地上デジタル放送をはじめ、4K放送・4K配信、ネット動画など、今後ますます多様化する映像コンテンツを、より高画質に再現するために、新たな4K高画質プロセッサーを開発。画質を左右する3要素「高精細」「広色域」「高コントラスト」を大幅に向上させ、豊かな映像美を実現します。「X1」は、入力されるさまざまな映像信号の解像度、ノイズ量、色、明るさなどを詳細に分析し、高精細・広色域・高コントラストの処理を行う3つの画像処理ブロックに伝達。分析結果を踏まえて各ブロックが最適な画像処理を行います。これにより、各ブロックの性能をフルに活かすとともに、映像の美しさを最大限に向上。いつも見ているテレビ番組やブルーレイ、YouTube(TM)など、さまざまなフルHDコンテンツはもちろん、ネイティブな4K映像もリアリティーあふれる、新次元の高画質につくり替えます。
テレビ番組やブルーレイなど、さまざまな映像を高精細な映像につくりかえる超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を4Kブラビアに搭載。フルHD映像を4Kにアップコンバートするデータベースと、4K映像をさらに高精細化するデータベースを持ち、「X1」による映像の分析結果からデータベースを参照し、最適な高精細化処理を行います。これにより、テレビを見ているとは思えないほどキメ細やかで、リアリティー豊かな映像美を再現します。
人の目に映る色は、たとえば赤といっても、バラ、紅葉、トマト、ワインなど、さまざまな赤の色合いがあります。この微妙な色彩の違いを表現するために「トリルミナスディスプレイ」を採用。色再現領域を拡大することで幅広い色の表現を可能にしました。これにより、今まで表現しきれなかった繊細な色のニュアンスや、人肌のみずみずしい質感までも描きだします。また、「X1」の分析結果を参照することで、すべての色において広げた色再現領域の中で最も適した彩度まで上げることが可能になりました。
バックライトの明るい部分に最大で2倍の電流を集中させ、表現できる輝度の幅を拡大。優れた光の表現力を実現します。さらに、ソニー独自のアルゴリズムによって、映像の暗い部分のバックライトを絞ることで生じた(消費)電力を全体の電力を増やすことなく、映像の明るい部分に集中させます。「X1」の映像分析結果から、このコントラストを今まで以上に最適に表現することが可能になりました。また、「X1」単体でも、映像に合わせてコントラストを最適に調整することができ、「X1」を搭載したすべてのモデルで、最適なコントラストを再現しています。
※ 従来のX-tended Dynamic Range非搭載モデルの画面全体白色時の電流と、輝度を増加させた部分の電流を比較した場合
テレビ本体がHDR信号に対応。通常の放送などで使用されているSDR(スタンダードダイナミックレンジ)信号に比べ、広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるようになります。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分の色味や潰れてしまいがちな暗部の階調も再現し、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を創出します。さらに、ソニー独自の高輝度・高コントラスト技術「X-tended Dynamic Range PRO(X9400Cシリーズ)/X-tended Dynamic Range(X9300Cシリーズ)」が消費電力を増やすことなく、高いピーク輝度と黒の再現性を両立し、光の表現力を向上させます。また、色鮮やかで質感までも描き出す「トリルミナスディスプレイ」、映像の解像度やノイズ量、色、明るさなどを詳細に分析し、最適な画像処理を指示する4K高画質プロセッサー「X1」が映像の質をさらに向上させ、まるでその場所で見ているようなリアリティー豊かな映像を再現します。
※ ネットワークダウンロードもしくは放送ダウンロード等によるソフトウェアアップデートが必要な場合があります
LEDバックライトを部分制御し、シーンに応じて不要な発光を抑えることで、高コントラスト比を実現。さらに、映像全体をブロック単位に分け、LEDの発光をコントロールすることで、明暗のバランスを最適な状態に。暗いシーンでの奥行き感や微妙なディテールまで美しく再現します。また、バックライトの発光を全画面ではなく、部分的に制御するので消費電力も抑えられます。さらに、LEDをエッジに配置することで薄型化を可能にしました。
画面に当たる光の反射と拡散を大幅に低減。外光が当たることで画面が白っぽく見える「白ぼやけ」を最小限に抑え、深くリアルな黒を表現できます。またフレームと画面の段差がないことで映像がフレームから浮かんで見え、自然な奥行き感を表現。同時に、一枚板のようなシンプルで美しい佇まいを実現しました。2015年モデルでは、パネルの素材をガラスに変更し、より強度を上げています。
倍速駆動パネルに新たなバックライトオン/オフ技術を搭載。映像の表示時間を4倍速(1秒間240コマ)の映像と同等にすることで、速い動きもくっきり見やすく再現します。「なめらかさ」「くっきりさ」を別々に調整でき、「くっきりさ」を最大にすればサッカーなどの激しい動きを鮮明に映し出すことができます。(「くっきりさ」を最大に設定した場合、「なめらかさ」は調整できません)
地デジ/BS/CSチューナーに加えて、4K放送を受信するためのチューナーを搭載(*1)。別売りの4Kチューナーを接続することなく、テレビ本体のみでさまざまな4Kコンテンツが視聴可能になりました。また、「Netflix」や「4Kアクトビラ」、「ひかりTV 4K」、「dTV」、「Amazonビデオ」にも対応し、テレビ1台で豊富な4Kコンテンツを楽しむことが可能です(*2)。
*1 4Kチューナーはスカパー!プレミアムサービスチューナーです。2018年から放送開始予定の「BS・110度CSによる4K・8K放送」を受信する機能は搭載していません。放送を楽しむには、今後発売される別売のチューナーが必要です
*2 詳しくはこちら
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