■業種:商業施設 ■用途:イベント告知
※画像は2016年9月時点
株式会社キャナルシティ・オーパ様は、デジタルサイネージとして、館内の4カ所に40V型ブラビアを導入されました。テナントのPRビデオや新店情報、イベント情報などを表示されています。
「サイネージのコンテンツは、同じチームの担当者がPowerPointを使って編集し、静止画に変換して、作成しています。出来上がったコンテンツをUSBメモリーに入れてブラビアに挿すだけと簡単なので、キャンペーンやイベント時など、まめに内容を変えて、活用しています」
そう語るのは、キャナルシティ内の販促・イベント関係の運営を担当されている安東 司 氏です。
「とくに、可動式スタンドに設置しているブラビアは、普段はエントランスに置いていますが、イベント時には催事スペースに移動させ、そのイベント用に作ったコンテンツを表示させています」
安東氏に、コンテンツはどのような工夫をされているかを伺いました。
「このサイネージシステムの利点の1つは、再生の順番も含めて自由にアレンジできるところです。現在テナントのPRビデオを流していますが、それだけだとただのCMで終わってしまうので、ビデオの後に自作のコンテンツを入れるようにしました。テナントのフロア情報やオープン日を表示しています。これによって、きちんとお客様を店舗へ導く、本施設としてのプロモーションになりました」
「外国人のお客様が多いため、館内の案内板やポスターは、日本語以外に英語・中国語・韓国語でも表記しています。今後はサイネージを使って、イベント情報なども外国語で表示したいと考えています。
たとえば2月と10月は、春節と国慶節に合わせて中国人のお客様が数多く来日されるため、そのシーズンには中国語コンテンツをメインにする予定です。来場されるお客様に合わせて、臨機応変にサイネージを活用したいと思います」
今後の計画について、安東氏は以下のように語ります。
「動くコンテンツはやはり目に止まるようです。今後は、例えばQRコードを用いるなどしてお客様との接点を作り、どの程度興味を持ってもらえているかの効果測定をしたいです。そして、より良いコンテンツ作りや設置箇所の追加検討に活かしたいと思っています」