2020年10月時点(2024年8月一部修正)
ベストファーム司法書士法人/土地家屋調査士法人 様
ベストファームグループは1992年に福島で創業し、現在は4カ所に事務所を設け、士業のワンストップサービスを提供。司法書士、行政書士、土地家屋調査士、測量士、公認会計士、税理士などの法的手続きの専門家に加え、不動産、保険に精通したアドバイザーなど各分野のプロフェッショナルが在籍し、複合的な問題に対してきめ細かく包括的に支援されています。
■課題
■法人向けブラビアで解決
ベストファームグループ代表・いわき店マネージャー・司法書士/土地家屋調査士の斉藤浩一氏は、「相続・贈与、遺言、登記など、人生の節目などに必要となる法的な手続きには複数の専門家の知見が必要なケースが少なくありません。ベストファームグループは、多職種の専門家が在籍しており、1つの窓口でお客様をご支援できる体制を整えています」と話します。
ベストファームグループ様は、東京都千代田区、福島県いわき市、郡山市、石川町に拠点を設けており、相談実績は5万8000件超。法的手続きの小さな困りごとなどへのきめ細かい対応が評判を呼び、多くの方に利用されています。
「法的手続きが必要になっても、誰に相談すればいいのかわからない、法的手続きに関する相談は敷居が高いという声があります。そこで当グループでは、お客様が気軽に相談できるように『暮らしの情報・相談モール』を展開。郡山店と2020年4月にリニューアルオープンしたいわき店では、法的手続きの専門家による相談だけでなく、新たなチャレンジを応援するカルチャー教室やカフェなどを併設し、地域に根ざした活動をしています」と斉藤氏。
面談室では、さまざまな資料を提示しながらお客様の相談を受けています。そこで、ひとつの課題に直面しました。
「以前は“紙”の資料が多く、必要な資料を探すのに手間取ることもあり、もう少しスマートに資料を見せられないかと考えていました。また、最近は環境への対応やコスト削減などの理由からペーパーレス化が進み、資料をディスプレイで表示するケースが増えています。ディスプレイ導入によって当初の課題は解決したのですが、フルHDのモニターでは、文字や映像を鮮明に映し出すことができません。そのため、4K対応の法人向けブラビアの導入を決めました」と斉藤氏は話します。
ベストファームグループ様は、「暮らしの情報・相談モール」の面談室とセミナールーム、会議室にそれぞれ55V型の法人向けブラビア「会議用ディスプレイパック」を導入。会議室には、Webカメラやスピーカー、パソコンを追加。これによって、遠隔会議にも対応できるようになりました。
会議用ディスプレイパックの場合、ブラビアに繋がったHDMIケーブルをパソコンに差すと、自動的にブラビアの電源が入り、すぐにパソコンの画面を映し出すことができます。起動に時間がかかったり、入力を切り替えたりなどの煩わしさもありません。
「コアな業務に集中したいので、煩わしさがないのは大きなメリットです。スタッフが意識することなく、当たり前のように使える法人向けブラビアの使い勝手の良さに満足しています」(斉藤氏)
本システムを納入したのは富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社様です。
「法人向けブラビアは、4K対応で映像がきれいに表示されます。さらに、業務用ディスプレイとしては安価で、ディスプレイサイズは豊富。お客様に提案しやすいディスプレイだと感じています」と語るのは、営業統括部・ソリューション営業部・ソリューション営業課・プロフェショナルエキスパートの小熊昭夫氏。
法人向けブラビアは、8Kモデルに98V型と85V型、4Kモデルでは85V型から43V型までと、豊富なサイズを取りそろえています。縦置きにも対応しているため、会議用途やデジタルサイネージなど、お客様の求める用途や目的に合った1台を選ぶことができるのです。
また、大量生産している民生用モデルと同様に、部品調達コストの低減や平準化を実現。そのため、高品質ながら導入しやすい価格となっています。
「ベストファーム様には、煩雑な操作が不要で直感的にディスプレイを使える “会議用ディスプレイパック”を提案しました。このようなモデルがラインアップされているのも法人向けブラビアのメリットだと思います」(小熊氏)
さらに法人向けブラビアは、標準で3年間の長期保証が付いています。出張修理対応のため、万が一故障した場合でもお客様自身がディスプレイを外したり梱包したりする必要はありません。長期間の使用が前提となる法人のお客様にとって、長期保証のメリットは大きな差別化ポイントとなっています。
「法人向けブラビアは設置の自由度が高く、壁掛けや天吊りなどお客様のニーズに合わせて設置できるので、提案の幅も広がります。『暮らしの情報・相談モール』は、新築の社屋ということもあり、スリムにこだわって設置しました。具体的には、壁からなるべく飛び出ないようにスリム壁掛けユニットを使っています。また将来、事務所スペースへの追加に備え、天吊りできるように準備も進めています」(小熊氏)
インタビューの最後に、ベストファームグループの斉藤様から、コメントをいただきました。
「法人向けブラビアは、コロナ対策でも効果を発揮しています。これまでは、スタッフが会議室に集まってミーティングをしていましたが、三密を避けるため少人数ごとに相談室に分かれ、Web会議システムを使って会議をしています。法人向けブラビアはBCP(事業継続計画)を意識して導入したわけではありませんが、結果的には業務を継続するのにも役立っています」(斉藤氏)