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VPL-VW95ES
ビデオプロジェクター

VPL-VW95ES

商品の特長

シングルオプティカルエンジン搭載による、高画質な3Dホームプロジェクター

劇場用の3Dデジタルシネマプロジェクターに使われている「SXRD」。VPL-VW95ESでは、この「SXRD」の技術を継承。映画館で上映されている大画面での高画質3D映像がご家庭で楽しめます。

240Hzパネル駆動の「SXRD」技術に加え、高精度なランプ制御技術を採用し、より高輝度でくっきりとした3D映像を実現

240Hzパネル駆動の「SXRD」フルHDパネル(*) を搭載し、映像のライティングスピードを2倍に向上。左・右目用それぞれの映像を2回繰り返し描画し、左目用、右目用の映像が混ざらない状態で3Dメガネのシャッターを開けることが可能になり、3D特有のクロストーク現象を極限まで低減しました。さらにVPL-VW95ESでは、ソニー独自の新たなランプ制御技術を採用。映像を書き替えているときはランプ出力を抑え、書き替えが完了したとき(3Dメガネのシャッターオープン時)にランプ出力を高めることで、いちだんと明るく、くっきりとした3D映像を再現します。

  • * 水平1,920×垂直1,080画素

2D専用と3D専用、それぞれを独立させた新たなピクチャーモードを採用

2Dと3Dのコンテンツでは、もともと画づくりが異なっています。3D映像では液晶駆動のメガネをかけて視聴しますが、液晶が駆動することでカラーバランスが変化し、修正が必要になります。また、3Dと2Dはダイナミックレンジの違いがあるため、基本的な画づくりの構成も異なります。VPL-VW95ESでは、2D専用/3D専用のそれぞれ独立したピクチャーモードを用意。2D/3Dともに、楽しみたいコンテンツに合わせ最適な画質を提供します。

3つのシネマモードをはじめ「9種類のピクチャーモード」搭載

映画ならではの映像を堪能するために3つのシネマモードを搭載。さらに、リアルな臨場感を体感できるゲームモードや写真を美しく再現するフォトモードなど、全部で9種類のピクチャーモードを備えました。

■シネマ1: フィルム本来がもつなめらかさ、発色性、ダイナミックレンジ感、色再現性を徹底的に追求したモード。映画製作に使われるフィルムの中で高彩度かつ、色再現性がもっとも良いフィルムをリファレンスとした最高画質を提供します。
■シネマ2: ソニーのもつデジタルシネマの画質をリファレンスとしたモード。デジタルシネマの特徴である赤色再現や黒の階調表現を存分に楽しめます。
■シネマ3: 映画編集時にリファレンスとして使われるソニーのプロフェッショナルモニター画質を忠実に再現したモードです。
■ゲーム: 操作と画面上の動きの遅延を最大限に防止し、リアルな臨場感を演出するゲームに最適なモードです。
■フォト: 写真ならではの繊細な質感や色合いを忠実かつ高品位に表現します。
■ダイナミック: いちだんと明るく、コントラスト感のある映像を再現します。
■スタンダード: 音楽ライブやオペラなどのビデオ素材の動画に最適なモードです。
■ユーザー1、2: お好みの画質に調整し、設定ができます。

セットコントラスト比150,000:1(*1) を実現した120Hzハイフレームレート対応フルHDパネル(*2)「SXRD」

映画のならではの映像をありのままに再現するために。ソニーが独自に開発したフルHDパネル(*2)「SXRD(Silicon X-tal(*3)Reflective Display)」を搭載。独自の垂直配向液晶技術や高度なパネル化プロセス技術の確立により、高輝度はもちろん、高コントラスト、2.0msec(ミリ秒)(*4) 高速応答速度を達成しました。さらに、この「SXRD」の液晶駆動を従来比2倍に向上させ、120Hzハイフレームレート表示を実現。パネル自体がもつ高速応答と合わせ、残像感のきわめて少ない、高精細な映像表現を可能にしました。

また、VPL-VW95ESは、液晶パネルの視野角特性を改善する高性能フィルター群を新たに採用し、パネル反射時に発生する光漏れを大幅に低減。光学部品も「SXRD」に合わせ最適化を図り、フィルター通過時に発生する光漏れも軽減しました。加えて、液晶パネルに固着したハイコントラストプレートも改良するなど、より効果的に光を液晶パネルに伝えることや「アドバンストアイリス3」、0.2μm画素間構造により、最大150,000:1(*1) の高コントラスト比を実現しました。ガンマモードも11モード(切を含む)とし、お好みの画質で映像をお楽しみいただけます。

  • *1 プロジェクター本体の設定により異なります
    *2 水平1,920×垂直1,080 画素
    *3 「X-tal」は「crystal」の意味
    *4 立ち上がり、立ち下がりそれぞれにおいて

映像の奥行きや、被写体の質感や立体感をリアルに再現。高コントラスト比を実現する「アドバンストアイリス3」

映画の映像を忠実に再現するためには、さまざまなシーンでの映像表現力が重要になります。「アドバンストアイリス3」では、映像の白から黒への比率を識別してアイリスを絞ることで、ランプからの光量を映像に合わせ適切に調整します。たとえば、光量を下げた場合でも、ピーク輝度を電気処理により、もとの白ピークレベルまで補正。また、この電気処理により、さらに深い黒を再現でき、ダイナミックレンジを拡大しました。また、高いコントラスト性能を持つ「SXRD」フルHDパネル(*)や「ハイコントラストプレート」などの組み合わせにより、高コントラスト比を実現。暗いシーンの多い映画では黒の階調を豊かに表現でき、被写体の立体感やディテール、そして映像の奥行き感をリアルに描きだします。また、映画のジャンルや映像ソースによってオート1/オート2/マニュアル/オフ、という4つのモードを選択可能。マニュアルでは、手動でアイリスを細かく調整できます。

  • * 水平1,920×垂直1,080 画素
    ※ 「アドバンストアイリス3」は3Dではお使いになれません

モーションエンハンサーとフィルムプロジェクション、2つの機能をもつ「モーションフロー」を搭載

液晶技術「モーションフロー」には、映画やテレビ放送の映像を1秒間120コマで表現し、なめらかな動きを再現するモーションエンハンサー機能と、残像感を低減するフィルムプロジェクション機能の2つがあります。120Hzハイフレームレート対応の「SXRD」と相まって、映画をはじめ、スポーツなどの動きの速い映像をくっきり、なめらかに表現します。また、120Hz ハイフレームレート対応の「SXRD」は、1秒間240コマの映像をつくりだすことができる240Hzの液晶駆動方式を採用。VPL-VW95ESでは、高品位な3D 映像を実現し、3D コンテンツを迫力ある大画面で楽しめます。

動きの速いシーンをなめらかに再現。1秒間60コマの映像を120コマに変換する、モーションエンハンサー機能

■撮像時の「ぼやけ」を改善するIB リダクション機能:1/60 秒(60i)や1/24 秒(24p)ごとに連続する静止画を撮影するカメラでは、その間(1/60秒間や1/24秒間)に被写体が動いている場合、映像に「ぼやけ」が生じます。IBリダクション機能は、その「ぼやけ」を検知し補正する技術です。VPL-VW95ESでは、この補正後の映像をもとに補完映像をつくりだす処理を行うため、よりくっきりとした映像を再現できます。

■1秒間60コマの映像を120コマで再現:モーションエンハンサーでは、映しだされる映像の動き、スピードを分析。ソニーが映像機器の開発の中で培った独自のアルゴリズムで、精度の高い補完映像を新たに60コマつくりだし、通常1秒間60コマの映像を120コマで再現します。さらに、縦、横、斜め、すべての動きの緻密な検知と映像処理に加え、ハイフレームレート対応の「SXRD」の採用により、動きの速い映像をくっきり、なめらかに表現します。

■映画の1秒間24コマの映像も、いっそうなめらかに表現:映画など1秒間24コマで撮影された映像では、動きの情報量が足りず映像がなめらかにつながらないことがあります。モーションエンハンサー機能では、1秒間24コマの映像の1 コマあたりに3コマの補完映像をつくりだし、1秒間96コマの映像で再現。動きの激しいアクションシーンなども、なめらかな映像で映しだします。

  • ※ 24p ダイレクト入力の場合

約500とおりの調整が可能な「11種類のガンマモード」

従来の3管式プロジェクターの画質調整機能を継承し、より高度な画質チューニングを可能にするために。VPL-VW95ESでは、11種類( 10種類+OFF)の多彩なガンマモードを搭載(*)。しかも、これまで3段階だった黒補正調整機能を±3ポイントの7段階調整に強化。同じ補正段階に対応した白補正調整機能も追加しました。これにより、約500とおりの調整が可能に。楽しみたい映像ソフトや部屋の視聴環境に合わせて画質をきめ細かく、つくり込むことができます。    

◎11種類のガンマモード
■ガンマ1-4:映像の明るさが「明⇔暗」で定量的に変化していきます。
■ガンマ5:映像の暗い部分を明るくし、階調表現が豊かになります。
■ガンマ6:明暗をやや強調した画質になります。
■ガンマ7:明暗を「ガンマ6」より強調した画質になります。
■ガンマ8:フィルムのガンマカーブに準じた設定になります。
■ガンマ9:「ガンマ8」よりも黒側の階調表現が豊かになります。
■ガンマ10:デジタルカメラの静止画のガンマカーブに準じた設定になります。
■切:ガンマ補正の入っていないモードになります。

ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ搭載でくっきりとした映像を再現

投射レンズにはフルHD(1,920×1,080ピクセル)映像の高い解像度を再現可能な1.6倍『電動』ズーム搭載の大口径レンズ“ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ”を搭載、画面の隅々までキレのある映像を実現しています。アルミの鏡筒にガラスレンズを収納、全てのレンズに前面マルチ反射防止処理コーティングを施し非常に高い解像度を実現しました。さらに、フレキシブルな設置を可能にする『電動』レンズシフト機能(上下65%、左右25%)も搭載し、キレのある映像を保ちつつも、幅広い設置環境に合わせた投射が可能です。

かんたんにシネマスコープサイズを視聴できる「ピクチャーポジション」

多くの映画は、シネマスコープ比( 2.35:1)でフィルム化されています。映画館と同じような臨場感を味わうなら、シネマスコープサイズでの視聴が最適といえます。しかし、シネマスコープサイズのスクリーンをお持ちでも、プロジェクターの映像をシネマスコープ比で投影するには、高価なアナモフィックレンズを使用したり、レンズ・ズーム・シフトを使ってサイズや位置を毎回調整する必要がありました。VPL-VW95ESでは「ピクチャーポジション」を搭載し、シネマスコープサイズをかんたんに設定して記憶させることが可能に。さらに、通常の16:9やビスタサイズなど、最大5つの画面サイズをメモリーでき、リモコンですぐに呼びだせます。

「3Dシンクロトランスミッター」内蔵

3Dメガネのレンズシャッター開閉を同期させる3Dシンクロトランスミッターを、プロジェクター本体のレンズ周辺部に内蔵(*)。スクリーンから約5m以内の視聴距離であれば、シンクロ信号をスクリーンに反射させて同期させることが可能です。 

  • * スクリーンからプロジェクターのレンズ先端までの設置推奨距離は約5mです

レンズをほこりから守る「電動レンズシャッター」

電源のON/OFF時に自動開閉するレンズシャッター機能を搭載。レンズをキズやほこりから守り、使わないときにはスタイリッシュなたたずまいを演出します。

プロジェクター専用の新3Dメガネ

さらなる軽量化により、心地よい装着感を実現しました。フレームには光の反射や映像の映りこみを極力抑えるデザインと素材を採用。また、レンズとプロジェクター用の偏光フィルターも一体化しました。USB経由で充電が可能です。

3Dボタンを配置。使いやすい付属リモコン

付属リモコンには、3Dソフトをすぐに楽しめるよう「3Dボタン」を搭載。豊富なピクチャーモードもボタンひとつで切り替えられます。リモコン本体もスリムなデザインにすることで操作性を向上させました。