リモートID機能やカメラ設定の拡張に対応
アップデート公開のお知らせ
2022年6月1日にAirpeak S1の本体、送信機のシステムソフトウェア バージョン 1.1.0およびAirpeak Flightアプリのバージョン 1.2.0を公開しました。
今回のアップデートでは、識別情報を電波で遠隔発信するリモートID機能への対応のほか、オフラインでの再現飛行の対応やフォーカスコントロールを含むカメラ設定機能の強化、UIのカスタマイズなどの機能追加を行っています。
主なアップデート内容
- リモートID機能対応
- オフラインでの再現飛行対応
- カメラ設定機能拡張
- 対応カメラ機種追加
- Airpeak Flight UIカスタマイズ機能追加
新機能詳細
<リモートID機能対応>
識別情報を電波で遠隔発信する機能に対応しました。
<オフラインでの再現飛行対応>
クラウドを経由せず、これまでに飛行した経路をオフラインで即座に再現飛行できる、ダイレクト再現飛行に対応しました。
Airpeak Baseを使い飛行ログをミッションに変換することで高度な編集を可能にする従来の再現飛行に加え、オフラインでの簡単な再現飛行を提供。マニュアル操作では困難な再現飛行がシーンに合わせて2種類から選択でき、より使いやすく進化しました。
<カメラ設定機能拡張>
これまで操作可能だった絞り値やシャッタースピードなどの設定に加え、ドライブモードやファイル形式などより細かなカメラ設定*の操作に対応しました。フォーカスエリアの設定やタッチによるフォーカス位置の選択が可能なモデルも追加となり、被写体へのピント合わせが便利になります。
さらに、Airpeak Flightアプリの一般設定から、[画面表示内にある撮影画像のサムネイルを表示]をオンにすることで、飛行中に静止画を撮影した際にフライト画面右下にサムネイルが表示できるようになりました。これにより、実際にシャッターが切られ撮影が実行されたことが明確に確認できるようになりました。
*カメラの機種により操作可能な項目が異なります。詳細はこちらをご確認ください。
<対応カメラ機種追加>
対応カメラにILCE-7M4を追加しました。ジンバル設定内のメインチューニングのプリセット値も提供しています。
<Airpeak Flight UIカスタマイズ機能追加>
Airpeak Flightのサイドメニューのカスタマイズに対応。フライト画面のサイドメニューを長押しすることで、よく使う飛行機能やカメラ設定を配置・並び替えできるようになりました。お使いのシーンに応じて必要な設定に素早くアクセスでき、利便性が向上しました。
さらに、WebアプリケーションのAirpeak Baseも2022年4月11日にアップデートを行いました。これまでに飛行したログからミッションを作成する際の使い勝手が向上し、より効率的な運用にご活用いただけます。また、使い方のコツを含めたユーザーガイドも公開いたしました。
Airpeak Baseユーザーガイドはこちら
アップデート方法などの詳細は、リリースノートをご確認ください。
Airpeakは新規機能の提供に加え、ユーザーのみなさまから寄せられるさまざまなご指摘・ご要望に対しアップデートを重ねています。今年4月には、実際にAirpeakをご購入いただいた方にもフィールドテストなどにご協力いただき、映像伝送品質の改善を行いました。
今後も体験会などを通じ、ユーザーのみなさまと共によりよい商品を作り上げられるよう努めてまいります!