「見覚えのない会員登録完了画面が表示される」もしかしたらワンクリック詐欺かもしれません。詐欺の手口の一例や、対処方法をご紹介します。
こんな経験はありませんか?
これらは、実際に利用していないにも関わらず、"サイト使用料"などと称して不当な料金を請求する、通称「ワンクリック詐欺」の可能性があります。
「ワンクリック詐欺」の由来は、一度クリックしただけで詐欺に遭うという意味ですが、最近では「ツークリック」、「スリークリック」で契約内容の同意を求めるなど手法が巧妙化しており、それに伴いお問い合わせも急増しています。
アダルトサイト内にある[無料]、[サンプル]などと書かれた画像や動画をクリックすると、巧みに誘導され複数のページを転々と経由させられます。
注意力が散漫な状態で、ついつい焦ってしまい、急いでクリックしてしまったためにいつの間にか自ら悪質なプログラムをインストールしていた、というのが典型的な例です。
その他にも、アダルトサイトとは、まったく関係のないサイトから誘導され被害に遭うケースもあります。
もし、有料サービスに登録した覚えがない場合は、ウイルスやスパイウェア または、それと同等の悪質なプログラムに 感染してしまった可能性があります。
むやみに、画面上に書かれている連絡先に電話やメールで問い合わせしたり、料金の請求に応じたりすると、さらなる被害につながる恐れがありますので、 絶対に問い合わせを行わないでください。以下の対処方法で悪質なプログラムを取り除いてください。
以下のページの内容に沿って、操作を行ってください。
上記、対処方法を行っても、問題が解決しない場合は、レジストリ情報(Windows内部に保存されている情報)が書き換えられている可能性があります。
レジストリ情報など、不正に変更されたシステム環境はシステムの復元、またはリカバリーを実行することにより正常時の状態に戻すことができます。
必要なデータのバックアップを行った上でシステムの復元、またはリカバリーのいずれかをお試しください。
不特定多数の人が利用する掲示板の書き込みや、動画投稿サイトのコメント欄には、興味をそそられる内容とともにURLが貼られている場合がありますが、
「詐欺サイト」の入り口になっている可能性もあるので、むやみにクリックしないようにしましょう。
リンクで移動した先のページが意図したものと異なるものだった場合は、自分が何らかの罠に誘導されている可能性があります。興味を引かれても、それ以上、先には進まないよう心がけましょう。
普段からセキュリティーソフトでの対策やWindows Update(ウィンドウズアップデート)でパソコンを最新の状態に保っていたとしても、過信は禁物です。なぜなら最終的には人間の操作にかかっているからです。
ワンクリック詐欺にあわないための5ヶ条
インターネットは便利で、いまや生活に欠かせない存在になっていますが、危険な罠も潜んでいることを忘れずに、快適なネットサーフィンを楽しみましょう。
関連する下記ページの情報も、併せてご参照ください。