小型・軽量なカメラながら、本格的な動画撮影にも対応。XAVC Sフォーマットで、4Kなら30pと24p、フルHDならば120p/60p/30p/24pが選択できます。また、撮影後の編集を前提としたS-Log3のガンマカーブや、S-Gamut3.Cineのカラーモードでの撮影もできるため、ソニーのCinema Lineカメラやαシリーズなどの上位モデルのカメラと一緒にマルチカメラ撮影に用いることもできます。もちろん、低ビットレートの動画を同時に記録する「プロキシー記録(*)」にも対応しています。
HDR対応のピクチャープロファイルとして、HLG(Hybrid Log-Gamma)(*)を搭載。HDR(HLG)対応テレビで再生することで、カラーグレーディングをせずに黒つぶれと白とびを抑えたリアリティーのある映像が楽しめます。また、従来に比べて広色域のBT.2020カラースペースに対応。4種類の設定値(HLG/HLG1/HLG2/HLG3)を搭載し、HLGはITU-R BT.2100相当の設定、HLG1/HLG2/HLG3はより広いダイナミックレンジを実現するガンマ設定です。ダイナミックレンジとノイズのバランスがそれぞれ異なるので、シーンに合わせた使い分けができます。