Excelで、セルをコピー/切り取りをすると、その場所に点滅する点線が表示されます。
何かほかの操作をしているうちに、この点線は消えてしまいますので、気にしていない方も多いと思います。
一方で、この点線が気になって「この点線を消すにはどうしたらいいのだろう?」という疑問を持っている方も少なからずいるのではないでしょうか。
今回は、この"点滅する点線"をすぐに消す方法をご紹介します。
この"点滅する点線"は、例えば文字を入力する操作を行うと、自動的に解除されます。
しかし、この点線を消すためだけに、毎回不要な文字を入力したりするのは手間もかかりますし、効率的ではありません。
この"点滅する点線"を解除するには、キーボードの「Esc」キーを押すと簡単です。
実際に次の手順で試してみましょう。
"点滅する点線"は、切り取りの操作を行ったときにも表示されますが、切り取りの場合は、貼り付けの操作を行った時点で、点線が解除されます。
一方、コピーをした場合は、貼り付けをしても"点滅する点線"がついたままです。この点線がついている間は、何度でも貼り付けをすることができます(点線が解除されてしまうと、貼り付けはできなくなります)。
コピーをした後に、複数の場所にデータを貼り付ける場合には、"点滅する点線"は解除せずに、続けて貼り付けの操作を行い、これ以上貼り付ける必要がなくなったら、「Esc」キーで点線を解除する、というように、点線を解除する場合と解除しない場合を上手に使い分けるとよいでしょう。
コピーなどの操作は頻繁に行う操作の一つなので、この"点滅する点線"が気になっていた方も多いと思います。
キーボードの「Esc」キーを押すことで意識的に点線を解除することができますので、豆知識として覚えておきましょう。