法人のお客様業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア 導入事例 iti SETOUCHI 様(広島県福山市、3×3 Lab Future:東京都)

業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア

導入事例

魅力的な映像で、人と人、地域と地域をつなぐHub(ハブ)に

iti SETOUCHI(広島県福山市 × 3×3 Lab Future:東京都)

*掲載内容は2023年2月時点のものです

iti SETOUCHI 様(広島県福山市、3×3 Lab Future:東京都)

広島県福山市に2022年9月オープン。コワーキングスペース「tovio」を中心に、“遊び”のためのイベントスペースや、“ものづくり”のためのDIYスタジオ、飲食やショッピングのスペースなど、「働く・遊ぶ・暮らす」ための機能を集約。それらをあえて曖昧に存在させることで自由な活動や自在な変化を生みだし、新鮮な驚きやアイデアに満ちた場所となることを目指した、いわば一つの“小さなまち”です。

■導入の目的

  1. 館内の情報を、美しい映像で魅力的に訴求したい
  2. 用途に応じて、館内の自由な場所へ配置したい
  3. 「地域情報カレンダー」の利用で、効果的な情報発信をしたい

■法人向けブラビアで実現!

  1. 高画質・高輝度で、明るいエリア内でも鮮明な映像を上映
  2. 移動式スタンドの利用で、会議室での使用もスムーズ
  3. 専用アプリで「地域情報カレンダー」を簡単に導入

多彩な顔をもつ館内の各所でブラビアが情報発信

サイネージとして、館内各所に移動・表示させている
サイネージとして、館内各所に移動・表示させている

閉店した大型商業施設を活用するために実施された福山市のプロポーザルで私たち福山電業の提案が選定され、この『iti SETOUCHI(イチセトウチ)』は生まれました。元々「地域の顔」としてあった大型商業施設ですが、今回のプロポーザルは商業施設としての利用・再生が要件ではなく、福山駅前をコミュニティーとして人が集う場所にし、そこから新しい文化やビジネスが生まれることを要望するものでした。それをきっかけにエリアの価値が上がり、さらなる開発投資が生まれる。そんな考え方に共感して応募しました。

50V型のブラビアを11台導入し、館内の各所で利用しています。iti SETOUCHI には商業的な側面と情報発信の側面があり、ブラビアには柔軟な使い方を求めました。まず、イベント時にはその案内や誘導に利用しています。また通常は、館内の各所でiti SETOUCHIでのイベントスケジュールやショップのご案内に、そしてコワーキングスペースではリモート会議のモニターや資料表示用のディスプレイなど、用途はさまざまです。ビジネスシーンでの利用だけでなく、学生グループの発表や社会人イベント、就職相談会などにも利用されています。

イベントやお店の魅力をしっかり伝えるには画質が大事

福山電業 代表取締役社長 島田氏
福山電業
代表取締役社長
島田氏

ブラビアを選んだ理由として、まずはiti SETOUCHIでの使い方のような、柔軟な使い方をされた実績があったことです。プロジェクターだとスクリーンを用意する必要があったり、常時点灯させておくことができないなど、制約が多いのが難点です。移動可能なスタンドに設置したブラビアなら、館内の配置したい場所へ持っていくことができます。

「地域情報カレンダー」を表示したブラビア
「地域情報カレンダー」を表示したブラビア

そして、サイネージ利用では動画コンテンツも流しています。その時、紹介するイベントやお店の魅力を伝えるためには、発色や画質の良さが重要です。館内は明るく、明るさは時間によっても変わりますので、高輝度なブラビアが最適でした。来館者がブラビアの前で足を止め、映像を楽しそうにご覧になられている光景をよく目にします。周辺地域の情報を集約して表示できる「地域情報カレンダー」も本格運用をスタートさせました。これまで街として共有できていなかった日々のイベント情報などを可視化し、わかりやすくお伝えしていきます。

ブラビアによる映像コミュニケーションで、各地とつながる

そして重要なのが先ほども挙げたように、福山市の中心地にあるiti SETOUCHIの、コミュニティーとしての役割における利用です。まず、地方都市が生き残るためには自立した経済や文化が必要で、さらには外の地域から訪れた人が、福山市とのつながりを築いてくれることが大事だと考えています。誰かと実りある話をし、友人となり、「また来たいな」と思えるような街でいられるか。そこが福山市再生の分岐点ではないかと思います。

QRコードによる周辺地域の情報提供も
QRコード*による周辺地域の情報提供も

その際にコワーキングとは、出張などで訪れた人を受け入れるほかに、地域の人とつなぎ、仲間ができる場となる。そして、地元の人にとっては何かと出会い、挑戦できる場となる。本来そういった所ではないか。あるいは、福山市で何が行われているのかを可視化された情報で知ることができる。そんな機能を持つ場だと思っています。多岐にわたる情報を集積し表示できるブラビアなら、その可視化に貢献できると考えています。iti SETOUCHIが福山市と市郊外とをつなぐHub機能を担ううえで、地域の魅力を紹介する動画はこの中心市街地内外を含めた、エリアの外と中をつなぐ重要な役割を果たしてくれそうです。

また、コミュニティーのつながりを広げることも重要だと考えています。この価値観を共有しているのが東京・大手町の「3×3 Lab Future」で、イベントの開催など、連携した活動をさせていただく相談をしています。その際はオンラインで実施することも多くなるので、ブラビアをモニターとして利用したいと考えています。高画質で大画面のブラビアなら、実物大の表示とあわせて相手の表情も良くわかるため自然な会話ができるのではないでしょうか。

福山市からも大きな評価・期待

福山市 福山駅周辺再生推進課 野田氏
福山市 福山駅周辺再生推進課
野田氏

「福山の未来を育てる」を目的に、空間づくりにおいては「人と人、人と街のつながり」をコンセプトとしたプロポーザルを実施し、その思いに応えてくれた提案が「iti SETOUCHI」でした。多様な人が集まり、つながっておられるようですので、市としても大変評価しています。先進的な設計や機器を導入され、その流れで今後も変化し続けていきますという島田社長の言葉もお聞きしていますので、担当者としてだけでなく一市民として、iti SETOUCHIのこれからを楽しみにしています。

iti SETOUCHIとも連携する『3×3 Lab Future』

人や地域をつなぐHubとして、各地のコミュニティーと積極的に交流

館長 神田氏
館長 神田氏

その際、つながるのは「場所」ではなく「人」であると考えています。これには大画面のブラビアが欠かせないツールとなっています。具体的には、オンラインでのミーティングやイベントに、共有資料や相手会場の様子を映し出す大型ディスプレイとして85V型ブラビアを利用しています。大画面で高精細なブラビアですと、映像が引きの画でも、相手会場の参加者の表情が見えます。対話するうえで相手の反応が分かりやすく、意思疎通がスムーズです。以前、プロジェクターだと照明を暗くしなければならず、相手側にこちらの参加者の顔が見えなくなっていました。ブラビアなら輝度が高いので、明るい会場のまま開催できています。

そして「地域情報カレンダー」も欠かせないツールになると考えており、今後イベントやミーティングを行っていない時間帯には、これを使って日本各地のイベント情報などをブラビアで伝えたいと考えています。ここ大手町からはさまざまな地域へ人が移動していますので、情報を見てイベントにも足を運んでもらえればと思います。また、人の往来によって各地のコミュニティーとつながる機会も生まれています。例えば、福山市の「iti SETOUCHI」ともご縁ができ、こちらのコミュニケーターと先方のコミュニティーマネージャーを中心に、月に何回か定期的なオンライン交流をしていく計画も進めています。
今後ますます人同士をつなげるHubとなるよう推進していきたいと思います。

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