伝説のロックバンドQUEENの足跡と、そのボーカリスト、
フレディ・マーキュリーの半生を映像化した
2018年のベストヒットムービー
『ボヘミアン・ラプソディ』が
いよいよBlu-ray&DVD化/デジタル配信化され、
自宅でも楽しめるようになりました。
それを記念して、人気映画情報サイト「シネマトゥデイ」編集者・入倉功一さんに、
本作をウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』で楽しむ際の、
見どころ・聴きどころをお聞きしました。
圧巻のQUEENサウンドを劇場クオリティで再現してくれる『SRS-WS1』の実力を、
映画の専門家はどのように感じたのでしょうか?
おすすめシーン①:QUEEN黎明期のレコーディングシーン
音の存在感をクリアに感じられる
明瞭なサウンドも◎
物語の序盤、バンドに加わったフレディがQUEENの音を豊かにしていくシーンでは、音を大きく左右に振ったり、ティンパニの上にコインをばらまいた状態で演奏したりと、さまざまなアイデアを披露します。ここについては個人的に、映画館よりもウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』の方が音の動きがわかりやすく、くっきりとした明瞭感があって、分かりやすいと感じました。フレディのセンスを臨場感のある音で感じられるのが感動的ですね。
作り込まれた音の細部まではっきりと聴こえる。
ウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』の劇場での体感に迫る
おすすめシーン②:「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」誕生
音を体でも感じられるから
ライブ映像への没入感が高まる
ウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』の特長の1つである振動機能は、ライブシーンが見どころである『ボヘミアン・ラプソディ』と相性抜群。ドン・ドン・パッのリズムで有名な「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」が生まれるシーンはもちろん、多くのシーンで振動機能が気分を高揚させてくれました。とりわけ興奮したのが、中盤の「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」のシーン。この曲はジョン・ディーコンのベースのリフがめちゃくちゃ格好いいんですが、振動機能によってその魅力が一段と際立つんです。ぜひ、振動機能を「強」にして聴いてください。
『ボヘミアン・ラプソディ』ではバンドの転機に新たな楽曲が誕生していくという展開が続くのですが、その新曲が生まれる瞬間を音だけでなく、振動でも感じられるのが面白いと思いました。
こうした空気の震える感じって、家庭では絶対に味わうことができないと思っていたので感動です。ぜひ、ライブDVDなども『SRS-WS1』で観てみたいですね。
「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」の足踏み、「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」のベースなど、音がもたらす振動を体感。
おすすめシーン③:フレディとメアリーの愛の語らい
大きな音、迫力ある音だけじゃない
愛の囁きも、まるでその場にいるように
ここまでウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』の音の迫力について語ってきましたが、しっとりとしたシーンについても感心することが多かったです。たとえばフレディと恋人のメアリーがベッドの上で愛を語らうシーンでは、音の空間がぐっと小さくなり、視聴者がより2人の近くにいるかのように思えるのですが、『SRS-WS1』では音の空間性をより強く感じられることができました。この演出には、フレディが本当の意味で愛情を持ったのが彼女なのだということを伝える狙いがあります。派手なシーンも楽しいのですが、繊細なシーンに込められた想いもぜひ、感じ取ってほしいですね。
キャラクターと視聴者の距離がぐっと近付くシーン。 あえて目を閉じてみると、その近さにドキドキするかも?
おすすめシーン④
葉擦れや息づかいなど
細かな音もしっかり再現
これは『ボヘミアン・ラプソディ』に限った話ではないのですが、映画にとって周囲のちょっとした環境音の再現はものすごく大切。とても些細な音なのですが、音が生み出す空気を感じられない映画はとても味気なく思えてしまいます。もちろん『ボヘミアン・ラプソディ』はその点もしっかり作られていて、QUEENのメンバーがEMIのオフィスで新曲のプレゼンを行っているシーンでは、窓の向こうの鳥の鳴き声や葉擦れの音がきちんと収録されており、その場の雰囲気を感じる一助となっています。そうした細かな音もウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』はきちんと再現。耳障りにならず、それでいてしっかりと聴き取ることができ、その場の空気感を音で補完してくれました。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、ステージのど派手できらびやかなサウンドだけじゃない。
作り込まれた日常シーンの音からもフレディの生きた時代を感じよう。
おすすめシーン⑤:ライブシーン全て
QUEENのステップアップを
音の広がりで感じられる
ウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』で『ボヘミアン・ラプソディ』を最後まで鑑賞し、何より感動したのが空間の再現性でした。約2時間の映像に、約20年にわたるQUEENの軌跡をコンパクトにまとめた作品なのですが、結成前夜にフレディが独り駐車場で歌っているシーンから始まり、小さなライブハウス、全米ツアー、そして「ライヴ・エイド」と、ステージがどんどん大きくなっていく様子を、音の広がりでよりリアルに感じることができました。
中でも特に感動したのがクライマックスの「ライヴ・エイド」。それまでのライブシーンは、まるでその会場の客席にいるかのような感覚で音楽を
楽しんだのですが、最後の約30分、「ライヴ・エイド」のシーンでは一転、自分がステージの上にいるかのような感覚に。会場に詰めかけた聴衆がフレディたちに送った賞賛の歓声に包まれるという、得がたい体験ができました。
ライブ会場によって異なる空間の広がり・響きが、ウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』ではその場にいるかのように感じられます。
特に「ライヴ・エイド」のサウンドは圧巻。
なお、4KUHD版/BD版/デジタルEST版には映像特典として「ライヴ・エイド」の完全版が収録。伝説のステージを最高の音響環境で楽しもう!
まとめ
映画の真髄を耳と体で「体感」できるこれまでにないスピーカー
良くできた映画は音にきちんとした意図が込められており、作品にさらなる深みを与えています。おすすめシーンの1つにも挙げましたが、フレディとメアリーのシーンでは音の空間を小さくすることで、観客と2人の距離をぐっと縮めています。こうすることで、観客は彼らの感情に寄り添うことができるわけです。
しかし多くの薄型テレビの内蔵スピーカーでは、どうしても映像との間に物理的な距離が生じてしまい、音の仕掛けを満喫することができません。そのため私は、自宅では基本的にヘッドホンを使って映画鑑賞をしていたのですが、ウェアラブルネックスピーカー『SRS-WS1』なら劇場と変わらない近さを感じることができますし、音の聞こえ方、広がり感が自然ですね。
また、装着感の良さにも驚かされました。今回初めて肩のせタイプのスピーカーを使いましたが、フィット感が良く『ボヘミアン・ラプソディ』のような長編作品を見ても全く疲れませんでした。
そして何より、振動機能に可能性を感じました。これまでにない体験がとても新鮮だったのですが、冷静になって考えてみればゲームなどではもはや常識ともいえるくらい定着していますし、映画でも4DXのような体感型シアターが人気ですよね。 『SRS-WS1』を使って今さらながら、こうした体験をどうして家庭でできなかったんだろう、と思わされました。これを機に振動機能が広まっていくと、自宅での映画鑑賞がもっと楽しくなりそうです。
『ボヘミアン・ラプソディ』は劇場で何度も観ているのですが、改めて『SRS-WS1』で見直し、これまで見落としていた想いや仕掛けがまだまだあったということに気付かされました。今までにない、本当に面白い製品だと思います。映画をもっと深く楽しみたいという人はもちろん、かつての私のように音の大切さがまだよく分からない……という人にも試していただきたいですね。音が耳元で大きく響くので、自宅であまり大きな音を出せないという人にもオススメです。
伝説のロックバンドQUEEN。その生きざまが世界を変えた感動の物語。ワンフレーズを耳にすれば思わず心が躍り出す名曲で、世界中を魅了する。そのリード・ヴォーカルにして、史上最高のエンターテイナーと讃えられたフレディ・マーキュリーの生きざまを映し出すミュージック・エンターテインメントが誕生!
世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生みだし、スターダムを一気に駆け上がったフレディの仲間たち。今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活動の裏には、誰も知らないストーリーがあった…。
●識者プロフィール
シネマトゥデイ編集部・入倉功一
映画にまつわるさまざまな情報を発信する映画情報サイト「シネマトゥデイ(https://www.cinematoday.jp)」所属編集者/ライター。映画スターへのインタビューから、国内外映画イベントのレポート、最新映画の見どころ紹介など幅広い記事を執筆している。なお、QUEENは、『ボヘミアン・ラプソディ』以前からの熱烈なファンで、最も愛する曲は「地獄へ道づれ」。