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VPL-VW50
ビデオプロジェクター

VPL-VW50

商品の特長

「SXRD」は解像度・コントラスト・応答速度に優れるソニー独自の反射型液晶ディスプレイデバイスです。0.61型のシリコン基板上に、フルHD1,920×1,080(207万画素)の固定画素を構成、画素間スペース0.35μmの実現により、メッシュ感のないフィルムのようになめらかな映像を実現しています。また、従来のデバイスよりも薄い2μm以下の液晶セル厚、および垂直配向技術により、液晶デバイスで5,000:1以上という高いデバイスコントラストを実現するとともに、2.5msec(*)以下という高速応答速度を実現しました。

パネル図
パネル図
  • *立上がり、立下りそれぞれにおいて

シネフィルムの持つ豊かな情報量を余すところなく再現するため、0.61型のソニー製ディスプレイパネル「SXRD」をVPL-VW50に採用しました。対角0.61型のシリコン基板上に画素間スペース0.35μmを実現、207万個の画素を配列し、液晶セル厚を2μm以下にしました。結果、より精細で滑らかな映像を再現することができます。そして従来型の「TN(Twisted Nematic)」液晶ではなく、薄着セル厚でも良好な駆動特性が得られるソニー独自仕様の「垂直配向液晶材料」を採用することにより、15000:1(*)の高いセットコントラストと2.5ミリ秒(立上り・立下りそれぞれ)の高速応答速度も実現。動きの早いアクション映画のワンシーンもよりくっきりと精細な映像を再現することが可能です。

また、本機ではR(赤)、G(緑)、B(青)各色を液晶パネルで映像を作り、再度合成して映しだす「3SXRD方式」を採用しているので、色再現性が高く、目に優しい自然な映像を再現します。この「3SXRD方式」で総画素数約622万画素を実現、フルHDフォーマット(1,920×1,080ドット)へ対応すると共に、画素間スペース0.35μmと反射型パネルの特長により、メッシュ感のない高密度な画像を実現しています。さらに、高いコントラストレベルと最暗部に至るまで低ノイズを維持できるドライブ回路により濃密な黒再現を実現し、シネマフィルムの滑らかな質感の表現を可能としています。

  • *アドバンスト アイリスオートモード選択時。プロジェクター本体の設定及び入力する映像により変化します。

新開発の200W「高圧水銀ランプ」と独自の光学エンジンによる光の高出力化により明るい映像を実現し、今まで再現が難しかった、白や赤の色表現能力を向上させ、忠実な色を再現します。従来、キセノンランプでしか実現できなかった色の再現性に一層近づけることにより、映像全体をより引き締まったものにします。

高圧水銀ランプ
高圧水銀ランプ

本機に搭載する「SXRD」に併せた新開発の「アドバンスト アイリス2」の効果により、セットコントラスト15,000:1(*)を実現。シーンの明暗に合わせて、アイリス(絞り)が連動して開閉し、かつ同時に電気的な補正をほどこすことにより、明るい映像はより明るく、暗いシーンはより濃密な黒を美しく表現することができ、非常に高いコントラストを得ることが可能です。また従来の「アドバンスト アイリス」に対して、Auto1、Auto2、Off、マニュアルと大きく4つのモードを持たせた「アドバンスト アイリス2」の開発により更なる画質調整の範囲を広げました。Auto1、2ではアイリスの可動速度を「通常/早い/遅い」を設けることにより、視聴する映像に合わせて選択できるようにしました。マニュアルでは入力信号を問わず、100段階から選択したアイリス(絞り)で設定値を固定した状態にすることができます。

アドバンスト・アイリス機構
アドバンスト・アイリス機構
  • *アドバンスト アイリスオート1選択時。プロジェクター本体の設定及び入力する映像により変化します。

投射レンズにはフルHD(1,920×1,080ピクセル)映像の高い解像度を再現可能な大口径レンズ“ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ”を採用し、画面のすみずみまでキレのある映像を実現しています。アルミの鏡筒に12群16枚のガラスレンズを収納、全てのレンズに前面マルチ反射防止処理コーティングを施し非常に高い解像度を実現しました。100型ワイド画面で、約3.1-5.3m(約1.8倍)の投射範囲をカバーできるレンズのため、設置環境にあった投射が可能です。投影スクリーンサイズは40型から300型まで対応しています。

大自然の映像や息を呑むような重厚なサスペンスシーン。そんな静寂シーンで気になるのがプロジェクターのファンノイズです。そのファンノイズを極限まで低くするべく、新開発したソニー独自の低ノイズのファン、およびエアーダクト構造を採用。静寂なシーンでもプロジェクターのファンノイズを気にすることなく、シーンを十分に堪能できます。

キセノンランプに比べ低発熱量の「高圧水銀ランプ」を搭載し、最適な部品サイズの見直しや配置を新規設計することにより、本体をコンパクト化しました。また、新開発、前面排気・背面吸気エアーダクト構造により、設置環境の制限を減らし、設置場所の自由度を広げました。

接続にはPC入力に対応したHDMI入力を2系統搭載し、拡大していくフルハイビジョンの再生機器やゲーム機、ビデオカメラ等のデジタル機器の複数接続を可能にしました。またビデオ入力、コンポーネント入力、アナログRGBやPC接続のD-sub15ピン入力端子も各1系統ずつ装備しています。

概観をさまざまな天井に合わせられるように天面をパールホワイトに。圧迫感を低減するために曲線を意識したデザインに仕上げました。天吊・床置きなど、設置方法を問わず、違和感のあまりない、スタイリッシュな設置ができます。