を行ってください。
手動で接続を行う場合は、以下のページをご参照ください。
以上で、WPSを使って無線LAN機器に接続する手順は終了です。
「ブラウザー」アプリなどのウェブブラウザーでインターネットに接続し、ページが閲覧できることをご確認ください。
手動でWi-Fi接続する
無線LAN機器に手動で接続する一般的な方法をご説明します。
ここでは屋内で使用する一般的な無線LAN機器で説明していますが、ポケットWi-Fi、モバイルルーターなどの携帯型無線LAN機器も同様に接続することができます。
- 無線LAN機器に接続するためには、接続したい無線LAN機器のネットワーク名(SSID)と、パスワード(暗号化キーなど)が必要です。
出荷時にパスワード(暗号化キーなど)が設定されている場合は、取扱説明書や無線LAN機器本体に記載されています。記載位置の例は、以下のイラストをご参照ください。
- * SSID、パスワード(暗号化キー)記載位置の例
- お使いの無線LAN機器によっては、パスワードは「暗号化キー」ではなく、「KEY」、「セキュリティキー」などと記載されている場合もあります。
- * 「PIN」、または「PIN CODE」と記載がある場合は、パスワードではありませんので、ご注意ください。
- SSIDはご自身で変更することもできます。変更した場合は、変更後のSSIDを使って設定します。
- お使いの無線LAN機器によっては、出荷時パスワードが設定されていない場合があります。詳しくは無線LAN機器に付属されている取扱説明書をご確認ください。
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関連動画:Wi-Fiネットワーク機器の名前とパスワードの確認方法
無線LAN機器のネットワーク名(SSID)と、パスワード(暗号化キーなど)の確認方法を、動画で説明しています。
- * Xperia Tablet SのAndroid 4.0.*の画面で説明しています。
- 手順1でネットワーク名(SSID)とパスワードを確認したら、タブレットのホーム画面上のをタップします。
- アプリ一覧が表示されるので、[設定]アイコンをタップします。
- * [設定]のアイコンが見つからない場合は、画面を左右にフリックして探します。
- 「設定」画面が表示されるので、[Wi-Fi]をONにして、手順1で確認したお使いの無線LAN機器のSSIDをタップします。
- * ここでは例として、[SSID:XXXXXXXX]をタップします。
- 無線LAN機器にパスワード(暗号化キー)が設定されている場合は、パスワードの入力欄が表示されます。設定されているパスワード(暗号化キー)を入力して[接続]ボタンをタップします。
- 接続が完了すると、接続済みの表示に変わります。
画面左下のホームボタンをタップします。
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「認証に問題」と表示されて接続できない場合は、以下をお試しください。
- Wi-Fiを一度OFFにして、再度ONにする
- パスワード(暗号化キー)が間違っている可能性があるため、大文字、小文字、不要なスペースの入力がないかなどに注意し、再度入力し直す
- タブレットを再起動する
- 無線LAN機器を再起動する
上記をお試しいただいてもネットワークに接続できない場合は、「Wi-Fiチェッカー」アプリでWi-Fi接続状況を確認できます。
「Wi-Fiチェッカー」アプリでは、想定される原因と対策を表示することができます。
詳細は以下のページをご参照ください。
以上で、手動で無線LAN機器に接続する手順は終了です。
「ブラウザー」アプリなどのウェブブラウザーでインターネットに接続し、ページが閲覧できることをご確認ください。
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関連動画:Wi-Fiネットワークに接続する方法
Wi-Fiネットワークに接続する方法を、動画で確認できます。
- * Xperia Tablet SのAndroid 4.0.*の画面で説明しています。