■業種:診療所・クリニック ■用途:インフォメーション
※画像は2018年8月時点
医療法人社団ひさわ会 久野マインズタワークリニック(久野マインズタワークリニック)様は、人間ドックや各種健診の受付に必要なインフォメーションを入り口に表示するため、法人向けブラビアを導入されました。
「当クリニックは、新宿駅からほど近い場所にあるため、多くの方が人間ドックや健診に訪れます。その際、受付の手順や注意事項などをスタッフがアナウンスしていましたが、混雑する時間帯にはお伝えしきれず、お客様にお手間をとらせてしまうことがありました」と、業務推進部・部長の小野邊智尋氏は当時の状況を説明します。
そこで久野マインズタワークリニック様は、入り口にデジタルサイネージの導入を決定。イーゼル型スタンドに縦向き設置で、43V型・4Kの法人向けブラビアをご採用。受付の位置、受付の際にご準備いただきたいものなど、お客様にお伝えできる体制を整えました。
「当院では、リラックスしていただくために照明を若干落としています。そのため印刷物は少し見づらい環境です。デジタルサイネージであれば画面が発光しているので、しっかりと視認いただけます。今回4Kの法人向けブラビアを導入しましたので、絵も文字もはっきりと表示され、きちんとお客様に情報をお伝えできています」と話すのは、医療事業部・部長の伊東隆氏。
デジタルサイネージの導入から4カ月。混雑する午前中とお昼の時間帯を中心に、コンテンツを表示させています。
「ソニーブランドの安心感と明光商会様のアフターサポートで安定運用しています。価格も導入しやすい価格で非常に満足しています」(小野邊氏)。
「現在は、受付への案内を中心にコンテンツを表示しています。難しい操作は不要で、電源を入れるだけでコンテンツが表示されます。受付スタッフでも簡単に取り扱えるので非常に助かっています」(伊東氏)
本システムを納入したのは明光商会様です。
「明光商会という名前を聞くと、シュレッダーの会社だと思われるお客様が多いようですが、実は窓口案内システムの開発・販売や、オフィス環境のソリューションプロバイダーとして「リサイクル・環境」「セキュリティー」「受付・窓口」「オフィス」の4つのカテゴリーを柱にさまざまなソリューションを手がけているのです。デジタルサイネージもその一つ。今回、久野マインズタワークリニック様の受付業務の課題をお聞きしたとき、この課題を解決するソリューションとして法人向けブラビアが最適と考えました」と、株式会社明光商会の事業開発部 ビジネスソリューション課・課長の緒方義人氏は話します。
「法人向けブラビアであれば、スタンドアロンの手軽な運用や豊富なサイズなど、お客様のニーズに合わせたご提案が可能。民生機ベースということもあり、4K対応でありながら低コストで提案できます。画面も綺麗で、静止画や映像だけでなく、小さな文字も滲まず表示されるため、多くのお客様に自信を持っておすすめしています」
明光商会様は、オフィス用サイネージや受付などに多くの法人向けブラビアを導入しています。
「ブラビアは本体だけでコンテンツを表示できます。STB(セットトップボックス)の設置場所の確保や配線などの考慮が不要で、容易に取り扱えます。ブラビアのデジタルサイネージは、他の受付・窓口関連ソリューションとの相乗効果もあり、伸張しているソリューションです」
明光商会様は今後、シュレッダーと法人向けブラビアをセットで販売することも検討しているとのこと。
「シュレッダーを使っている間は、待ち時間が生じます。そこで、専用のスタンドを使ってシュレッダーの上部の空いている空間に法人向けブラビアを設置し、社員に有用な情報を表示してはどうかと考えました。このアイデアを提案してみたところ、 総務部門を中心に大変興味をもたれました。このように、空いたスペースや時間を使って情報を配信できるという意味で、ブラビアは有効なソリューションです」
インタビューの最後に、久野マインズタワークリニック様からデジタルサイネージへの期待の声をいただきました。
「今回、デジタルサイネージを導入し、有効に使えるソリューションだと実感しています。受付や診察室の前などに小型のものを設置すれば、業務の軽減やお客様へのサービス向上にも役立つでしょう。また、デジタルサイネージに当日申し込みができるオプションの紹介や当院のPRなどを流してもいいかもしれません。その場所に適したコンテンツを流すことで、効果も高まっていくと感じています。今後も、デジタルサイネージをいろいろと活用していきたいと思います」(小野邊氏)