法人のお客様映像制作機器 XDCAM/NXCAMPMW-200特長
PMW-200
XDCAMメモリーカムコーダー

PMW-200

商品の特長

前機種PMW-EX1Rはこれまでショルダーカムコーダーにのみ搭載されてきた1/2型サイズのセンサーを初めてハンディカムコーダーに搭載。
以来、ハンディでは唯一1/2型センサーを搭載した最高峰のハンディカムコーダーとして、そのハンディの概念を大きく超える画質が高い評価をいただいてきました。PMW-200では、その卓越した性能をさらにブラッシュアップ。処理系のプロセス改善により、さらなる高感度、低ノイズを実現。感度F11、SN比 56dBとショルダーカムコーダーをも凌駕する圧倒的な性能を実現しました。

記録ビットレート50Mbps、フルHD、4:2:2サンプリングに対応したMPEG HD422コーデックでSxSメモリーカードへ高画質記録。ファイル形式は業界標準となっているMXFファイル形式を採用しています。
50Mbpsの高ビットレートと、4:2:2サンプリングにより動きのある被写体やクロマキー合成にも強いだけでなく、放送局やCATVで既に取材用フォーマットとしてご採用いただいている場合、ハンディで収録した素材もショルダーカムコーダーで収録した素材と同じワークフローで運用することができるようになりました。
記録フォーマットはMXF 50Mbpsだけでなく、MXF 35Mbpsや“XDCAM EX”で採用されているMP4ファイル形式での35Mbps/25Mbps記録やDVCAM記録にも対応。様々な用途やワークフローで活用ができます。

ワイド端 約31mm(35mm換算)のフジノン14倍ズームレンズを搭載。このレンズの最大の特長はフォーカス/ズーム/アイリスの各操作リングが、一般的なハンディカムコーダーのマニュアルリングのようにエンドレスに回転することなく、ショルダーカムコーダー用レンズと同じように、回転範囲の終わりでしっかり止まる「フルマニュアルリング」を採用していることです。操作に対するダイレクトなレスポンスと相まって回転角度による直観的な操作が可能です。
フォーカスリングは、前後にスライドし、オートフォーカスと、フルマニュアルフォーカスを素早く切り換えることができます。またオプションで0.8倍のワイドコンバージョンレンズもラインアップし、広角撮影にも対応します。

PMW-200にWi-Fiアダプター CBK-WA01(別売)を接続することにより、iOSやAndroid OSに対応したスマートフォンやタブレット端末からワイヤレスでカムコーダーのアイリス、ズーム、フォーカス、ホワイトバランス、RECスタート/ストップ、などをコントロールできます。

  • ※ Wi-Fiアダプター CBK-WA01(別売)はインフラストラクチャーモードおよびアドホックモードでの接続に対応しております。どちらの接続方法に対応しているかは、スマートフォン、タブレット端末の取扱説明書をご覧ください。また、対応OSにつきましては以下を参照ください

PMW-EX1Rから大幅に画素数を増やした約123万画素の高精細LCDモニターを搭載。HDのシビアなフォーカス合わせを強力にサポートします。

RECボタンを押す前の映像を内蔵メモリに蓄積することでRECボタンを押したタイミングの最大15秒前の映像までさかのぼって収録することができます。例えば、鳥が飛び立ったと気づいてからRECボタンを押したとしても、羽ばたく前からの映像を収録することができ、ドキュメンタリー、取材など、あらゆるシーンで決定的な瞬間を撮ることができます。

HD-SDI、HDMI、i.LINKなど豊富な入出力端子を装備しています。
また、TC IN/OUT、GENLOCKも装備していますのでマルチカメラ収録にも対応することができます。

撮影条件などに合わせて調整した設定値をピクチャープロファイルとして保存することができます。豊富なペイントメニューや調整幅を搭載しており、クラスを超えた映像表現が可能になります。

ピクチャープロファイルには以下の設定項目があります。
マトリクス / カラーコレクション / ホワイト / ディテール / スキントーンディテール / アパチャー / ニー / ガンマ / マスターブラック / ブラックガンマ / ローキーサチュレーション

撮像フレームレートを再生フレームレートと異なる設定にすることが可能で、720p時には最大60フレーム/秒、1080p時には最大30フレーム/秒までの間で1フレーム単位で可変することができます。例えば720/23.98p記録モード時に撮像フレームレートを60フレームに設定すると1/2.5倍速のスロー映像の記録が可能です。このようにフィルムカメラの早回し(オーバークランク)、遅回し(アンダークランク)と同じような効果が得られ、画質を損なうことなく印象的なスロー映像やクイック映像の撮影が可能になります。

  • ※ スロー&クイックモーション撮影機能はHD記録時のプログレッシブモード時(FATモードの1440×1080記録、UDFモードのHD420 HQ記録を除く)に使用できます。音声は記録されません

1回あたりに記録するフレーム数と記録間隔を設定して自動記録することができます。花が開花する様子や雲が早く動く様子など観察記録撮影などに有効です。
またRECボタンを押すたびに、設定したフレーム数だけ映像を記録することのできるフレームレック機能も装備。クレイアニメなどの撮影をする場合に有効です。

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