商品情報・ストアシステムステレオ製品開発者がお宅訪問 USB DAC アンプ「UDA-1」試してもらいました!

製品開発者がお宅訪問 USB DAC アンプ「UDA-1」試してもらいました!

PCやスマートフォンに保存した音源を手軽に、「いい音」で聞きたい!PCやスマートフォンに保存した音源を
手軽に、「いい音」で聞きたい!

楽曲や動画の再生・購入など、PCやスマートフォンはいまやオーディオ機器としても広く使われています。しかし汎用機器であるがゆえに表現力に限界を感じることも……。今回はそんなお悩みを抱える方々のご自宅に、USB DACアンプ「UDA-1」の開発者がお宅訪問。ご自宅のオーディオ環境を診断して改善策を提案し、あわせて開発者みずからがPCやスマートフォンで手軽に高音質が楽しめる「UDA-1」の魅力をお伝えします。

今回ご自宅にお持ちした製品 USB DAC アンプ UDA-1/スピーカーシステム SS-HA3

ホームエンタテインメント&サウンド事業本部「UDA-1」開発リーダー 佐々木 伸治

ホームエンタテインメント&サウンド事業本部「UDA-1」開発 宮本 香純

Case1 “iPhoneから出てくる音が変わった!! ”お手軽・かんたんに「いい音」を楽しみたい!

「スマートフォンやパソコンの音に慣れたけどやっぱり音質は少しものたりない……」「スマートフォンやパソコンの音に慣れたけどやっぱり音質は少しものたりない……」

開発者みずからが「UDA-1」の魅力を知ってもらうためにお客様のお宅に訪問する本企画。一軒目はiPhoneで音楽を聞くことが多いというSさんのお宅にお邪魔しました。

Sさん (30代 会社員)  外ではスマートフォン(iPhone)、お家ではおもにPCで音楽を聞いています。新曲はダウンロードが中心ですね。ダウンロードなら出先でも気になった楽曲をその場ですぐ聞くこともできますし。

Sさん:今まで家で音楽を聞く時はミニコンポを使っていたんですけど、今はPCがメインです。好きな曲がすぐ聞けるスマートフォンに慣れたこともあって、CDを入れ替えるのがおっくうになってしまって(苦笑)。あと、最近はダウンロードで楽曲を購入することがほとんどで、音源をPCで管理することが多いんです。でも、PCのスピーカーを使って聞くと音の響きにもうひとつ満足できないんですよね。「『いい音』のはずなのに、もったいないことしてるなあ」って思っちゃうんです。

宮本:確かにPCで音源を管理している場合、そのPCで再生するのが一番簡単で手軽ですよね。

佐々木:PCで音楽を聴くときはスピーカーとかつないだりしますか?

Sさん:いえ、PCに内蔵のスピーカーで聴いてます。

佐々木:PCだけで音楽を聴いているんですね。オーディオ機器をPCにつなげることで、PCの音はぐんとよくなるんですよ。たとえば“DAC”というものをご存じでしょうか?「UDA-1」はオーディオアンプにデジタル音源データをアナログ信号に変換するDACを内蔵したことで、ふだん使っているPCで透明感のある音を楽しむことができるんです。

ワンポイント

“DAC”(デジタル アナログ コンバーター)の役割“DAC”(デジタル アナログ コンバーター)の役割

CDやMP3、DVDなどに収録されているデジタル音声は、実はそのままではスピーカーやヘッドホンで聞くことができません。デジタル音声を“音”として聞くためにはデジタル信号をアナログに変換する必要があります。“DAC”とはデジタルの音声データをアナログへと変換する機器のことで“Digital Analog Converter” の頭文字をとったものです。0と1で構成されたデジタルデータから歌声や楽器のハーモニーを録音した時そのままに再現するには、変換に高い精度が求められます。

パソコンの中は音質劣化の原因となるノイズでいっぱい。そこでDACアンプの出番!パソコンの中は音質劣化の原因となるノイズでいっぱい。そこでDACアンプの出番!

Sさん:なるほど。信号の変換の精度が音質を左右するんですね。でも、PCも内蔵のスピーカーやヘッドホンで音楽を聞くことができますよね。PCにもDACは搭載されているんですか?

宮本:PCもDACを内蔵しています。ただ、PCの内部は音質劣化の原因となるノイズが多くて、オーディオにとってはあまりよい環境ではないんです。DACや音を増幅するアンプといった回路やパーツも、PC全体の回路構成やスペースの都合もあってオーディオ向けに最適化することが困難なんです。そこでPCの音声データをUSBケーブルを使って「UDA-1」へとデジタルのまま渡して、オーディオに適した環境でアナログ信号へ変換することで、PCのノイズの影響を受けずに音楽を再生することができるんです。

Sさん:へ〜〜(感心)。音にとって最適な環境を用意して音楽のニュアンスを引き出すんですね。

佐々木:MP3などの圧縮音源の音声だけでなくハイレゾ音源の音も「UDA-1」は再生することができるんです。 それでは「UDA-1」をPCに接続して圧縮音源とハイレゾ音源を聞いてみましょうか。

ワンポイント

「UDA-1」導入前/導入後のPCオーディオ環境比較

USB DAC アンプ「UDA-1」はその名のとおり、PCとUSBケーブルで接続するアンプです。PCと接続して、スピーカーをつなぐだけで準備完了! 配線もシンプルで簡単に接続できます。

※ お買い上げ時にはドライバのインストールが必要です (Windowsの場合。Macの場合は不要です)

今まで気づかなかった音が聞こえてくる「UDA-1」と「SS-HA3」の組み合わせ今まで気づかなかった音が聞こえてくる「UDA-1」と「SS-HA3」の組み合わせ

Sさん:(試聴中)……なるほど〜〜。この「UDA-1」と「SS-HA3」を使うと、圧縮音源の音に深みというか幅が出てきたような気がします。こもりがちだった声や楽器の響きが自然になったような。聞き慣れているはずの曲から今まで気づかなかった音がいろいろ聞こえてくるのが楽しいですね!ハイレゾ音源のほうは、音の透明感にくわえて、演奏している場を感じられるというか、目の前でライブ演奏を聴いているような気分になりました。目をつぶるとライブハウスやステージの大きさが想像できるくらい。アナログレコードのような雰囲気と柔らかさがあって温かみを感じます。すごく落ち着いた気分になれます。

あと、PCの使い慣れたメディアプレーヤーがそのまま使えるのもいいですね。特別なことをしなくても、ふだんどおりの操作で「いい音」を聞くことができる。なによりよく聞く曲のプレイリストがそのまま使えるのが便利です。

佐々木:技術の進歩や工夫でPCの音もよくなってきていますが、音はノイズに弱いので、やはり専用の回路や電源を備えたオーディオ専用機器に一日の長があると思います。「UDA-1」に搭載されたDACとアンプの回路を通すことで、PCで再生した音源も、音の透明感や広がりが加わり、高音質で楽しむことができるんです。

「DSEE」でスマートフォンやPCの音がCD品質にグレードアップ!「DSEE」でスマートフォンやPCの音がCD品質にグレードアップ!

宮本:「UDA-1」は、PCの中に入っている音源ファイルだけでなく、動画やゲーム、インターネットでサイマル配信しているラジオも高音質で聞くことができるんですよ。

Sさん:すごい! ラジオで流れている曲がまるでCDのようにクリアに聞こえます。ラジオ特有のサーッというノイズもないし、とても聞きやすいです。朝、ラジオを聞くことが多いのでこれはうれしいですね。

宮本:それでは今度は、お持ちのiPhoneに入っている音源を「UDA-1」で聞いてみませんか?この前面にあるUSB端子にケーブルをつないでiPhoneを接続するだけで準備オーケーです。ケーブルをつないでいるときはiPhoneの充電もできるんですよ。

Sさん:どれどれ?
(試聴中)……ヘッドホンとスピーカーの違いもありますけど、ふだんiPhoneで聞いている感覚とは全然ちがいますね。響きが自然な雰囲気で広がって聞き疲れしない感じがします。

あれ?今、音の雰囲気が変わりましたけど?

佐々木:ソニーが開発した高音質技術「DSEE」をオンにしました。「DSEE」を使うことでスマートフォンやPCに保存しているMP3やAACといった圧縮音源をCDに迫る音質で聞くことができるんですよ。

前面USB端子は、Walkman(NW-ZX1、NW-F880シリーズ)、 Xperia (Z, A, UL, Tablet Z) の再生にも対応しています。

ワンポイント

ソニーの高音質技術「DSEE」とは?ソニーの高音質技術「DSEE」とは?

周波数領域での改善

時間領域での改善

DSEE Digital Sound Enhancement Engine

圧縮音源はファイルサイズを小さくするために高音域や微小な音声信号をカットしています。 「DSEE」は圧縮によって失われがちな高音域や微小な信号を補完することで、圧縮前の音(原音)に近い音を再現します。圧縮率の高いファイルの再生も音質劣化が少なく、聴き疲れのしにくい自然な音で楽しめます。

Sさん:「DSEE」をオンにすると音がふわっと広がりますね。今まで圧縮音源で感じていた小さな箱の中で演奏を聞いているような音の響きがなくなって、ライブハウスで聞いているような雰囲気を味わえます。音の高低や音量は変わらないんですけど、響きが変わることでこんなに曲の雰囲気が変わるんですね。

宮本:スイッチひとつで簡単にオン、オフを切り替えられるので、ぜひ実際に効果を確かめてみて、好みの音で音楽や動画を楽しんでほしいです。

「UDA-1」で、音楽を聞く楽しさを思い出しました「UDA-1」で、音楽を聞く楽しさを思い出しました

Sさん:PCのスピーカーやスマートフォンのヘッドホンではよく聞こえなかった音や隠れていた音が「UDA-1」を通すことで聞こえてきて、10代のころに感じていた、好きな音楽を聞く楽しさとワクワクを思い出しました。

スマートフォンや携帯型プレーヤーで音楽は身近になったと思います。でも、身近になりすぎて、無意識のうちに大好きなはずの曲も移動しながら聞いて、聞き流しておしまいということになりがちだったんですね。「UDA-1」は「いい音」で音楽を聞く楽しさを思い出させてくれました。

そして開発者の2人は次のお宅へと旅立っていった……

Case2 “ハイレゾの真髄に触れた!! ”PCの“音”を劇的にパワーアップしたい!

「最近耳にすることが増えた“ハイレゾ”という単語。どのくらい「いい音」なんだろう?」「最近耳にすることが増えた“ハイレゾ”という単語。どのくらい「いい音」なんだろう?」

二軒目のお宅は、仕事用と私用のPCをお持ちで、私用のPCにはアンプとスピーカーをつないで音楽を聞いているYさんのお宅にお邪魔しました。

Yさん (30代 デザイナー) 長時間PCと向き合う仕事をしていることもあって、音楽や動画は主にPCで楽しんでいます。ゲームもけっこう遊びますね。ハードディスクの故障を何度も経験しているので、音楽はバックアップがしやすい圧縮音源が中心です。

Yさん:近ごろハイレゾ音源という言葉を耳にすることが増えてきました。ざっくりと「情報量が多くてCDより高音質」とは聞いているんですけれども、情報量が多くなるだけで音がよくなるのかな?という疑問もあって、どういうものかイマイチ想像することができないんです。そもそもどうして“ハイレゾ”と言うんですか?

佐々木:ハイレゾ音源とは、44.1kHz/16bitで記録されたCDを超える音源、例えば192kHz/24bitで記録されてた音源のことです。 CDよりもビット数が高く音の周波数帯域が広い、つまり高精細に音を記録・再生できることからハイレゾ(High Resolution)と呼ばれているんですよ。

ワンポイント

ハイレゾ音源とは?ハイレゾ音源とは?

一般的にオーディオ用のデジタル信号は、原音となるアナログ信号を一定時間ごとに標本化(サンプリング)し、それを量子化することで作られます。サンプリング周波数とは、1秒間に何回標本化作業を行うのかを表すもので、単位は「Hz」です。サンプリング周波数が高いほど得られる情報が多くなり精度は上がります。サンプリングされた時点でのアナログ信号レベルをデジタルデータで表現することを量子化と言いますが、どれくらいの精度で読み取るのかをビット数で表しており、単位は「bit」です。bit数が高いほど、原音からより忠実に変換することが可能となります。
サンプリング周波数とbit数それぞれの数値が大きくなるほど、原音の再現性に優れ、微細な音の変化や音の余韻までも表現することが可能となります。

たとえば192kHz/24bitのハイレゾ音源は、常のCDの約7倍もの情報量をもち、さらに人間が音として感知できる音域をはるかに超える96kHzまでの超高音を記録するができます(CDは約22kHzまで記録することが可能)。

Yさん:パネルまで持ってきて説明していただいてありがとうございます(笑)。おかげでよくわかりました。

そういえば、ハイレゾ音源には96kHz/24bit以外にも、DSDというものもあると聞いたことがあります。DSDとはいったい……?

宮本:DSDとはスーパーオーディオCD(SA-CD)で採用された“Direct Stream Digital”という記録方法を使った音源のことです。DSDは音波そのものに近いアナログ的な性格を持っていて、原音に忠実な記録と再生ができるんです。

ハイレゾ音源を聞くために必要なものとは?ハイレゾ音源を聞くために必要なものとは?

Yさん:ハイレゾ音源がCDを超える情報をもっていることはわかりました。ハイレゾを再生するためには何か特別な機器が必要になるんでしょうか?

宮本:ハイレゾ音源を聞くためにはハイレゾ音源に対応したDACが必要になります。今回はハイレゾ音源に対応するUSB DAC アンプ「UDA-1」と、ハイレゾ音源の再生に最適に設計されたスピーカーシステム「SS-HA3」をお持ちしました!

Yさん:今まで使っていたスピーカーは使えないんですか?

佐々木:もちろん今まで使っていたスピーカーでもハイレゾ音源は聴けますが、ハイレゾ音源の再生に最適に設計されたスピーカーならよりハイレゾ音源のもつ高精細な音を感じることができます。ちなみに、ハイレゾ音源のデータは主に「mora」などの音楽配信サイトから購入、ダウンロードできますよ。

Yさん:なるほど。PCとつながる「UDA-1」ならハイレゾ音源の購入、保存・管理、再生をシームレスに実行できますね。

佐々木:そうなんです。そして「UDA-1」は192kHz/32bitまでのPCM音源のほか、2.8MHzと5.6MHzのDSD形式の音源の再生にも対応しています。現在聞くことができるほぼすべてのハイレゾ音源を再生できるので、音源の種類の壁を越えて聞きたい楽曲に触れることができますよ。では、ハイレゾの楽曲を聞いてみましょう!

今まで気づかなかった音が聞こえてくる「UDA-1」と「SS-HA3」の組み合わせ今まで気づかなかった音が聞こえてくる「UDA-1」と「SS-HA3」の組み合わせ

Yさん:(試聴中)……アコースティック系の楽器の響きやライブ盤の音源がすごく楽しいですね!音の透明感ということではCDも十分なんだけど、ハイレゾ音源ではこの透明感がさらに高まって、しかも横と奥行きの空間の広さを感じることができます。ライブ会場全体を見渡すような見通しのよさがあって、思わず「おっ!」となるようなすごい臨場感です。

DSD音源は音の消え際の余韻がすごくキレイで、目の前で生演奏を聴いているような感じがイイですね。ひと言でハイレゾ音源と言っても、それぞれに違いがあるんですね。ビックリしました。DSDのライブ盤は目を閉じると空気感というかライブ会場独特の雰囲気まで感じられるような。大げさではなく、本当にそれくらいの臨場感がありますよね。

佐々木:ハイレゾ音源だとライブ会場の空気感を感じることができる原動力のひとつと言われているのが、20kHzを超える超高音域の音なんです。一般に人間が知覚できる音の限界は20kHz程度と言われていますが、実際のライブ会場では人間の耳で聞こえる音のほかに、超高音域の音波も発生していて、その空気の振動を肌や皮ふで感じることが空気感の源になっている、と言われています。

Yさん:ほ〜、耳に聞こえる音だけが音ではないんですね。すごい。もっといろいろなハイレゾ音源を聞いてみたいんですが、ハイレゾ音源は録音にも対応機材が必要になるんですよね?ということはハイレゾで聞けるのは最新の音源だけで、古い音源はハイレゾで聴くことはできないんですか?

佐々木:録音環境にもよりますが古い音源もハイレゾ音源化することが可能です。実際に「mora」は古い音源もたくさんハイレゾで配信しています。とくにアナログ録音された音源は20kHz以上の超高音域情報が記録されていることが多く、過去の名演奏や名盤はハイレゾ音源にしやすいんです。「UDA-1」と「SS-HA3」を使えばハイレゾで当時のライブ感をふたたび味わえるだけでなく、再生環境の進化で、ノイズに埋もれてかつては聞くことのできなかった、かすかな音の響きの変化も聞くことができるかもしれませんね。

ハイレゾ音源のすごさをハッキリと体感できましたハイレゾ音源のすごさをハッキリと体感できました

Yさん:最初はハイレゾ音源に半信半疑なところもあったので、「UDA-1」と「SS-HA3」の組み合わせでハイレゾ音源の臨場感を体験できたのはすばらしい体験でした。ハイレゾ音源が再生されると、目の前でアーティストが生演奏をしているような感じがして、スピーカーを中心に演奏している空間がすーっと広がっていくのを感じます。曲を聞くごとに、もう、ぐいぐいハイレゾと音楽の世界に引きこまれていきました。

再びPCオーディオの素晴らしさを伝えた開発者の2人、彼らの旅路は続いていく……

PCとUSB接続(*)して、想像を超えた高音質空間へ USB DACアンプ UDA-1 * 専用ドライバーのインストールが必要です。また、専用ドライバーのインストールには、PCからのインターネット接続環境が必要です

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