たじま農業協同組合(JAたじま) 様
兵庫県豊岡市を中心に3市2町を事業エリアとし、その面積は県の約1/4と、東京都に匹敵する広さを管轄されています。古くから環境へ配慮した農業に力を入れておられ、絶滅したコウノトリの野生復帰活動に絡めた無農薬有機栽培米「コウノトリ育むお米」を展開。また、近畿圏ではピーマンの最大産地であり、「朝倉さんしょ」や「岩津ねぎ」、そして何より「但馬牛」など、多数の特産品を取り扱いされています。
■導入の狙い
■法人向けブラビアで解決!
JAたじま初の大型直売所が「たじまんま」です。まずは市場相場に左右されず生産者自身が値付けできるようにして、その所得増加に貢献したい。そして消費者へ新鮮な地元農産物を直接提供したい、というのが狙いです。野菜・お米・但馬牛を柱に、加工品の取り扱いも充実させており、令和3年度は延べ30万人のお客様が店頭で購入し、売上も計画を上回って成長しています。
以前からデジタルサイネージには興味を持っていました。「たじまんま」自身が情報発信の拠点になるべきではないかと考えていたからです。そこに紹介を受けたのがブラビアで、導入を決めたのはアフターサポートにおける安心感です。導入コストより、まずはソニーの信頼性で選びました。
「たじまんま」で導入したブラビアは75V型です。映像をできるだけ大きく見せつつ、店内の視界を遮らないサイズを選びました。そして天井から吊り下げることで、設置場所の確保や配線の問題もクリアしています。
何より、ブラビアの圧倒的な画質が魅力でした。過去にJAたじまで制作した動画を映しても、その美しさや迫力がまるで違いました。画質が良いと、映像の魅力によってお客様が足を止めます。肉を焼いている映像など、本当においしそうです。レジ待ちの列から見やすい場所に設置しているため、お客様が映像に見入ってレジの順番が来ても気づかない、といった場面も見かけます。また、高精細だと画面の文字が見やすく、ご高齢のお客様でも小さめの文字が読めているようです。
一方で、出荷者には自分たちが生産したものを購入して欲しいという強い思いがあります。このためデジタルサイネージの設置を、出荷者の皆さんも大変よろこばれています。そして、出荷者の中には自前のPR動画を持っており、若い生産者だとSNSで独自の動画を発信しています。それらの映像を店頭でも流して販売アップにつなげられるよう、このデジタルサイネージを積極的に使ってもらう相談もしているところです。
JAたじまでは営農事業だけでなく、信用・共済・介護事業や、地域貢献活動なども展開していますが、その情報を組合員や地域へ効果的に発信しきれない課題がありました。そこで「たじまんま」と同時にデジタルサイネージを導入しました。
本店ではエントランスホールに2台を設置。1台は受付前に置いて、来店者へ館内マップや、開催予定の会議・研修などをご案内しています。もう1台は受付横の待機スペースにあり、事業に関連したPR動画を流しています。どちらも来店者に好評で、導入のメリットを感じています。
今後の運用においては、クラウドを利用したコンテンツ管理に興味を持っています。JAたじま内や全国の各JAが有するコンテンツをクラウド経由でブラビアに表示できるような運用も考えています。追々、相談していければと思います。
そして、このデジタルサイネージを地域の情報発信にも役立てたいと考えています。「たじまんま」のお客様には近隣の温泉地からの観光客もいますので、近隣地域のさまざまな観光スポットを紹介したいと考えています。そして但馬エリアの各所にデジタルサイネージを置かせていただき、JAたじまと地域の魅力をお互いに協力して盛り上げていければ、より意義のあるものにできると考えます。
株式会社全農ビジネスサポートがコンテンツ制作をサポート
現在、SNSの発展も相まって、動画コンテンツが飛躍的に増加しています。動画コンテンツによるPRは、1分間で180万語に匹敵する表現効果があり、消費者が商品やサービスのイメージをより膨らませることができる効果の高いコンテンツです。
しかし、需要の高まりがある一方で、自ら動画コンテンツを制作するには、企画・構成・撮影・編集などに、制作技術や時間、相応の労力が必要となり、JA直売所などにおける現場の皆さまの負担が大きくなります。そこで、株式会社全農ビジネスサポートではJAグループ会社ならではの知識やコンテンツ制作技術を生かし、各JA様のコンテンツ制作をサポートしております。国産農畜産物振興に関わる皆さまのお役に立ちたいと思います。ぜひご相談ください。
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