東京・有楽町の国際フォーラムで開催された第11回の報告会には、助成団体から約60名が参加しました。第1部発表会では、「子ども・青少年」や「ボランティア活動 啓発・支援」等に携わる5つの団体が、活動の模様を実演するなどして発表を行いました。

第2部は、助成団体間の交流を深めるコミュニケーションセッションを行いました。団体が掲示した活動に関するパンフレットや記事、作品について質問したり、それに答えて説明するなど、活動内容に関する活発な情報交換が行われました。大学や地域の違いを越えた交流が図れたという声や、似たような活動をする団体と意見を共有することができたといった声が聞かれました。

第3部のパネル・ディスカッションは、過去の助成団体OB/OGがパネラーとなり、「ボランティア活動がその後の学生生活にどのように生かされたか」といったテーマについて討議しました。パネラーによる討議の後、会場の学生が感想を話し合ったほか、学生からの質問にパネラーが答えました。
最後に、原田審査員長から報告会への講評がありました。「応募書類を読むだけよりも、こうして会うことで、皆さんの活動がよりよくわかり、フェーストゥーフェースで接する意義を感じた」とメッセージがありました。