■業種:飲食店 ■用途:インフォメーション
※ 画像は2018年1月時点
※ 掲載内容は取材当時の情報に基づきます
埼玉ひびきの農業協同組合様は、農産物直売所「アグリパーク上里」のフードコート内に法人向けブラビアを導入しました。
アグリパーク上里は、関越自動車道の上里サービスエリアに近接した場所にある農産物の直売所。上里町農村公園整備事業の一環で整備され、埼玉ひびきの農業協同組合が運営しています。隣接した敷地には、スイーツやイタリアンビュッフェを楽しめる「上里カンターレ」や、中央煎餅上里工場直売店などがあることや、立地の良さから、地元のかただけではなく、近隣の都県から買い物にくるお客様もいらっしゃいます。
埼玉県は、気候が穏やかで自然に恵まれた立地から、「野菜、米、果実などさまざまな農作物が生産されています」と話すのは、埼玉ひびきの農業協同組合・上里営農経済センター・新直売所担当・次長の石倉克己氏。
アグリパーク上里は、そんな埼玉でとれる野菜の情報発信基地という役割も担っているのです。
埼玉ひびきの農業組合様は、アグリパーク上里を訪れるお客様に対してさまざまな情報を発信するためのサイネージ用途として、法人向けブラビアを導入しました。
法人向けブラビアは、4K対応のデジタルサイネージ。テレビチューナーやデジタルサイネージを配信する仕組みを内蔵。テレビとサイネージの役割を一台でこなせます。
「法人向けブラビアの画質のよさには本当に驚きました。旬の野菜のみずみずしさがそのまま伝わります。また、文字を中心としたコンテンツもきれいに表示されます。さまざまな情報を表示でき、非常に満足しています」(石倉氏)
埼玉ひびきの農業協同組合様は、法人向けブラビアをフードコート内に設置し、アグリパーク上里で取り扱っている野菜の写真を表示しています。
「当初は、お食事をされているお客様が飽きないようにテレビを導入するつもりでした。しかし富士通エフサスさんと相談する中で、さまざまな情報を提供できるデジタルサイネージの方がいいのではないか、という提案がありました。確かに、旬の野菜やイベント情報などの情報を発信できるデジタルサイネージのほうが、メリットが高い。もっと使いこなしていきたいですね」(石倉氏)。
法人向けブラビアを導入したのは、富士通グループのシステムインテグレーターとして知られる富士通エフサス様。「共に創る」「変える」「支える」をキーワードに、顧客に対してさまざまなソリューションを提供しています。
「埼玉ひびきの農業協同組合様とは、今回、“農産物直売所向け販売管理システム”を提供したことをきっかけに、さまざまなご提案をさせていただきました。法人向けブラビアの導入もその1つ。デジタルサイネージはどこのメーカーでもいいと思われがちですが、そんなことはありません。使い勝手や国産メーカーの品質にこだわるお客様も少なくありませんから」と富士通エフサス・関越支社情報サービス部・公共グループの大川幸二氏は証言します。
法人向けブラビアは、ソニー独自の高画質技術により、静止画や動画を綺麗に表示します。解像度が高いため、小さな文字もにじみません。「最近は、多言語で情報を表示するケースも増えていますが、4K対応の法人向けブラビアであれば、そういったニーズにも応えることができます」というのは、富士通エフサスのパートナーであり、今回法人向けブラビアの導入を支援した都築テクノサービス・首都圏統括部・第二フィールドサポート部・担当課長の馬場勝大氏。
また法人向けブラビアは、一般的なデジタルサイネージと異なりセットトップボックスが必要ありません。そのため、構成がシンプルになります。必要な電源の数も1つで済むため、設置スペースや電源の確保の問題をクリアしやすいデジタルサイネージとなっています。さらに、民生機がベースのため、パネルサイズも豊富。あらゆるシーンで使いやすいデジタルサイネージなのです。
「法人向けブラビアは、オンサイト保守がついている点も評価できます。通常のデジタルサイネージはセンドバックでの対応が多いのですが、それではお客様の手間もかかるし、修理中はデジタルサイネージがない、センドバックのために箱もとっておかなければならない、という状況になってしまいます。その点ブラビアはサポートも含めてお客様にお勧めしやすい」と馬場氏はいいます。
販売管理システムやデジタルサイネージは、直売所に欠かせません。富士通エフサスでは、これらをパッケージとすることで、多くの直売所の運営を効率化し、直売所を訪れる顧客のニーズにも応えていく、とのこと。
「今は、職員や生産者さんが撮影した写真を中心にコンテンツを表示していますが、今後は、旬の野菜や果物をコメント付きで表示したり、農業協同組合や上里地区のイベントの告知などにも活用していきたい。そのため、使い慣れているプレゼンテーションソフトでデジタルサイネージ用のコンテンツを作る“FORTE D-SIGN PLUG-IN”も導入しました。このアプリを使うことでデジタルサイネージを使いこなしていけば、それだけ活用の幅も広がっていきます。今から非常に楽しみです」(石倉氏)