type Zの筐体にはカーボン素材を採用。カーボンは繊維質であり伸びないため、非常に加工しにくい素材ですが、加工技術の進歩により、従来に比べ筐体の堅牢性がさらに向上しました。底面は2辺折り、天板は5層から6層構造に強化しています。
また、持ち運び時のアクシデントなどモバイル環境におけるさまざまなシーンを想定して、徹底した品質試験を実施。落下・衝撃試験、振動試験、温度特性試験など過酷な条件下での試験を繰り返し、厳しい検査基準をクリアしたものだけをお客様のもとにお届けしています。
クーリングユニットの冷却効率を改善することにより、従来の同型モデルと比べて静音化を実現しました(*)。従来、静音化への取り組みは音量を下げることのみに注力していましたが、type Zでは音質にまでこだわり、人が不快に感じる周波数の音を低減。動作音によるストレスを感じさせない、快適な使用環境を提供します。
16:9のワイド画面をより有効に活用していただくために、拡張デスクトップのセットアップを手軽にするユーティリティーソフトウェア「VAIO プレゼンテーション サポート」を搭載。キーボード上のS1ボタンで起動し、細かな設定をすることなくマルチモニター機能などを使用できます。たとえば、プレゼンテーション時にプロジェクターに映らない領域を使ってメモ帳でメモをとったり、複数の作業を効率的に行うことが可能。ビジネスやプライベートなど、さまざまなシーンで活躍します。
〈ブラビア〉などのHDMI対応テレビと接続して映像を楽しむ際に便利な「HDMI解像度設定機能」を搭載しています。HDMI端子で接続すると、バルーンとともにタスクトレイにアイコンを表示。設定画面を開いて、指示に従って選択していくだけで、簡単に解像度を設定できます。一度設定した内容は保存され、次回以降は自動的に選択されます(*)。
落下時のG(加速度)や振動など、本体の異常な動きをセンサーが感知。ハードディスクの磁気ヘッドを退避させてディスク面の破損を防ぎ、大切なデータを保護します。
センサーを指でなぞるだけのシンプルな操作で、「パワーオン・パスワード」、「ハードディスク・パスワード」、「Windowsログイン・パスワード」までを一気に解除。シンプルな操作で個人認証ができ、電源ONから本体起動、OS起動、使用開始までのパスワード入力のわずらわしさを解消します。また、ログイン以外にも、スリープ・休止状態やスクリーンセーバーからの復帰、ユーザーデータの暗号化保存やパスワードバンクとしても利用可能です。
業界団体TCG(*1)の仕様に準拠した、TPM(*2)セキュリティーチップを搭載。高いセキュリティー水準で、ハードディスク内の重要なファイルやデータを暗号化できます。通常のPCとは異なり、データと暗号カギを分散して保持(下図参照)。これにより、ハードディスクが取り外され別のPCに取り付けられても、データの読みだしは困難です。TPMセキュリティーチップでは辞書攻撃防御機能が追加されています。
毎日の暮らしを便利にする「FeliCa(フェリカ)」対応リーダー/ライター「FeliCaポート」を搭載。
「Edy(エディ)カード」や「eLIOカード」、「おサイフケータイ」などをかざすだけで、スマート&スピーディーに、気軽にインターネットショッピングが楽しめます。
また、入金や、乗車履歴のチェックも行えます。
Bluetooth対応の関連製品と組みあわせで、VAIOがもっと便利になります。
レシーバーなしで通信できる別売のBluetooth レーザーマウスと組み合わせれば、ケーブルに煩わされることなく、マウスの操作ができます。
別売のBluetooth ヘッドセットを使用すれば、テレビ電話をするときに、ハンズフリーで会話ができます。
さらに、Bluetooth対応の携帯電話とつないでデータをやりとりするなど、さまざまな楽しみが広がります。