『VPL-VW85』に搭載の「アドバンストアイリス3」、「SXRD」光学ユニット内の漏れ光を徹底的に低減する「特殊フィルターと光学補償板」を備え、コントラスト比60,000:1(*)を実現。映像シーンの明暗を検知・処理するアルゴリズムで、アイリス(絞り)を連動開閉し、同時に電気的な映像の補正を施すことにより、明るい映像はより明るく、暗いシーンはより濃密な黒を美しく表現し、自然で豊かな階調表現を得ることが可能です。
本機では、プロジェクターの調整機能として使用頻度の高い「シャープネス・明るさ・コントラスト」を直接調整できるダイレクトキーを配置しました。また、新たにHDMIケーブルで接続された対応機器間でHDMIコントロール信号を使用して〈ブラビア〉ビデオプロジェクターのリモコンで連動操作できるブラビアリンク対応の新リモコンを採用。操作しやすいように、選択ボタンを大きくしながら、リモコン本体はスリムなデザインを実現しました。さらに、暗い視聴環境下でも視認できるよう、ブルーバックライトを搭載しています。
冷却のエアフローシステムを最適化したことで、ファンの低回転化を実現。風切り音と駆動振動を低減しました。また、ランプ冷却については、エアフローをストレート化し、低風量で冷却できるランプハウジングによりファンノイズを約22dB(*)まで低減しました。これにより、静寂な映画のシーンを充分に堪能できる静音設計を実現しました。
『VPL-HW15』では、『VPL-VW85』で技術開発した「アドバンストアイリス3」を含む高コントラスト化技術と光学ユニット技術の一部を踏襲しています。また、高い解像度を再現可能な1.6倍手動ズーム搭載の大口径レンズ“ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ”や、プロジェクター用に開発した高画質回路『ブラビアエンジン2』も採用し、より鮮明で高画質な映像を大画面に投影できます。また画質調整については、ガンマモードを従来の4モードから7モードに増やし、ユーザーの好みにあわせた、より詳細な調整が可能になりました。