■業種:教育機関 ■用途:教室用ディスプレイ
※画像は2019年2月時点
愛知大学様の「名古屋キャンパス」は、2012年に開校されたキャンパス。30人程度のセミナールームから600人規模の大講義室まで、さまざまな教室を配置。ICT環境やAV機器も駆使した講義が行われています。
「講堂や大講義室はプロジェクター、セミナールームやゼミ室ではキャスター付き可搬型ディスプレイで、講義や学生のプレゼンテーションを行っています。また、設備導入の際には、現場の先生の意見を重視しています」と話すのは情報システム課・課長の三浦文博氏。
愛知大学様の先生は、より質の高い授業を実現するための設備・機材への関心が高く、機材選定の場では活発にご意見をいただくそうです。また、今回設備導入された電子システム様の展示会へも多くの教職員が訪問され、設備・機材の最新情報を収集されているとのこと。
「先生の評価もあり、可搬型ディスプレイは開校以来台数を増やしてきました。ただ、導入から期間が経過してきたため、ディスプレイの表示が乱れるなどの不具合が増えたり、最近のPCの出力端子に対応していなかったりしていました。そのため、トラブル発生のたびに先生や学生からの問い合わせ対応や代替品の運搬に追われていました。」(情報システム課・係長の石原有希子氏)
このような状況のため、今年度よりリプレイスすることを決定。その際に選ばれたのが法人向けブラビアの「会議用ディスプレイパック」です。
この「会議用ディスプレイパック」は、パソコンとの接続を検知して自動的に電源が入ったり、パソコンと接続している最中でも、後から接続した方のパソコンの画面に切り替わったりと、授業が円滑に進む機能を持っています。
「可搬型ディスプレイを運んできて、コンセントを差し、ケーブルをパソコンに差すだけで使えるので、初めて使う先生や学生でも使い方の説明は不要です。また、以前はたびたび起きていた、“画面が映らない”、“切り替えができない”といった問い合わせは今のところ一件も出ていません。」(石原氏)
「それともう一点、導入後に気付いたのですが、以前は起きていたリモコンの紛失が起きていません。この可搬型ディスプレイではリモコンを使うことがほとんどないからだと思います。管理・運用面で非常に助かっています」(石原氏)
今回、法人向けブラビアをご提案いただいたのは、教育市場を中心にAVシステムの提案・構築・保守・サポートを提供している「電子システム株式会社」様です。
「この会議用ディスプレイパックモデルは、ソニーさんから説明をいただいてすぐに愛知大学様へ提案しました。この使いやすさは現場の先生だけではなく、年次ごとに使用する教室が変わる学生のような、不慣れな方にも役立つと感じました。」と話すのは東海支社・営業部・第2グループ・マネージャーの小川直貴氏。
さらに小川氏は続けます。「大学様は単年度契約なので、3年間の長期保証が標準で付いている法人向けブラビアは扱いやすいですね。また、業務用ディスプレイに比べて価格は抑えられていますし、本体は軽量で設置しやすく、サイズのバリエーションも豊富です。ただのディスプレイとしてではなく、サイネージとしても使用できるので、提案の幅が広いと感じます。」(小川氏)
インタビューの最後に愛知大学様から法人向けブラビアへの期待の声をいただきました。
「すでに稼働している可搬型ディスプレイが好評なので、今後も順次増やしていきたいと思います。法人向けブラビアはデジタルサイネージとしても使えるということなので、現在使用しているサイネージのリプレイスや追加購入も検討したいと思います。」(三浦氏)