ウォークマンには、「音声ファイル」再生中、画面上に自作の文章や歌詞を表示する機能があります。
この機能を活用するとウォークマンを以下のように活用できます。
表示させたい文章は同期テキスト(lrcファイル)としてウォークマンに転送する必要があります。
同期テキスト対象機種
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Media Goを使った同期テキストの作成
2013年以降に発売された同期テキスト対応ウォークマンでは、 Media Goを使って同期テキストの作成・転送・表示ができるようになりました。
詳しくは以下をご覧ください。
同期テキストの作成から転送・再生までの流れ
本ページでは音声ファイルweather.mp3のために同期テキストファイルweather.lrcを作成する手順を説明します。
以下のボタンをクリックすると同期テキストファイルweather.lrcのサンプルがダウンロードできます。
手順の確認にご利用ください。
サンプルファイル使用方法
lrcファイルをメモ帳で開く方法については、本ページ、手順内の「一度作成した同期テキストを編集し直したい場合は」をご確認ください。
同期テキストを表示可能なファイル
同期テキストを表示できる音声ファイルの種類は以下のとおりです。
※お使いのウォークマンが再生に対応していない音声ファイルには同期テキストは表示できません。
ウォークマン各機種で再生可能な音楽ファイルについては取扱説明書をご覧ください。
ウォークマンへ転送する音声ファイルについてのご注意
・パソコンから直接、ドラッグアンドドロップで転送した音声ファイル
・「Content Transfer」を使用してウォークマンへ転送した音声ファイル
Windows 10の場合
デスクトップ左下の[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのアプリ]−[Windows アクセサリ]−[メモ帳]をクリックしてください。
Windows 8.1の場合
[アプリ]画面を表示して、[メモ帳]を選択してください。
Windows 7の場合
デスクトップ左下の[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[メモ帳]をクリックしてください。
ウォークマンの画面上に表示したいテキストを、メモ帳に入力してください。
英数字だけでなく日本語も使用できます。
一画面上に表示できる最大文字数は?
手順で入力したテキストの文頭に、テキストを表示させたい時間を半角文字で入力してください。
※ 時間情報には全角文字は使用できません。
時間情報は、[分:秒:1/100秒](2桁)で設定してください。
上記の設定では、音声の再生を始めてから「2秒14」後に「the Kanto region will be」と表示されます。
時間情報の入力について
テキストを入力し終えたら、「同期テキスト」のファイルとして保存してください。
「ファイル」-「名前を付けて保存」を選択してください。
ファイルを保存する場所を選択してください。(右の図では「デスクトップ」を選択しています)。
「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に設定してください。
「文字コード」を「ANSI(Shift-JIS)」または「UTF-8」に設定してください。
「ファイル名」に音声ファイルと同じファイル名称と拡張子を.lrc (半角小文字でどっと える あーる しー)と入力してください。
「保存」をクリックすると、指定した場所に同期テキストファイルが保存されます。
一度作成した同期テキストを編集し直したい場合は
作成した同期テキストファイルを、再び編集したいときは、以下の手順でファイルを開いてください。
同期テキストファイルのアイコンにマウスカーソルを載せて、マウスの右ボタンをクリックしてください。
表示された「右クリックメニュー」から「開く」を選択してください。
「このファイルを開けません」と書かれたダイアログウインドウが表示されたら、「インストールされたプログラムの一覧からプログラムを選択する」を選び、「OK」ボタンを押してください。
「推奨されたプログラム」または「ほかのプログラム」から、「メモ帳」を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。
※ [この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]にチェックをつけると、次回以降は
、
の操作が不要になります。
同期テキストファイルが「メモ帳」で開き、編集ができるようになります。
以上で同期テキストファイルの作成手順は終了です。
続いて同期テキストファイルをウォークマンへ転送・再生します。
microSDカード対応ウォークマンの場合は、転送先の設定を確認してください
NW-A10/A20シリーズ、NW-ZX100をお使いの場合は、ホームメニューから[SDカード設定]-[使用メモリー選択]-[USB接続先メモリー選択]の設定を確認してからパソコンに接続してください。
・ウォークマン本体に転送する場合は、「本体メモリー」を選択します。
・microSDカードに転送する場合は、「SDカード」を選択します。
※ 「SDカード」を選択した場合は、パソコンに接続した際にエクスプローラー上で「WALKMAN」ではなく、SDカード名が表示されますのでご注意ください。
Windows 10の場合
デスクトップ左下の [スタート]ボタンを右クリックして、[エクスプローラ(E)]をクリックしてください。画面の左側のメニューに表示されている「WALKMAN」をクリックしてください。
Windows 8.1の場合
デスクトップ画面の左下にある[(フォルダーアイコン)]をクリックしてください。
表示されたフォルダー画面の左側にあるナビゲーションウィンドウで[PC]、または[コンピューター]をクリックし、「WALKMAN」をダブルクリックして開いてください。
Windows 7の場合
デスクトップ左下の[スタート]−[コンピュータ−](または[マイ コンピュータ])をクリックし、「WALKMAN」をダブルクリックして開いてください。
「WALKMAN」内にある「MUSIC」フォルダを、ダブルクリックして開いてください。
「MUSIC」フォルダ内で、マウスを右クリックしてください。
右クリックメニューが表示されるので、「新規作成」-「フォルダ」を選択してください。
作成された「新しいフォルダ」に任意の名前をつけてください。(ここでは仮に「Language」というフォルダ名にします。)
手順で作成したフォルダ内に、音声ファイルと同期テキストファイルを、それぞれドラッグ・アンド・ドロップし、手順で作成したフォルダを×ボタンで閉じます。
同期テキストファイルの保存場所についてのご注意
同期テキストの転送が完了したら、以下の手順でパソコンからウォークマンを取り外してください。
転送したウインドウを閉じてから、タスクバー上の「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンをクリックすると、「USB大容量記憶装置 - ドライブ(○:)を安全に取り外します」というメッセージが表示されるので、メッセージをクリックしてください。
「このデバイスはコンピュータから安全に取り外すことができます。」というメッセージが表示されたら、ウォークマンをつないでいるUSBケーブルを外すことができます。
以上で、同期テキストファイルの転送は完了です。
「'汎用ボリューム'デバイスを使用中のため、停止できません。」と表示された場合
手順以降で開いた、ウォークマン本体のフォルダが開いたままの場合に、このようなメッセージが表示されます。
フォルダを閉じることで、正常に取り外すことができるようになります。
①ホームメニューから(各種設定)を選択し、「音楽設定」−「歌詞表示」を選択します。
②「オン」、または「オン(再生画面常時表示)」を選択します。
※NW-A30シリーズ、NW-WM1シリーズの場合、本手順は不要です。次の手順に進んでください。
※ウォークマンによっては「オン(再生画面常時表示)」が表示されない場合があります。
※NW-A840シリーズ、NW-S640/S740シリーズは、「歌詞表示」と「語学学習モード」を同時に使用できません。
①「ホームメニュー」−「ミュージック」−「フォルダ」を選択します。
②手順で作成したフォルダを選択し、音声ファイルを再生します。
③ディスプレイ下部に同期テキストが表示されます。
※NW-A30シリーズ、NW-WM1シリーズの場合
①同期テキストを作成した音声ファイルを再生します。
②再生画面の右下にある をタップし、「歌詞表示」をタップします。
③ディスプレイに同期テキストが表示されます。
※表示例
以上で同期テキストファイルの作成・転送・表示手順は終了です。
同期テキスト機能をご利用になる際の注意事項
同期テキストの仕様について
時間情報について
著作権に関するご注意