Perfume、BABYMETALの振付/演出を筆頭に、さまざまなミュージシャン、ダンス、CMにて演出振付家として活躍する“先生”MIKIKOさん。カラダで時代のイメージをクリエイトする存在に、高音質もさることながら、迫力ある重低音を鳴らすワイヤレスヘッドホンMDR-XB950BTを試していただいた。
「初めて聴いた印象は、リズムがカラダ全体に響くような感覚がありましたね。振付やダンスにとって最も大切なのはリズムの低音なので、とてもいい感じです。しかも重低音ばかりでなく、音楽の細部まで聴きとりやすいことにも驚きました。しっかり聴かないと聴こえない部分も細かく聴きとりながら振付を考えていくので、その意味でも、重低音が響いて音の細部までしっかり聴こえるこのヘッドホンは、私ととても相性がいいな、と思いました」
MDR-XB950BTには内蔵アンプが重低音をブーストするエレクトロ・ベース・ブースターが搭載されており、スイッチひとつで重低音が拡がる世界が体感できる。
「あ、すごい。こんな簡単に変わるんですね。クラブっぽい音響というか、低音部が直接カラダに響いてくるようになりますね。リズムのエッジが効いた音楽が、もっと刺激的に聴こえるかも」
振付を考えることは、ヘッドホンで音楽を聴きこむところから始まるという。「最初は音楽をしっかり聴きこんで、演出の方向性を明確にします。そこからリズム、メロディ、歌詞、そしてあまり目立たない部分までを聴きとって、独自の譜面をつくる。その譜面から、どの音を選ぶかを考え、実際に振付を考えるという感じですね。私の仕事にはヘッドホンは絶対に欠かせないものなので、やっとコレだという理想のヘッドホンと巡り会えたという感じです」
「振付を考える作業は深夜になることも多いので、スピーカーから大きな音が出せず、ヘッドホンは欠かせません。その時、音楽を聴きながらカラダを自由に動かしつつ、振付やダンスを考えるのですが、ケーブルが外れてしまったり、カラダに巻き付いたりして凄いストレスを感じていました。それで以前、ワイヤレスヘッドホンを試したことがあったのですが、音が途切れたり、音質の面で独特の癖が感じられたりして結局使うのをやめてしまっていました。でもこのMDR-XB950BTを使ってみて、前に使っていたものとは全然違う!と感じられました。コードが絡むストレスがないのはもちろんですが、音途切れや音質もまったく気になることがありませんでしたね。ケータイとヘッドホンを接続する時もワンタッチ(※)でとっても簡単でしたし、すべてに驚かされました」
※ワンタッチ接続(NFC)機能を利用するにはNFC対応スマートフォン、または一部のおサイフケータイ(R)対応のAndroid(TM)スマートフォンが必要です。一部のスマートフォンは「NFC簡単接続」アプリをインストールする必要があります。 音楽と長い時間をともにするMIKIKOさん。移動も多い。そんな彼女にとってはワイヤレスであるということ、そしてヘッドホンのデザインも重要なポイントであるとのこと。
「移動中も音楽を聴いていますから、たとえば飛行機の中とか、ケーブルは無いほうがやっぱり便利ですよね。これはダンスや振付とは違って、日常的な便利さですけれども。それに加えて日常で便利なのは、このMDR-XB950BTだとバッテリーもすごく保つし、ヘッドホンをつけたまま電話もとれるし。デザインもシンプルでスタイリッシュなものなので、服とのコーディネーションを邪魔するということもないし。そして仕事柄、常にヘッドホンで音楽を聴きこんでいることが多いのですが、長時間聴いていると耳が痛くなることがあるんです。でもこのヘッドホンは装着感が心地よくて、ずっとつけていても痛くなることがないので仕事がスムーズにはかどりそうです」
最後にMIKIKOさんに、音楽とカラダの関係について訊ねてみた。
「音楽って、耳だけで感じるものじゃないんですよね。カラダで感じてほしいし、五感で表現できるものでもある。その意味でもこのMDR-XB950BTみたいに重低音がカラダに響くヘッドホンはすごく面白いし、音楽を全身で感じて、思わずカラダが動き出しても、ワイヤレスだからケーブルが絡むこともない。とっても楽しいんじゃないかと思いますね。
MDR-XB950BTで、音楽をカラダで感じてみてほしい。
多種多様なダンスの経験を元に、ダンサー・振付師として注目される。
2年間のNYでの活動後、Perfumeの振付・ライブ演出をはじめ、様々なPV・CM・舞台などの振付を行う。またダンスカンパニー「ELEVENPLAY」を主宰し、選りすぐりのメンバーとともに独創的なMIKIKOワールドを作り上げている。最近では、振付を手がけるPerfumeやBABYMETALがワールドツアーを成功させる中、ELEVENPLAYも「Sonar Festival 2014」「セルバンティーノ国際芸術祭」「MUTEK MEXICO 2014」 等に出演するなど、活動の場を世界に広げている。空間を色づけ、まるで音が見えてくるような振付は、歌詞の世界観を視覚で広げ、踊り手の魅力を最大限に引き出す。 『五感に響く作品作り』がモットー。