第4回 検索エンジンを使って調べてみよう!では、検索エンジンの基本的な使いかたをご紹介しました。
検索エンジンでの検索方法には、「キーワード1 キーワード2」といったキーワードの組合せの検索(AND検索)だけではなく、いろいろな検索テクニックがあります。
今回はその中でもよく使われる検索テクニックを3つご紹介します。
検索キーワードを二重引用符(")で囲むと、そのキーワードの語順のままで、完全に一致するページが検索されます。
この検索方法を「フレーズ検索」といいます。
主に、人名、歌詞、その他の有名なフレーズや、ひと続きの文章などを検索したいときに使うことが多いです。
二重引用符(")は、半角で入力します。
入力の方法は、次のとおりです。
ステップ1
半角文字が入力できる状態で、 キーを押しながら キーを押します。
ステップ2
半角の二重引用符(")が入力されます。
それでは例として、検索キーワード「エクセルの便利な関数」で検索した場合の違いを見てみましょう。
■「エクセルの便利な関数」で検索(通常の検索)した場合
「エクセルの便利な関数」という検索キーワードでは、「エクセル」、「便利」、「関数」というキーワードがどこかに入っていれば、検索結果に表示されます。
また、自動的に「Excel」も検索対象になります。
■「"エクセルの便利な関数"」で検索(フレーズ検索)した場合
「エクセルの便利な関数」という検索キーワードと同じキーワードが含まれているページが、検索結果に表示されています。
検索キーワードのすぐ前にマイナス記号(-)を付けると、そのキーワードを含むページを検索結果から除外することができます。
この検索方法を「マイナス検索」といいます。
例えば「パソコン」というキーワードで検索した後に、その検索結果から「通販」と書かれたページを除外したいときには、「パソコン -通販」というキーワードで検索します。
こうすることで、パソコンの通販を行っているページを除外することができます。
マイナス記号は半角で入力し、キーワードの直前に付けます。また、マイナス記号の前にはスペースを入れる必要があります。
マイナス記号の入力方法は次の通りです。
ステップ1
半角文字が入力できる状態で、 キーを押します。
ステップ2
半角のマイナス記号(-)が入力されます。
それでは例として、パソコンの通販を行っているページを除外する場合をご説明します。
まずは「パソコン」というキーワードだけで検索した場合です。
■「パソコン」で検索(通常の検索)した場合
「パソコン」というキーワードで検索した場合、検索結果には、パソコンの通販サイトの情報が多く表示されています。
■「パソコン -通販」で検索(マイナス検索)した場合
今回は、「パソコン」というキーワードで検索したときの検索結果から、通販を行っているページを除外します。
その場合、検索キーワードには「パソコン -通販」と入力します。
「通販」というキーワードが入っていたページが、検索結果から除外されました。
あるキーワードとあるキーワードのどちらか(もしくは両方)を含むページを検索したいときに利用するのが「OR検索」です。
「OR検索」は、キーワードとキーワードの間に半角の「OR」を入れます。
また、「OR」の前後にはスペースを入れます。
例えば、沖縄旅行と北海道旅行の情報を、どちらでもよいので調べたい、というときには、検索キーワードを「沖縄旅行 OR 北海道旅行」と入力し、検索します。
■「沖縄旅行 OR 北海道旅行」で検索(OR検索)した場合
このように、沖縄旅行と北海道旅行の両方に関連する検索結果が表示されます。
今回ご紹介した「フレーズ検索」、「マイナス検索」、「OR検索」を使って、検索エンジンをより効率良く活用しましょう。