ZV-1 IIは、コンパクトでどこにでも持ち運びしやすいボディに、超広角18mmからの約2.5倍ワイドズームレンズを搭載した、レンズ一体型デジタルカメラです。有効約2010万画素(*)のメモリー一体1.0型積層型CMOSイメージセンサーExmor RS(R)を搭載し、高い解像性能、高感度性能を誇ります。明るいズームレンズは多くの光を取り込み、自撮りから風景までダイナミックに撮影可能。一眼カメラαシリーズで培ってきた画像処理のノウハウで、ディテールを損なわずノイズを低減したり、人物の柔らかな肌の質感や風景の自然な階調を再現するのも得意です。
ズーム倍率約2.5倍の18-50mm(*)のワイドズームレンズを搭載。人の目より広い超広角18mm(*)なら、グループでの自撮りや旅先でしっかり背景を入れた撮影が可能です。狭い室内を広く撮影する場合や、撮影ポジションにより風景や街並みや高いビルをよりダイナミックに強調したりと、動画・静止画ともに多くのシーンで活躍します。また、望遠側50mm(*)は日常のスナップや人物撮影に最適です。さらに、開放F値は広角側でF1.8、望遠側でF4.0と、背景をぼかした撮影も可能です。Vlog用に新開発した、ZEISS(R)Vario-Sonnar T* 18-50mm(*)F1.8-4.0ズームレンズは、ズーム全域でシャープな描写が可能。9群9枚のうち非球面レンズは5枚、うち1枚は高度非球面AA(advanced aspherical)レンズを採用しています。T*コーティングが、フレアやゴーストの発生を抑えクリアな描写を実現しています。絞り羽根7枚の円形絞りユニットも搭載。
レンズ先端からの撮影距離は、広角側なら約5cm、望遠側なら約15cmと、テーブルの上の料理やペットにもぐっと寄って撮影することができます。広角側なら周辺の様子もダイナミックに映しこめるので、魅力的な映像で差をつけることができます。
ISO感度は静止画、動画撮影時ともに125から12800と幅広く設定が可能で、薄暗い場所でも、カメラがノイズを抑えシャープに記録します。また、明るいシーンで露出を自在に操れる「NDフィルター」を内蔵。絞り値にして3段分、1/8の光量まで調整できます。スローシャッターでの撮影が多い動画撮影においては光量が多い場所での表現の幅が広がります。静止画撮影では高速シャッターと組み合わせて、明るい場所での絞り開放撮影などに活躍します。
18-50mm(*)の光学ズームに加えて、「超解像ズーム」機能も搭載。超解像ズームをONにすれば、画質の劣化を抑えながらスムーズに拡大して撮影できます。動画撮影時のズーム倍率は、4K動画なら約1.5倍、フルHDなら約2倍です。カメラのズームレバー、画面上のタッチアイコンだけでなく、別売のシューティンググリップGP-VPT2BT(シューティンググリップキット ZV-1M2Gには同梱)やモバイルアプリケーション「Creators' App」などからも手軽にズーム操作できます。
コンパクトなボディに一般的なスマートフォンよりサイズが大きく、集光効率を高める裏面照射技術を採用した、有効約2010万画素(*)のメモリー一体1.0型積層型Exmor RS(R)CMOSセンサーを搭載。高い解像性能、高感度性能を誇ります。また、高速信号処理回路を画素領域と別の層に配置できる「積層構造」の採用により、高速データ読み出しを実現。最高1/32000秒のアンチディストーションシャッターなど、従来のセンサーでは実現できない高機能を実現しています。さらに、おまかせオート時には大型センサーの特長を生かし、主役が引き立つようカメラが背景ぼけを自動で制御します。
高速処理性能を実現した、画像処理エンジンBIONZ Xを搭載。ディテールリプロダクション技術・回折低減処理・エリア分割ノイズリダクションなど、αで培ってきた画像処理のノウハウで、被写体の質感をディテール豊かに、より鮮やかに記録します。また、暗部の解像性能のノイズの粒状表現をコントロールすることで、高感度撮影時もシャドー部の解像性能に優れ、ノイズを抑えながら質感を損ないません。高感度を必要とするスピード撮影においても、高い質感表現で高画質に描き出します。
高性能な像面位相差AFセンサーを搭載し、動画撮影にも対応した「ファストハイブリッドAFシステム」により、静止画・動画撮影中もカメラがピントを正確に合わせ続けます。シビアなピント合わせが求められる高精細4K動画撮影でも、安心してカメラまかせで撮影ができます。また、「タッチトラッキング」機能により、液晶モニター上でピントを合わせたい被写体にタッチすれば、狙った被写体をスムーズに追尾。静止画・動画ともに「リアルタイム瞳AF」を使えば、画面内の人物や、新たに動画撮影時の検出にも対応した動物(*)の瞳を認識して追い続けます。撮影時のタッチ機能は、ピントを合わせる位置を指定する「タッチフォーカス」、被写体を選択してトラッキングを開始する「タッチトラッキング」、静止画撮影時タッチした場所にピントを合わせて撮影する「タッチシャッター」からあらかじめ選択可能。
さらに、動画撮影時のピント合わせの速度を選べる「AFトランジション設定」や、被写体の動きや状況に合わせてピントの粘り具合を選べる「AF乗り移り感度」にも対応し、撮影シーンや撮影者の表現意図に合わせたフォーカシングを実現します。静止画撮影時はAF/AE追随 最高約24コマ/秒(Hi時)の高速連写が可能。RAW撮影にも対応し、動画撮影だけでなく静止画撮影でも活躍します。
ZV-1 IIなら、人物の肌を生き生きと描写することが可能。動画と静止画それぞれに合わせて肌の色あいを最適化し、自撮り撮影でも被写体の肌をより印象的に写せます。常に明るさをキープする「顔優先AE」機能や、肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果」などの機能を搭載しています。
屋外で自撮りをしながら、日なたから日陰に移動をしたりすると顔が暗く映りがちです。ZV-1 IIなら、「顔優先AE」機能が自動で顔を瞬時に検出し、露出を調整して顔の明るさを最適にします。また、撮影中に一時的に顔が見えなくなった場合には、周囲の明るさに合わせて露出はゆるやかに変化します。
事前に設定することで、タッチした場所の明るさを基準に自動で露出を設定できます。また、タッチしたときに表示される明るさ調整バーを動かして、明るさの微調整を行うことができます(*)。
年齢や性別などに関係なく、人物の肌を生き生きと描写可能。動画と静止画それぞれに合わせて肌の色あいを最適化し、自撮り撮影でも被写体の肌をより印象的に写せます。肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果」機能(*)は、顔の小じわやシミ、くすみなどを目立たなくし、目や口もとにメリハリをつけて肌をキレイに撮影できます。美肌効果はレベルに応じて、OFF / LO / MID / HIの4つの設定から選択可能です。