α9は革新的なイメージセンサーと高速処理技術で、一眼レフカメラの機構とは一線を画した「光を捉え続ける」システムを構築。電子シャッターにより、ファインダー消失時間はゼロに。さらに無音・無振動で従来モデルを大幅に上回るAF/AE追随最高20コマ/秒(*1)の高速連写、最高1/32000秒(*2)の超高速シャッターを実現。また、ファインダー像消失がなく表示ラグを限りなく低減させた結果、リアルタイムで撮像イメージを確認できるようになりました。
*1 連続撮影モード「Hi」時。シャッタースピードが1/125秒以上の場合に有効です。AF-Cモード時は、装着レンズ、撮影モードによって最高連写速度が異なります。また、装着レンズによってソフトウェアのアップデートが必要になる場合があります。互換情報詳細については、サポートサイト をご覧ください
*2 MとSモード設定時のみ1/32000秒まで選択可能です(1/16000-1/32000秒の間は選択ができません)。それ以外の撮影モードでは最高1/16000秒になります
*3 電子シャッター使用時に有効です。ミラー構造を持つ一眼レフカメラは、シャッターレリーズ時にブラックアウト(静止画撮影中のミラーアップによるファインダー像の消失、メカニカルシャッターによる遮光)しますが、本機は電子シャッター撮影によりブラックアウトしません。絞り値をF16(ソフトウェアアップデートVer.5.0以降)より大きくすると、フォーカスは被写体に追随しません。1枚目の撮影時のフォーカス位置に固定されます。また、シャッタースピードが1/125秒より遅くなると、画面表示の更新が緩やかになり、シャッタースピードが1/8秒より遅い場合は電子シャッターが使用できません
高速性能を実現するため、世界で初めて(*1)積層構造を採用した「Exmor(エクスモア)RS」CMOSセンサーを搭載。回路部を画素領域とは別の層に積層配置することで、高速信号処理回路を大幅に拡張しました。さらに、膨大な出力信号を内蔵メモリーに一時保管することで、信号を滞らせることなく高速に処理ができるため、画素領域からの読み出しスピードは従来モデル比 約20倍(*2)以上の高速化を達成。35mmフルサイズでありながら、従来のモデルとは一線を画すスピード性能を実現しています。加えて、画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」の進化も、スピード性能とパフォーマンス向上に大きく貢献。フロントエンドLSIとの組み合わせにより、AF/AEの検出・処理速度の向上、「顔検出」「瞳AF」の速度と精度向上、電子ビューファインダーの表示タイムラグ最小化などを実現しています。
*1 35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラとして。2017年4月広報発表時点。ソニー調べ
*2 α7II比
積層構造を採用した有効約2420万画素の「Exmor(エクスモア)RS」CMOSセンサーを搭載し、高速処理と優れた画質性能を実現。裏面照射構造に加え、ギャップレスオンチップレンズ構造やシールガラス状のARコート(反射防止膜)の採用で、集光率を大幅に向上。常用ISO100-51200、拡張ISO50-204800(*)の広い感度域において、低ノイズで圧倒的な解像感と質感描写を実現します。
* 静止画メカシャッター撮影時 ISO100-51200(拡張感度:ISO50-204800)、静止画電子シャッター撮影時 ISO100-25600(拡張感度:ISO50-25600)、動画撮影時 ISO100-51200(拡張感度:ISO100-102400)
さらに進化した画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」を搭載したα9では、画像処理アルゴリズムを新設計し、中・高感度域でノイズの少ない高い解像感と質感の描写力の向上を実現。「ディテールリプロダクション技術」の進化で、細かな被写体のディテール再現力を高め、被写体のもつ質感をリアルに表現できます。また、「エリア分割ノイズリダクション」の暗部の解像性能が改善。ノイズの粒状表現をコントロールすることで、高感度撮影時の画質が向上しました。
読み出し速度を大幅に高速化した、新開発の「Exmor(エクスモア)RS」CMOSセンサーにより、最高20コマ/秒(*1)のAF/AE追随高速連写を実現。バッファーメモリーの大容量化やシステムの高速化などにより、圧縮RAWで約241枚(*2)、JPEGで約362枚(*3)までの連続撮影が可能。決定的瞬間を逃さず撮影を続けられます。
連続撮影速度とオートフォーカスの追随の対応については、使用レンズ等の撮影条件によって異なります。詳しくは、以下よりご確認ください。
*1 連続撮影モード「Hi」時。シャッタースピードが1/125秒以上の場合に有効です。コンティニュアスAF(AF-C)時は、装着レンズ、撮影モードによって最高連写速度が異なります。また、装着レンズによってソフトウェアのアップデートが必要になる場合があります。互換情報詳細については、上記Eマウントレンズ/Aマウントレンズのリンクよりご確認ください
*2 連続撮影モード「Hi」、圧縮RAW、UHS-II対応のSDXCメモリーカード使用時。ソニー調べ
*3 連続撮影モード「Hi」、UHS-II対応のSDXCメモリーカード使用時。ソニー調べ
光学ファインダーを備えた一眼レフカメラは、静止画撮影中にミラーアップ動作を行うため、ファインダー像が途切れる「ブラックアウト」は避けられません。一方、α9は電子ビューファインダー・液晶モニターの表示更新を60回/秒の頻度で行い、タイムラグを可能な限り抑制。結果、肉眼で被写体を捉えている様な「ブラックアウト」のない連続撮影を可能にしました。被写体の動きが速く不規則なスポーツ撮影や、表情の変化を一瞬でも見逃したくないポートレート撮影など、さまざまなプロの撮影現場において、その効果を発揮します。
* 低速シャッター時はライブビュー表示の更新頻度が遅くなります
ミラーレス構造とイメージセンサーの高速読み出しで、連続撮影中も絶え間なくAF/AE演算処理を行います。シャッターのレリーズタイミングに関わらず、最大60回/秒(*1)の演算処理が可能。複雑な動きをしたり、スピードに緩急のある被写体を、高い精度で追随し続けます(*2)。同時に、急激な輝度変化にも常に適正な露出を保つことができます。
*1 シャッタースピードが1/125秒以上の場合に有効です。装着レンズ、カメラ設定によって演算回数は異なります
*2 1/8秒より遅いシャッタースピードには設定できません。F16(ソフトウェアアップデートVer.5.0以降)より大きな絞り値の時はAF追随できません
進化を遂げたα9の電子シャッターは、メカシャッターのような駆動音は一切発生しません。このため、緊張感の高まるスポーツ競技など、静寂さが求められるシーンでもシャッター音を気にせず撮影に臨めます。また、メカシャッター特有の振動も発生しないので、ブレによる影響が極限まで抑えられ、シャープでキレのある写真を得られます。さらに、メカシャッターの限界を大幅に上回る最高1/32000秒(*)のシャッタースピードを実現。高速シャッターが露出の自由度を高め、高輝度な環境下でもNDフィルターの使用を必要としません。
* MとSモード設定時のみ1/32000秒まで選択可能です(1/16000-1/32000秒の間は選択ができません)。それ以外の撮影モードでは最高1/16000秒になります
電子シャッターの欠点とされていた動体歪みを、新開発のイメージセンサーの高速読み出しにより解消。最高1/32000秒(*1)のアンチディストーションシャッターにより、電子シャッターでありながら、動体歪みを抑えた(*2)静止画撮影を可能にします。
*1 MとSモード設定時のみ1/32000秒まで選択可能です(1/16000-1/32000秒の間は選択ができません)。それ以外の撮影モードでは最高1/16000秒になります
*2 静止画撮影時。撮影環境・条件によって、微小な歪みが残ることがあります
14bitの圧縮/非圧縮RAWフォーマットに対応。イメージセンサーの持つ広いダイナミックレンジを活かし、階調再現力に優れた高画質映像を得ることができます。α9では、新たに電子シャッターによる1枚撮影時も14bit RAW記録に対応しました。
* 一定の撮影条件下では、12bit RAW出力となる場合があります
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