2022年6月10日
2022年6月21日改訂
新商品
〜認知特性プロセッサー「XR™」を搭載したBRAVIA XR™のラインアップを強化〜
ソニーは、BRAVIA XR(ブラビア エックスアール)に新パネル(QD-OLED)採用の有機ELテレビやMini LEDバックライト搭載の液晶テレビの新機種などを加えた、全8シリーズ28機種の4K有機EL・液晶テレビを発売します。液晶テレビでは85V型や75V型の大画面の機種を、また有機ELテレビではコンパクトな42V型を新たに加えるなど、各シリーズのラインアップを拡充しています。
BRAVIA XRは、映像と音の信号処理をつかさどる認知特性プロセッサー「XR」により、自然で美しい映像と立体的で臨場感のある音で、没入感のある視聴体験を実現します。また、Google TV機能やスマートフォンとの連携機能のほか、ゲームや映画に最適な画質モードを搭載しており、様々なコンテンツを高画質・高音質・大画面で楽しめます。
4K有機ELテレビ「A95K」シリーズは、RGB(赤・緑・青)がそれぞれ独立して発色する新たな有機ELパネル(QD-OLED)を採用しています。認知特性プロセッサー「XR」による映像信号処理技術と新パネルを掛け合わせることで、より明るく、自然で鮮やかな色彩表現を実現しています。
4K液晶テレビ「X95K」シリーズは、液晶パネルのバックライトにMini LEDを搭載しています。従来よりも小さく数が多いLED光源を、認知特性プロセッサー「XR」に搭載したソニー独自のLED制御技術で精密に制御し、高コントラストに描き出します。
なお、発売する全28機種が、新開発のBRAVIA CAM(ブラビアカム)※1に対応しています。ブラビアカムは、画面の上部に装着するカメラで、テレビを見る人の位置を認識することで画面の明るさや音声の左右のバランスなどを自動調整し、視聴環境にあわせて映像と音声を最適化します。また、音量調整や電源オフなどが可能なジェスチャーコントロール機能や、遠方の家族や友人とテレビ画面を通して会話ができるビデオチャット機能などにも対応する予定です。
A95K/A80K(65V型と55V型)/A90Kシリーズは、ソニーが独自に開発した再生プラスチックSORPLAS™(ソープラス)を背面カバーに採用し、バージンプラスチックの使用量を約60%※2削減しています。また、梱包サイズを約15%※3、梱包材を含む製品の総重量を約10%※3削減しています。 これにより、1パレットに搭載可能な台数が約1.4倍になり、製品輸送によるパレット単位当たりのCO2排出量を約19%※3削減します。
環境負荷軽減に関する取り組みの詳細は、ソニーグループポータル内の「あらゆるシーンで、ブラビア®とサステナブルな体験を」を参照ください。
商品名 | シリーズ名 | サイズ | 型名 | 発売月※ | 価格 |
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4K有機ELテレビ BRAVIA XR |
A95K (QD-OLED) |
65V型 | 『XRJ-65A95K』 | 7月 | オープン 価格 |
55V型 | 『XRJ-55A95K』 | ||||
A80K | 77V型 | 『XRJ-77A80K』 | 8月 | ||
65V型 | 『XRJ-65A80K』 | ||||
55V型 | 『XRJ-55A80K』 | ||||
A90K | 48V型 | 『XRJ-48A90K』 | |||
42V型 | 『XRJ-42A90K』 | ||||
4K液晶テレビ BRAVIA XR |
X95K (Mini LED) |
85V型 | 『XRJ-85X95K』 | ||
75V型 | 『XRJ-75X95K』 | 9月 | |||
65V型 | 『XRJ-65X95K』 | ||||
X90K | 85V型 | 『XRJ-85X90K』 | 10月 | ||
75V型 | 『XRJ-75X90K』 | 9月 | |||
65V型 | 『XRJ-65X90K』 | 8月 | |||
55V型 | 『XRJ-55X90K』 | ||||
50V型 | 『XRJ-50X90K』 | 11月 | |||
4K液晶テレビ | X85K | 55V型 | 『KJ-55X85K』 | 10月 | |
50V型 | 『KJ-50X85K』 | ||||
43V型 | 『KJ-43X85K』 | 10月 9月10日 |
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X80K | 75V型 | 『KJ-75X80K』 | 8月 7月9日 |
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65V型 | 『KJ-65X80K』 | ||||
55V型 | 『KJ-55X80K』 | 10月 | |||
50V型 | 『KJ-50X80K』 | 7月 | |||
43V型 | 『KJ-43X80K』 | ||||
X80WK | 75V型 | 『KJ-75X80WK』 | 8月 | ||
65V型 | 『KJ-65X80WK』 | ||||
55V型 | 『KJ-55X80WK』 | 10月 | |||
50V型 | 『KJ-50X80WK』 | 7月 | |||
43V型 | 『KJ-43X80WK』 | ||||
BRAVIA CAM(ブラビアカム) | 『CMU-BC1』 | 8月 |
※発売日については、6月下旬に製品情報ページにてご案内します。また、予約販売の受付は6月24日(金) 午前10時より開始します。
※発売日を更新しました。(2022年6月21日)
認知特性プロセッサー「XR」は、人が映像を見るときの注視点を検出し、様々な要素を横断的に分析・処理することで、人の目が感じる自然な美しさを表現します。
RGB(赤・緑・青)がそれぞれ独立して発色する新たな有機ELパネル(QD-OLED)と、認知特性プロセッサー「XR」の映像処理技術を掛け合わせて色再現領域を拡大し、自然で鮮やかな色を繊細に表現します。
高密度に配置されたMini LED光源と、ソニー独自の精密なLED制御技術で、まばゆいほどの明るさから引き締まった黒まで、高コントラストに映像を描き出します。
認知特性プロセッサー「XR」は、映像だけでなく音声信号も高精度に処理します。
有機ELパネル自体を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」や、液晶テレビの画面から音が出ているかのような「アコースティック マルチ オーディオ」といった独自の音響技術で、映像と音の定位感を向上させます。
また、さまざまな音源を5.1.2chの立体音響にアップスケールする※4「3D サラウンド アップスケーリング」にも対応し、奥行き感が増した、人が感じる音に近い音響を届けます。
(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K)
ソニーのホームシアターシステム※5やサウンドバー※5との接続時、「アコースティック センター シンク」搭載のブラビアなら、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして使用できます。テレビからも音を出すことで映像と音の定位感が向上し、臨場感ある音で映画や音楽を楽しめます。
さらに、広大な音場空間を創りだすソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」を搭載した機器※6を組み合わせることで、テレビを中心として、リビングが音で満たされるような立体音響を実現し、まるでその場にいるかのような臨場感を体験できます。
ネット動画、音楽、ゲームなど豊富なアプリに対応しており、さまざまなコンテンツを楽しめます。ブラビアに向かって話しかけるだけで、コンテンツの検索や音量調整、電源オン・オフ等のハンズフリー操作※7が可能です。
「BRAVIA CORE」はソニー・ピクチャーズの映画が2年間見放題のコンテンツサービスです。
新たな専用画質モードの搭載で、家庭での映画視聴に最適な画質に自動的に調整し、映画館のようなクオリティで作品を楽しめます。
PS5が、接続されているブラビアの機種を認識し最適なHDRの値を自動的に入力する「オートHDRトーンマッピング」と、視聴するコンテンツに応じて画質モードを変更する「コンテンツ連動画質モード」で、ブラビアならではの快適なゲーム体験を実現します。
テレビの受光部に向けなくても操作が可能な無線リモコンを付属しています※8。
「ネット動画」ボタンに「Disney+」が加わり、放送中のテレビ番組からネット動画まで、ワンプッシュで簡単に起動し視聴できます。また、「操作/録画」ボタンが加わり、視聴中の番組録画がスムーズに行えます。
テレビを見る人の位置や距離を検知し、画面の明るさ、音のバランス、声の大きさを最適化します。
ビデオチャットアプリ「Google Duo」に対応。遠方の家族や友人と大画面でビデオチャットができます。
ブラビアカムに向かってジェスチャーをすると、音量調整や電源オフなどの操作が可能です。
設定距離より近い位置での視聴を検知すると画面上にアラートを表示し、適切な距離での視聴をサポートします。
テレビの前に人がいない間は、画面の明るさを落として消費電力を自動抑制します。
スタンドの存在を感じさせないデザインでの設置と画面を壁に近づけた設置、2つのスタイルから選べます。
A80KとX95Kは幅の狭いテレビ台への設置や、サウンドバーとの組み合わせなど、様々な設置環境に対応可能な3-Wayスタンドを搭載しています。
X90K(50V型除く)は、サウンドバーとの組み合わせに適した2-Wayスタンドを搭載しています。
A90Kシリーズは、サウンドバーのほかパソコンやゲーム関連機器も周辺に設置しやすい、ハイポジションに対応しています。
ソニーグループでは、2050年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、この達成に向けて段階的に環境中期目標を設定しながら行動しています。現在は、2021年度から2025年度までの中期目標「Green Management 2025」を定め、製品のプラスチック使用量の削減を1つの目標としています。
ブラビアにおいては、バージンプラスチック使用量の削減や、梱包の小型・軽量化による製品輸送の単位当たりのCO2排出量の削減に加えて、梱包材に使用するプラスチックを約35%※3削減したほか、パッケージ印刷に使用するインクを、2021年発売モデルとの比較で約84%※10削減しています。
『シリーズ名』 特長 |
『A95K』 QD-OLED |
『A80K』 | 『A90K』 | 『X95K』 Mini LED |
『X90K』 | 『X85K』 | 『X80K』 | 『X80WK』 | |
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プロセッサー | XR | ● | ● | ● | ● | ● | |||
HDR X1 | ● | ● | ● | ||||||
XR トリルミナス マックス | ● | ||||||||
XR OLED コントラスト プロ | ● | ● | ● | ||||||
XR バックライト マスター ドライブ | ● | ||||||||
直下型LED部分駆動 | ● | ● | |||||||
倍速駆動パネル | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
3D サラウンド アップスケーリング | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
アコースティック サーフェス オーディオ プラス |
● | ● | ● | ||||||
アコースティック マルチ オーディオ | ● | ● | |||||||
Google TV機能 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
スマートフォン連携 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
トリプルチューナー搭載 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
スマートスピーカー連携 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
BRAVIA CORE (コンテンツサービス) |
● | ● | ● | ● | ● | ||||
PS5との連携機能 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
今回の新商品を、ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、6月10日(金)より展示します。