液晶パネルは、ソニー独自の無機配光膜を採用した“BrightEra”(ブライトエラ)。さらに偏光板にもソニー独自の無機偏光板を採用した光学ユニット BrightEra with Long Lasting Optics(ブライトエラウィズロングラスティングオプティクス)を搭載しました。これにより、高輝度で長寿命化を実現しました。
「梁(はり)や配管などがあって、理想的な位置に設置できない」、「スクリーンがプロジェクターより低い位置にある」などの難しい設置条件で有効なのが「レンズシフト機能」です。VPL-FX500Lは上下方向でスクリーン全高の±90%超、左右方向でスクリーン全幅の±60%超のレンズシフトが可能(*2)なので、後付け設置や整備更新にフレキシブルに対応します。
1灯4,000時間(*)の長寿命ランプ2灯を切り換えて投影するツインランプシステムを採用。最長8,000時間にもおよぶ運用が可能なうえ、ランプが不点灯になると、自動的にもう一方のランプを点灯して継続できる安心運用が可能です。また、プロジェクター本体側面からアクセスして容易にランプ交換が可能な構造や、交換用のプロジェクターランプLMP-F330には同時に交換できるフィルターを同梱するなど、ソニーが長年培った設置型データプロジェクターでのノウハウが盛り込まれています。
別売のプロジェクションレンズ VPLL-ZM42(マニュアルズーム)と、VPLL-ZP41(電動ズーム)に加え、従来のVPL-FX50/PX30シリーズ、VPL-PX40シリーズおよびVPL-F300Lシリーズ用のほとんどのオプションレンズが利用可能です。これにより、短焦点レンズを使ったリア投影から、映写室からの長焦点レンズ投影まで幅広い設置環境に対応することができます。
フラットで白い天面を採用し、後方からケーブル・端子が見えないように前面下部に端子部を配置、そして背面には端子や吸排気口がないデザインは、白を基調とした天井に溶け込むような印象を与えます。
レンズを本体の中心に配置、スクリーンセンターと一致し、設置しやすい構造になっています。
本機を上下方向に90度まで傾けての設置が可能。ミラーを使用してのリア投影などに対応できます。
ランプ交換、フィルター掃除は側面から行うため、天吊状態でも容易に対応できます。
LANの環境に接続することにより、離れたところからWeb経由で、プロジェクターの電源オン/オフといった制御や本機のランプの使用時間などの情報取得が可能です。また、ランプの交換時期やエラー情報などをあらかじめ設定したアドレスにメールでお知らせするメールレポート機能を持ち、SNMPにも対応しています。
ブレーカーなどのシステム電源によるON/OFF にも対応しています。
複数台(最大3台まで)のプロジェクターを使用する場合、リモートコマンダーとプロジェクターに同じID 番号をつけることで、リモートコマンダーから各プロジェクターを調整・制御することができます。