「新商品 レンズ交換式 VLOGCAM ZV-E10 登場!
新商品の魅力とCinematic Vlogの世界にAUXOUT氏と迫る〜」ライブ配信

ソニーストア銀座にて、スタイリスト澤田、挨拶。
ゲストのフォト・ビデオグラファーAUXOUT氏、紹介。
AUXOUT氏プロフィール
趣味として日常の風景や旅行を映画のワンシーンの様に切り取る「Cinematic」な作品を作り続けている週末フォト・ビデオグラファー。
独学でプロのような映像表現を追求しSNSに投稿する作品が国内外で多くの反響を呼び、カメラを始めて3年でSNS総フォロワー数は約22万人、作品から生まれるオリジナルLUTは160ヵ国以上でダウンロードされるなど映像制作者から大きな注目を集めている。

澤田が新商品であるVLOGCAM ZV-E10を手に持ち、商品説明。AUXOUT氏も手に持っている。
AUXOUT氏がZV-E10で撮影した作品が流れる。
作品を見ながらAUXOUT氏の説明が入る。
AUXOUT氏と奥さんが山梨の精進湖に出かけた際の映像。車で向かっている様子から、精進湖に到着。
出演する側が多い奥さんだが、今回は撮影に挑戦しているパートが多いとのこと。
ZV-E10は初心者でも使いやすいカメラであると話す。

澤田から、VLOGとは何かについての説明。
VLOGとは動画で情報やライフスタイルをSNSで発信したり、動画で日常を記録し、家族や知人で楽しむコンテンツのこと。
文章で記録するBLOGに対して、動画で記録するVLOGという言葉も浸透してきて、店頭で質問されることが増えてきている。
続いて、Cinematic Vlogについて説明。
まるで映画のような自身の旅の思い出、家族友人との大切な時間を「映像美で魅せる」動画のことを言う。
映画のように動画に没入感を生み出す色味、主役を際立たせる正確なピント、そしてぼけ、スロー&クイックモーションを使った緩急がついた映像がその特長である。
Cinematic Vlogの第一人者であるAUXOUT氏からCinematic Vlogの定義についてお話しいただく。
映像で自分たちの体験を撮るということはホームビデオみたいなものだが、それをプライベートなものにするというよりは、映像美をプラスすることによって、その体験を色々な人にシェアして共感してもらったり、チャレンジしてみたいというような意味合いを乗せていくホームビデオとして捉えられるのではないかと思っているとのこと。
Cinematic Vlogというのは、映画っぽいという言葉なので、撮影した映像に語りが入っていたり、実際にストーリーを味付けしていくというようなアレンジを行ったり、皆さんが思うようなクリエイティブを発揮できる場かなと思うとAUXOUT氏。

澤田がスマートフォンでライブ配信を見ている視聴者からのコメントをチェック。
視聴者からの質問を受けていく。

質問:先ほど配信されたAUXOUT氏の作品の中でどの程度カラーグレーディングしたか教えて欲しい
AUXOUT氏の回答:今回の作品は大きくは変えていない。多少世界観の味付けをしているが、素に近い。

澤田より、ZV-E10商品の特徴ついて説明を行う。
APS-Cサイズのセンサーを搭載した、レンズ交換式VLOGCAM ZV-E10が登場。
レンズ交換できる一眼カメラとなっており、αのラインアップになる。特にこれから初めてカメラを手にする方にオススメのモデルとなっている。
このカメラは写真・動画はもちろん、最近盛り上がっているVlogにもチャレンジしたい方に嬉しい機能・性能が備わっている1台。
また、今既に、動画サイトやSNSに自分で撮影した写真や動画を投稿されている方だけではなく、友達や家族の間でシェアして楽しんでいるような方々にも、ぜひ手に取っていただきたい商品

大きさに関しての比較を実機で行う。
澤田がZV-1とZV-E10の実機をそれぞれ手に持ってカメラに見せる。
手に持った実機を正面から横向きに変更。
正面から見ると大きさはそこまで変わらないが、横から見るとZV-1は小さいという印象がある。
ZV-1はポケットに入る軽量さと機動力が魅力な商品なので、ZV-E10も非常にコンパクトであると説明。
次に、澤田がα6400とZV-E10の実機を手に持つ。
見た目は近いところがあるが、持った体感だと、ZV-E10はひとまわり小さい印象とのこと。
特にわかりやすいところとして、上部を見るとZV-E10の方が薄いことがわかる。

資料を表示し、Vlog撮影に特化した便利な機能の説明を行う。
ZV-E10はZV-1同様に、VLOGCAMならではの多彩なVlog撮影機能を搭載している。
「背景ぼけ切替」ボタンや、表現の幅を広げる「スロー&クイックモーション」の切り替えボタン、手ブレを抑える 「アクティブモード」、自撮りやアングルキープに便利なバリアングル液晶モニターを備える。特に動画撮影は歩きながらの撮影が多いため、この手振れ補正のアクティブモードはボディ単体での補正効果が高いため非常に便利。
AUXOUT氏に、実際ZV-E10で撮影されて、手振れ補正「アクティブモード」の効果はどうだったかを伺う。
Vlogをやっていると歩きながらの撮影が多いため、その動画が手振れしているものだと長く見てもらうのは見ている方にとっても大変なので、このアクティブ手振れ補正機能があると、普段撮影する時に使用しているジンバルを乗せる時間がぐっと減ったとのこと。この機能で補正ができてしまうのが本当にすごいと話す。
旅行の際のVlogなど気軽なシーンでの撮影に適していて機動力がある。

ここで、視聴者からの質問を取り上げる。
質問:先ほど配信されていたAUXOUT氏の作品の編集時間を知りたい
AUXOUT氏の回答:今回は短かった。1〜2日くらい。良くいただく質問だが、作品によって違ったりする。今回は旅行に出掛けた様子を撮影したもので、このように時系列に沿って構成をしていく場合は編集も迷わなくて済むため、そういうケースは時間がかからない。

次に、新しく搭載されている機能についての資料を表示。
撮影している人も、撮られる人も「撮影中」ということが一目で分かる「レコーディングランプ」や「液晶に赤いフレーム表示」の機能を紹介。
「録画ボタンが押されていなかった」という撮影ミスを防ぐことができる。
また、ズーム速度が8段階あるズームレバーも付いており、始めての方でもスムーズに撮影ができる。単焦点レンズでも全画素超解像ズーム機能で、画質劣化をおさえながらズームすることもできる便利な機能。その他、USB充電に対応したUSB Type-Cが搭載、大容量バッテリー搭載で動画も約80分の撮影が可能。
AUXOUT氏に使用して良かった機能の感想を伺う。
撮影中の赤いフレーム表示は、とても便利。撮影中に撮っていなかったというミスは結構あるとエピソードを交えて話す。被写体側からも、今撮られているかどうかが分かった方が安心だろうとの意見。

引き続き、澤田がZV-E10を手に持ちながら商品の特徴について説明。
レンズ交換式なので、自分らしい映像を追求できることが特徴。ソニーは純正のミラーレス専用設計レンズが64本もあるので、自分のレベルや欲しい表現に合わせて選ぶことができる。
おすすめの交換レンズを画面に表示。
明るいレンズを使ったり単焦点レンズを使って主役を印象的に引き立てたり、広角レンズで広大な景色を余すところなく映像に残したり自撮りで背景を広く撮影したり、フィッシュアイコンバーターを使えば新鮮な映像を撮影することもできる。

次に、音声について説明。音声記録能力についての資料を表示。
ZV-E10は指向性3カプセルマイクを内蔵したため、高密度でクリアな録音を実現。
更にウインドスクリーン付属で、風の強い野外撮影でもノイズを大幅低減、話しての声をはっきり録音することが可能。
また、ZV-E10はデジタルオーディオインターフェースに対応。ECM-W2BTやECM-B1Mといったワイヤレスマイクとの組み合わせで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラに伝送、劣化のない高音質録音を実現。
マイク端子に加え、ヘッドホン端子を搭載、ヘッドホンを接続すれば録音を正確にモニタリングすることが可能。
シューティンググリップ GP-VPT2BTも使用可能で、Bluetoothを搭載しており三脚としても使えるのでVlogにおすすめである。
澤田が、ZV-E10にワイヤレスマイクとシューティンググリップを装着したものを手に持っている。
AUXOUT氏に使用感を伺う。同じものを手にしながらAUXOUT氏が回答。
これはすごく気に入っており、普段の映像制作やVlogでもいろいろなシーンで使用しているとのこと。今カメラを外向きに向けているが、ボタンひと押しで簡単に自撮りに切替ができ、しっかりとホールドして持てるのですごく使いやすい。
良く使うテクニックとして、通常カメラは上向きに使うものだが、そうではなくカメラを下向きにして撮影するとのこと。グリップ部分を逆に持ってローアングルで撮影を行い、逆になってしまう映像は編集でひっくり返す。今回の作品でも足元を撮っているシーンで使用しており、ローアングルの撮影がしやすいのでおすすめの使い方と話す。

視聴者からの質問:今回の作品の中でシンバルは使いましたか?
AUXOUT氏の回答:一部使っているところはある。グリップは使ったり、外して三脚モードで使用したりしていたとのこと。

引き続き澤田より、商品機能について説明。資料を表示。
ZV-E10は動画だけではなく写真撮影も可能。最新の静止画撮影性能を搭載している。
高速AFやシャッターボタン半押しで瞳を検出する瞳AF、液晶をタッチしてフォーカスをあわせる「タッチフォーカス」や「タッチシャッター」にも対応。
AUXOUT氏に今回写真撮影はしていたかどうか質問。
AUXOUT氏は、YouTubeのサムネイル用などにも色々撮影していたとのこと。使用レンズは50mm F1 GM。

次の質問:ZV-E10での撮影時はどのピクチャープロファイルを使用されていたか?
AUXOUT氏回答:今回はHLGを使って撮影、設定自体はそんなにカスタマイズはしていないが、ただカラーモードはREC709に変えていたとのこと。

次の質問:ズームした時の音の影響はどうか?
AUXOUT氏回答:確認はしていなかったが、編集をしていてモーター音を拾っているというところはあまり感じなかった。基本的にソニーのレンズはいろいろなものを使っているが、動画を邪魔するようなモーター音を拾うというのは少ないと思っているので、そんなに気にならないとのこと。

澤田より、「ZV-1と何が違うのか」という声に対しての説明を行う。
ZV-1とZV-E10の違いについての資料を表示。
ZV-E10はレンズ交換式なので、レンズを交換することで自分の好きな表現を追求したり、映像表現に広がりを生むことができる。また、APS-Cセンサーということで非常に豊かなぼけ表現もできるので、主役が際立ち、没入感のある動画撮影が可能。
コンパクトで機動力を求めるならば ZV-1、表現を求めるなら ZV-E10 がおすすめ
ZV-1とZV-E10の比較表を表示
Cinematic Vlogをより印象的な作品にするためには、「大きなぼけ」を出すことがポイントとなるが、
APSCセンサー搭載のZV-E10はより大きなぼけを表現するのに向いているので、そういった表現を求める方はZV-E10がおすすめ。

視聴者のコメント:メニューを見せて欲しい
澤田が実機のメニュー画面を見せながら回答:メニューは今までのモニターとは若干表記が異なっていたり、動画専用メニューが入っていたりするが、従来型とそれほど変わってはいない。
タッチパネルは対応していない。
また、ZV-1にはNDフィルターがあったが、ZV-E10には入っていない。
なお、α6400にはISOオート低速限界が搭載されていたが、ZV-E10は非搭載。

ここで、澤田より、コメントが多い「α6400との比較」について説明を行う。
α6400とZV-E10との機能の違いについての資料を表示。
どちらもAPS-Cセンサー搭載のデジタル一眼カメラなので、「レンズ交換でき、簡単・綺麗に撮影できる」という点は同じ。
α6400のほうはファインダーと内蔵フラッシュ、モードダイヤルがついているので、静止画を撮る時に非常に便利。対して、ZV-E10は、モニターがバリアングル液晶、α6400はチルト液晶となっている。
澤田が、α6400とZV-E10の液晶を出した状態の実機を手に持って見せる。
今までのチルト液晶というのが、例えば自撮りする時には画面を上に持ち上げて撮影するスタイルだった。それに対してバリアングルモニターは、横に画面が動くという形になっている。これになったメリットとして、例えば写真撮影時、縦でローアングルの撮影や、縦構図でのハイアングルもできるようになった。
AUXOUT氏より、動画でも、人と並んで歩いている時に、カメラは横にむけて撮っているが、自分は前を向きながら危険のないように歩きつつ液晶はちゃんと見られるという撮り方ができるので、自由度が高い。動画は特にバリアングル液晶はすごく使いやすいとの意見。

また、澤田より重要な点として、ストラップホールの違いを説明。
α6400とZV-E10の実機のストラップホールを見せながら、α6400はこの部分がカチャカチャ音がするという意見もあり、ZV-E10になってから、ストラップホールは動かないように固定された形になったと話す。全く音は鳴らならず、頑丈。

今スマホでの動画撮影頻度が多いという方は、動画の撮影がよりしやすいZV-E10の方がおすすめ。
ZV-E10は動画の時の瞳AFに対応しているが、α6400は搭載されていない。

次に、視聴者の方から質問のあった「おすすめのレンズ」について回答していく。
澤田がSEL10-18のレンズを手に持って見せる。
まず、SEL10-18というレンズは、APS-C用の超広角レンズだが、例えば風景と一緒に撮影する際など非常にダイナミックに映すこともでき、自撮りでも使いやすい。
AUXOUT氏は、Vlogを撮影する際、手を伸ばせる長さは限界がある為、広い画角であることが自撮りをするにはすごく使いやすいと話す。10mは非常に使い勝手が高く、先ほどの説明にあったアクティブ手振れ補正は若干画角が狭くなる為、このレンズと組み合わせることによってクロップされたとしても十分な広さを得られるのでVlogでもおすすめとの意見。

続いて35m F1.8のレンズを見せながら紹介。
APS-C用のレンズになっており、これを使うと一眼ならではのぼけの表現ができる。Cinematic Vlogを撮りたい方には大きいぼけが作り出せるこのレンズがおすすめ。
AUXOUT氏も今回の撮影の随所で使用されている。
Cinematicというのはぼけという要素が重要だと思うので、全方向ピントが合っているテレビなどの映像に慣れている人たちからすると、背景が大きくぼけているだけで映画っぽく感じられ、作っていても楽しくおすすめと話す。

ここで、後から配信を見られている視聴者に向けて、再度AUXOUT氏のZV-E10で撮影された作品を流す。
作品を見ながら、AUXOUT氏より使用した機能やレンズについて説明。
車の中で撮っているシーンは狭い空間なので、広い広角レンズを使っている。
普段フルサイズを使用していることもあり、フルサイズ用のレンズも何本か使用。70mm、200mm、24mmのGMなど使っている。今回はAPS-C用のレンズというところで35mmなども使用。
先ほど話をされていた足元を抜くシーンは、グリップを下にして撮影。自撮りのシーンは全てグリップを使っている。グリップ自体がコンパクトで持ち運びやすく、置きたい時は三脚モードで簡単に置けるので使いやすい。森の中を上向きに撮影しているシーンは魚眼レンズを使用。奥さんが中心に映っており背景の山が程良くぼけているシーンは35mm F1.8を使用。AUXOUT氏が一番印象的なシーンだと話す。飛んでいる鳥を追っているシーンやタンポポの花に寄ったシーンは70mm、200mmを使用。奥さんが手を前に伸ばしており、手から花びらが舞い散る印象的なシーンは手元だけピントが合って、顔が少しぼけている。被写界深度が浅いとこのような映像になるとのこと。

ここで視聴者からの「一番ぼけるレンズを教えて欲しい」というコメントを紹介。
一番ぼけるレンズは、F値が一番小さいレンズと、AUXOUT氏の回答。
カメラにF値が付いており、F値が低ければ低い程ぼけるので、ぼかしたいという方は低いものを探すと良いとのこと。また、低くなればなるほど明るくなるので、暗いところの撮影にもノイズを乗せなくて済むというメリットもある。ただ、使い勝手がいいのは先ほどの35mm F1.8くらいが使いやすい為、使いやすいところから使ってもらうのが良いとの意見。
澤田からも、F値が小さいレンズになると口径も大きくなるので、撮りましがしづらくなる為、初心者の方にはF1.8のレンズや、もう少し広めの35mmのレンズが非常におすすめと話す。

次の視聴者の質問:今回の作品の中のスロー画像はHD-120fpsで撮影しているか?
AUXOUT氏の回答: HD-120fpsで撮影している。スローモーションは多用しがちとのこと。いろいろなメリットがあり、スローとそうではない映像を混ぜることによって緩急がつく、盛り上げるところはしっとりとスローで見せるということもでき、逆にそれを前に持ってきておいてスローから一気に速くなるというような演出としても使える。120fpsで撮ると5倍スローになる為、1秒撮ると5秒、10分撮ると50分の素材が手に入ると考えると撮影時間の短縮も可能。また、手振れも目立たなくなる。
ただ、ソニーのカメラは全てS&Qという機能が付いており、それを使うことでもスローモーションの撮影が可能。タイムラプスも撮影可能。更にこのスローモーションは、撮影して記録される映像自体がスローモーションになる為とても便利。120fpsでのスローモーションの場合は、編集で引き延ばすなどの後処理にてスローにしなければいけないというひと手間が必要になるが、S&Q機能の場合はその一工程が省かれるので、気軽にスローモーションを活用できる。かつ、画質はS&Q機能の方が良いので、使い分けがおすすめとのこと。
澤田がZV-E10の実機を手に持ち、S&Q機能のボタン場所を説明。
静止画と動画の切り替えボタンの横にもう一つS&Qのボタンがある。スローモーションなどの撮影がカメラ内で完結できるので、ぜひ初心者の方に使用いただきたい。
AUXOUT氏より、音声が記録されなくなるとの注意点。BGMを別に乗せるなどの工夫は必要。

次の視聴者からの質問:APS-Cのカメラにフルサイズのレンズを使うのはなぜ?
AUXOUT氏の回答:普段メインでα7SⅢを使うことが多く、それがフルサイズなので、メインのレンズがフルサイズ用のレンズになってくる。サブでAPS-C機も結構持っている為、今回もその資産を活かして使用しており、使いまわせるところはとても便利とのこと。
澤田より、既にフルサイズのミラーレスなどを持っている方でもこのZV-E10も追加いただき、持っているレンズ資産を使うことももちろん可能と説明。プライベートでα7SⅢを持っているが、このZV-E10は本当に優秀と話す。

AUXOUT氏よりVlogにおすすめのレンズとして20mmのGレンズを紹介。
澤田が、用意していた20mm GレンズをZV-E10に取り付けて見せる。
フルサイズで20mmというのはVlogの撮影でも非常に使いやすく、APS-C機に持ってきたとしてもこれはF1.8ですが、ぼけもしっかりと撮れる。換算すると30mmになるので、両方持っている方でもおすすめとの意見。

次の視聴者の質問:α7SⅢメインで使っている身としてはZV-E10の評価はどうか?
AUXOUT氏の回答:使い分けかと思うとの感想。2つを比べると、α7SⅢは高感度に強いという特性があるが、ZV-E10はVLOGCAMというだけあって、Vlogに特化しているカメラ。それ用に前提としたボタン設計やマイクがあるので単純に自撮りをメインとした動画を撮るという際はZV-E10の方がコンパクトで使い勝手が良い。フルサイズのレンズは大きいので、α7SⅢで1日手持ち撮影となると腕がパンパンになる。そういう意味では、ZV-E10の方がコンパクトで負担が少ない。自身はメインとサブという使い方をしており、もちろんメイン機としても使えると話す。
今回の作品の中でも、奥さんが手に持ってしゃべっているようなパートはZV-E10を使用していたとのこと。

引き続きAUXOUT氏も視聴者からのコメントを読んでいく。
「ボディ手振れ補正がないので手振れ補正が付いたレンズの方がいいと思う。」とのコメントがある。
澤田より、今回ZV-E10に関しては、ボディ用の手振れ補正は入っておらず、動画時の電子手振れ補正でアクティブ補正があるが、それを使うと非常に安定した動画撮影ができる。
静止画に関しては、本体用の補正は入っていない為、おすすめはレンズ側に補正が入っているものを使うとより安定した写真の撮影ができると説明。

次の視聴者からの質問:「AUXOUTさんの中で、VLOGCAM ZV-E10だからこそできることって何だと思うか?」
AUXOUT氏の回答:やはり自撮りだとのこと。自撮りなどの撮影を外でする、新しい機材を買ってできるようになったらそれを使い倒してやろうという気持ちが出てくる。Cinematic Vlogは、ただ単にかっこつけた映像よりも所々にプレイベート感がある、例えば友達とのやりとりや家族とのやりとりなどを入れていって全体の雰囲気を作っていくのが好きなので、そういったものを入れていくというのは、ZV-E10のカメラを持っているとやろうという発想になるところがあると思うとの意見。
オールマイティに何でもこなせてしまうカメラだというところが魅力。CinematicやVlogもできる、商品レビュー性能などがあるのでYouTubeで商品紹介もできる。今回の作品が発表されてからYouTubeの知り合いからの「これは良い」というコメントも多いと話す。
動画入門機として、どこをやっていいかわからないなどがある時にこのカメラを使うとオールジャンル卒なくこなせるとのこと。
澤田より、今まではZV-1がそういう立ち位置だったが、新たな選択肢としてこのZV-E10のレンズ交換式というところを活かしてより撮影ジャンルが広げられるかと思うとの感想。
ぼけ感は大事、家で自撮りしながら製品を紹介している映像でも、背景がぼけているだけでおしゃれに見える、とAUXOUT氏。YouTubeで少し前にモーニングルーティーンが流行ったが、朝コーヒーを入れているだけで、コーヒーの湯気がたっている背景がぼけているかぼけていないかだけで、このコーヒー美味しそう、おしゃれな生活しているな、なんて思えてくると話す。

次の視聴者からのコメント:パワーズームが使えるおすすめのレンズを教えて欲しい。
澤田より、18-105というズームレンズがおすすめとの回答。F4のレンズで、ZV-E10の特徴でもあるズームレバーが付いているので、電動ズームのレンズであればズームレバーを引っ張るだけで拡大できる為すごく便利と説明。キットレンズではなく電動ズームを探している方は、18-105 Gレンズがおすすめ。
グリップにもズーム機能があり、電動ズームだと対応可能。

次の視聴者からの質問:Vlog層ばかりではなく、旅の思い出や子供の成長記録などに向いている気がするがどうか?
AUXOUT氏の回答:かっこつけたものがCinematic Vlogかと言われると別にそういう訳ではないと思っているので、映像表現で例えばお子さんなどの撮影には、むしろハートフルな感じの仕上げにして記録を残していくということはすごくいいと思う。実際にCinematic Vlogを撮影して送ってくれる人がいるが、お子さんの映像を撮っているもので泣きそうになったことがあると話す。

次の視聴者からの質問:ズームレバーによる超解像を使った映像はどうなのか気になる。
澤田より回答。全画素超解像ズームを使うと劣化が少ない状態でズームできる。解像力を保ったままズームできるので、特にズームできない単勝レンズなど使用した際には非常に効果的な機能。従来のカメラだと、ボタンでズームを起動し、くるくるまわして拡大などを行っていたが、ZV-E10だとズームレバーですぐ起動できる点がとても重宝するのでぜひ活用いただきたい。

また、「美肌モード」についても問い合わせが多いとのこと。ZV-1で非常に好評だった機能だが、ZV-E10にも搭載している。美肌モードについての資料を画面に表示。
逆光や暗いシーンでも肌の色を自然な明るさで美しく撮影可能、シワやくすみなどを目立たなくして綺麗に撮影できる。レベルに応じて4段階設定できるのだが、OFF,LOW,MID,HIと効果が選べる。従来のカメラだと、静止画に入っているカメラなどあるが、こちらのZV-1やZV-E10のモデルに関しては、動画の撮影時にも有効になっているので、非常に好評な機能。
今リモートワークだとかで女性の方はお化粧が面倒な時はこちらの機能の使用がおすすめと話す。
AUXOUT氏の奥さんも絶賛しているとのこと。

次の視聴者からの質問:オートISO、ISO感度をオートで最低シャッター速度を指定できるか?
澤田より、ZV-E10はこの機能は設定できないとの回答。
ここで、視聴者からの質問を終了する。

今回紹介したレンズ交換式 VLOGCAM ZV-E10 商品の値段を表示。
VLOGCAM ZV-E10 ボディ 市場推定価格 税込78,000円前後
VLOGCAM ZV-E10 パワーズームレンズキット 市場推定価格 税込89,000円前後
澤田より、予約販売及び購入場所等の説明。
レンズ交換式 VLOGCAM ZV-E10は、7月30日(金)10時から先行予約販売が受付開始。発売は9月17日(金)。
全国の量販店及び、ソニーの直営であるソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神店舗またソニーストアオンラインやeソニーショップなどで注文可能。
あくまで市場推定価格だが、非常に魅力のある値段であると補足。
この値段は攻めている、とAUXOUT氏。カメラ製品で本日いろいろ紹介されたスペックが全部詰め込まれてのこの価格は正直安いとの感想。ここに言及している方は僕の周りにもすごく多く、本当にお手軽。少し頑張って購入できる価格だという印象。消費者からするとありがたいと話す。
視聴者のコメントでも、「安い」との声が相次ぐ。
AUXOUT氏は、この価格の分ぜひレンズを追加で一本、と呼びかける。
澤田より、やはりレンズ交換式のカメラはレンズを交換して表現を楽しむというところが非常に魅力と補足。

ソニーストア直営店舗での先行展示の紹介を表示。
7月31日(土)からは、ソニーショールーム/ソニーストア 各店舗にて先行展示を実施。ZV-E10などのカメラ本体、Eマウントレンズ全種類試すことが可能。
店舗案内を表示。
ソニーストア銀座
ソニーストア札幌
ソニーストア名古屋
ソニーストア大阪
ソニーストア福岡天神
詳しくは「ソニーストア店舗」で検索。

VLOGCAM ZV-E10の発売記念キャンペーン内容を表示。
VLOGCAM ZV-E10の発売を記念して、同時購入レンズやアクセサリーが最大2万円キャッシュバックされるキャンペーンを実施。あわせて撮影後のVLOG編集におススメのAdobe動画編集ソフトも期間限定無料版をプレゼント。先行予約販売中の購入から対象になり、応募者全員にプレゼントされる。対象モデルなど詳細はWEBより確認できる。

写真、動画に関するテクニックを体系的に学ぶことができる「αアカデミー」の案内を表示。
全国5箇所のαプラザにある校舎及びオンライン校にて講座を行なっている。
詳しくは「αアカデミー」で検索。

AUXOUT氏から視聴者へメッセージ。
ZV-E10は本当に幅広い方に手に取っていただきたい、特にこれから動画をやりたいという方にはすごく向いているカメラだと思うとのこと。気軽に始める際に優しい価格、何と言ってもレンズ交換式というところ、映像を更に追求していきたい方にもおすすめ。
最近はスマートフォンで簡単に映像は撮れるが、レンズ交換式の魅力というのはぼけ感などそういうところなので、ぜひ動画の世界にこれで飛び込んでいただければと話す。