2024年7月12日
2024年8月30日改訂
新商品
ソニーは、ピーク輝度を最大約1.5倍※1に高め、より鮮やかな色彩と、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現するMini LEDバックライト搭載の4K液晶テレビ『BRAVIA 9』シリーズを発売します。あわせて、高輝度で、豊かな色彩表現が可能なQD-OLED搭載の4K有機ELテレビ『A95L』シリーズなど、全4シリーズ12機種の4K液晶テレビ・有機ELテレビを発売します。今回発売する12機種は、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる画質を実現しており、自宅での映画鑑賞をより豊かにする商品群です。
フラッグシップモデルである『BRAVIA 9』シリーズは、新開発のLEDドライバーを搭載しており、より緻密にMini LEDバックライトを制御することで、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現します。音響面では、テレビ本体のスピーカーに、壁と天井に反射させた音を上方向から届ける「ビームトゥイーター」を新たに追加し、音の立体感やクリアさを強化しました。また、サウンドバーなどとの接続時に、テレビをセンタースピーカーとして使用できる機能「アコースティックセンターシンク」が進化し、より高精度な音響調整を行えるようになりました。音の定位感が向上し、映画の世界への没入感を一層高めます。
さらに、新たに搭載した「Prime Video 画質モード」を含む、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる「スタジオ画質モード」を12機種全てに搭載しています。「スタジオ画質モード」はいずれも、コンテンツ配信サービス事業者との協業で開発した4Kブラビア独自の画質モードで、新搭載の「Prime Video 画質モード」では映画やスポーツなどさまざまなコンテンツの信号をテレビが識別し、最適な画質に自動調整します。
ソニーは、シネマ用カメラやマスターモニターなど映像制作機器の開発により、長年にわたり多くのクリエイターの創作活動を支援してきました。また、ソニーグループは映画の製作から配給まで広範なビジネスを展開し、映画産業の発展に貢献しています。これらのソニーならではの経験と知見を生かし、クリエイターが意図した通りの映像を家庭に届け、その臨場感や作品への没入感を高める商品の開発に今後も取り組んでいきます。
商品名 | シリーズ名 | サイズ | 型名 | 発売日 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
Mini LEDバックライト搭載 4K液晶テレビ |
BRAVIA 9 (XR90) |
85V型 | 『K-85XR90』 | 8月10日 | オープン価格 |
75V型 | 『K-75XR90』 | ||||
65V型 | 『K-65XR90』 | ||||
Mini LEDバックライト搭載 4K液晶テレビ |
BRAVIA 7 (XR70) |
85V型 | 『K-85XR70』 | 8月31日 | |
75V型 | 『K-75XR70』 | ||||
65V型 | 『K-65XR70』 | ||||
55V型 | 『K-55XR70』 | ||||
QD-OLEDパネル搭載 4K有機ELテレビ |
A95L | 65V型 | 『XRJ-65A95L』 | 8月10日 | |
55V型 | 『XRJ-55A95L』 | ||||
4K有機ELテレビ | BRAVIA 8 (XR80) |
77V型 | 『K-77XR80』 | 8月31日 | |
65V型 | 『K-65XR80』 | ||||
55V型 | 『K-55XR80』 |
ピーク輝度を最大約1.5倍※1に高め、これまで発売した4Kブラビアの中で最も高い輝度を実現しています。高い輝度を必要とするシーンでも、色鮮やかに細部まで忠実に描き出せます。
高密度に配置したMini LEDバックライトをコントロールする、独自のLEDバックライト制御技術「XR バックライト マスタードライブ」を搭載しています。LEDバックライトの分割数が最大約3倍※1に増えたほか、ソニーセミコンダクタソリューションズと共同開発した新LEDドライバーを搭載し、より緻密で正確なバックライト制御を実現しています。これらにより、きめ細やかな明暗の描写とコントラストの高い映像表現を可能にしています。
音を壁と天井に反射させ、上方向から音を届ける「ビームトゥイーター」を新たに搭載しています。テレビのフレーム自体を震わせて高音域の音を前へダイレクトに届ける「フレームトゥイーター」とあわせて、立体感ある音の広がりや声のクリアさ、定位感が向上し、映像と音の一体感を高めます。
Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビのプレミアムモデルとして発売する『BRAVIA 7』シリーズは、2023年発売のフラッグシップモデル『X95L』シリーズと同じバックライト制御技術「XR バックライト マスタードライブ」を搭載しています。加えて、LEDバックライトの分割数やピーク輝度においても、『X95L』シリーズと同等の性能を有しています。さらに、人気の高い55V型モデルを新たに加えることで、Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビの選択肢を拡充しました。
従来機種の『A95K』シリーズとの比較で、ピーク輝度が最大2倍に向上しています。QD-OLEDパネルの純度の高い発色と、プロセッサー「XR™」の映像処理技術「XR トリルミナス マックス」を掛け合わせることで、より明るく鮮やかな色彩を繊細に表現できます。
プロセッサー「XR」が、『BRAVIA 8』シリーズの有機ELパネルの能力を最大限に引き出し、ピーク輝度を最大1.2倍※2に向上させています。明暗がくっきりとした高コントラストな映像表現が可能です。また、壁掛けにも適した薄さで、リビングに溶け込む美しいデザインを実現しました。
ソニーのホームシアターシステムやサウンドバーとの接続時に、ブラビアのスピーカーをセンタースピーカーとして使用できる機能「アコースティックセンターシンク」が進化し、より高精度な音響調整を行えるようになりました。1つのスピーカーシステムとして動作させることができ、より自然で調和のとれた音響を提供します。さらに、独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)」を搭載した機器を接続して使用すると、広大な音場空間に包まれ、その場にいるかのような没入感を体験できます。
『BRAVIA 9』『BRAVIA 7』の両シリーズは、独自の信号処理によりMini LEDパネルの特性を最大限に引き出し、シーンに合わせて明るさを自動で最適化し、高輝度と低消費電力を両立しています。
また、4シリーズともに本体のさまざまな省エネ設定を一括で簡単に設定・管理できる「ECOメニュー」を搭載しており、新たに電力使用量や省エネのヒントも確認できるようになりました。ECOメニューで省エネのための各種設定を切り替えることで、電力消費量を約25%※4節約することができます。
バージンプラスチックの使用量を削減するために、本体の複数の部品に再生プラスチックを採用しています。『BRAVIA 9』『BRAVIA 8』の両シリーズでは、テレビの中でも最も表面積が大きい背面カバーに、高品質かつ高い再生材使用率を実現するソニーの再生プラスチック「SORPLAS™(ソープラス)」を使用しており、テレビ本体に使用しているプラスチックの最大約65%※5が再生材です。
4シリーズともに、番組表や設定画面などのテレビ画面上に現れる文字情報を読み上げる音声読み上げ機能が初期設定時から利用可能なほか、メニュー表示時間を長くする機能、弱視や視覚過敏の方などに配慮した色反転およびグレースケール表示機能などに新たに対応しています。また、『BRAVIA 9』『BRAVIA 7』『BRAVIA 8』の各シリーズは、サウンドバーを接続するためのeARC HDMI 端子と S-CENTER端子の位置を示す凸点を新たに備え、視覚障がいがある方のスムーズなセットアップをサポートします。
7月12日(金)より8月31日(土)10月31日(木)まで、ソニーストアの各店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて新商品体験会を開催します。最新4Kブラビアとサウンドバーの体験ほか、「キングダム 大将軍の帰還」公開記念イベントなどを実施します。
キャンペーン期間内に55V型以上の対象4Kブラビア、または4Kブルーレイディスクレコーダー、サウンドバー・オプションスピーカー・ホームシアターシステムまたはネックスピーカーを対象4Kブラビアとセットで購入したお客様に、最大で10万円のキャッシュバックを実施します。