「スイングパノラマ」の技術を活用することで3D写真を撮影できる「3Dスイングパノラマ」。シャッターボタンを押した後カメラを一振りするだけで、高速連写した最大60枚の画像を、カメラ内で左右の目の視差を計算しながら合成し、右目用と左目用の2枚の画像を同時に作成します。自動作成された画像は、カメラと3D対応のテレビをHDMIケーブルで接続すれば、臨場感あふれる3D写真として鑑賞できます。
見たままの自然な印象で再現する「オートHDR」機能がさらに進化。1回のレリーズで露出の異なる3枚の画像を連続露光。カメラ内で最適に自動合成を行い、1枚のJPEG画像を生成します。明るい領域をより鮮明に、暗い領域の階調もしっかりと残した描写が可能です。設定は「オート」のほか、露出差レベルを1.0-6.0EV間で1.0EVごとに設定できる「露出差レベル設定」から選択できます。
逆光などで明暗差が大きいときに、撮影した画像の各領域を分析して、自然な階調表現に自動補正します。高速画像処理エンジンにより、連続撮影にも対応。人物のスナップ設定からスポーツシーンまで幅広く活用できます。設定は、画像の領域ごとに適正に補正し、黒つぶれと白とびの両方を抑える「オート」と、補正効果を5段階で選べる「レベル補正」があります。
ファームウエアのアップグレードによりNEX-C3に新搭載の「ピクチャーエフェクト」機能を追加できます。ライブビュー上で効果を確認しながら、「トイカメラ」や「ポップカラー」「レトロフォト」「パートカラー」をはじめ、11種類のエフェクトを使って印象的な作品が撮れます。パソコンで画像加工しなくても、カメラの設定で自分らしい表現を自由に楽しめます。さらに、すべての効果を、静止画・動画を問わずに活用できます。
画像の仕上がりを自分のイメージに合わせて設定できる「クリエイティブスタイル」機能を搭載。「スタンダード」「ビビッド」「ポートレート」「風景」「夕景」「白黒」の6種類のモードから選択すれば、カメラが自動で最適な画像処理と調整を行います。コントラスト、彩度、シャープネスそれぞれの微調整が可能です。動画撮影時にも、「クリエイティブスタイル」機能を設定できます。
「iAUTO(おまかせオート撮影)」モードを選択すれば、カメラが撮影シーンを見分けて、シーンに最適な設定に自動調整します。「夜景&人物」「逆光」「人物」「風景」など8つのシーンを自動で認識し、シャッターボタンを押すだけで、カメラまかせできれいに撮影できます。
ソニーがこれまで培ってきた「顔検出」技術により、カメラが人物の顔を検出し、ピントや明るさ、肌の色あいなどを自動調整。被写体の表情をくっきり美しく撮影できます。同時に最大8人まで検出可能。「こども優先」や「おとな優先」 を設定すれば、優先的に撮りたい被写体をとらえられます。
カメラが笑顔を検出して、自動でシャッターを切る「スマイルシャッター」を搭載。「ほほ笑み」「普通の笑顔」「大笑い」でスマイル検出レベルを設定でき、撮りたい笑顔を逃さず撮影できます。
シーンセレクションの「手持ち夜景」モードなら、高速連写した6枚の画像を1枚に重ね合わせ、ノイズを増やすことなく高感度で撮影可能。三脚なしでブレの少ない夜景を手持ち撮影できます。
「手持ち夜景」モード同様に、高速連写した画像を重ね合わせて、ノイズを低減。さらに動いている人物と背景のそれぞれで重ね合わせ処理を行うため、手ブレと被写体ブレの両方を抑えた美しいポートレートを撮影できます。フラッシュは発光されないため、白とびすることなく、室内の照明だけで自然な表情が残せます。
画像の中央部分を拡大表示して撮影できます。コントロールホイールを回すだけで、1.1倍から最大10倍までスムーズに拡大できます。薄型広角レンズなどの単焦点レンズ使用時に、遠くの被写体に大きく迫りたいときに便利です。
「ブラビアリンク」対応のソニーのハイビジョンテレビ〈ブラビア〉とつなげれば、カメラに保存した画像の再生やスライドショーなどが、〈ブラビア〉のリモコンで簡単に操作できます。
撮った写真を「ブラビア プレミアムフォト」対応の〈ブラビア〉に映し出せば、写真本来の持つ自然な階調表現、豊かな色彩を余すところなくフルハイビジョンの高画質で再現できます。
メモリーカードを差すだけで、フォトスタンドのように写真を楽しめるソニーのデジタルフォトフレーム(別売)。思い出の写真がリビングを彩ります。写真を入れてプレゼントすれば、とっておきの贈りものにもなります。