第4回 漢字はどうやって入力するの?では、漢字の基本的な入力方法を学習しました。
今回は、目的の漢字に正しく変換されないときの対処法を、次の2つを例に挙げてご紹介します。
それでは順番に学習していきましょう。
文字の変換は、単語ごとではなく、文章を入力して一度に行うこともできます。
その場合、同じ読み方で複数の意味がある同音異義語により、一度で目的の漢字に変換されないことがあります。
今回は「わたしはこうえんにいく」と入力した文章を「私は公園に行く」に変換する手順を例に、同音異義語の訂正方法をご説明します。
ステップ1
ひらがなで「わたしはこうえんにいく」と入力します。
ステップ2
スペースキーを押すと、「私は講演に行く」に変換されます。
ステップ3
現在は「私は」の下に濃い下線が引かれています。この濃い下線が現在変換対象の部分です。
今回は「講演に」を「公園に」に変換しますので、キーボードの「→」キーを一回押して、「講演に」に濃い下線を合わせます。
ステップ4
「講演に」に濃い下線を合わせた状態で、スペースキーを押すと、変換候補一覧が表示されます。
その中から「公園に」を選択し、Enterキーで確定します。
文章を入力して一度に変換する場合、目的とは異なる文節で区切られて変換されることがあります。
今回は「きょうはいしゃにいく」と入力し、「今日歯医者に行く」と変換する手順を例に、文節の区切りが不適切な場合の訂正方法をご説明します。
ステップ1
「きょうはいしゃにいく」と入力します。
ステップ2
スペースキーを押して変換すると、「今日は医者に行く」と、目的とは違う文節の区切りで変換されました。
ステップ3
現在は「今日は」で区切られて変換されていますが、今回は「きょう」で区切ることで、「今日」と「歯医者」に変換する必要があります。
そこで、Shiftキーを押しながら、「←」キーを一度押して、文節の区切りを「きょう」までに修正します。
ステップ4
再度スペースキーを押して、「今日歯医者に行く」と変換します。
漢字の変換は、文章を入力するときには必ず必要です。
実際に入力して、文章の変換方法を練習してみましょう。