導入事例

顧客のライフスタイルに合わせた滞在型施設の独自性

中・長期滞在型サービス・アパートメントというジャンルを先導するオークウッドグループは、住宅とホテルの融合型施設をアジアを中心に展開中だが、そのグループの最高級ブランドが東京・八重洲という立地にある「オークウッドプレミア東京」（全120室）だ。特に、外国人客のビジネス、観光の拠点施設として滞在型の独自コンセプトで展開している。全室家具一式、キッチン付き、基本24時間コンシェルジュサービスを提供。そして日本ではすでに9店展開しており、同施設は世界で29店目となる。

このプレミア東京が全客室にソニーの法人向けブラビアを導入したのだ。その理由を同施設総支配人田口健氏は「滞在型施設というコンセプトに沿ってゲストの滞在価値や客室価値の向上は常に意識してきている。また主要客層の外国人客に日本の良質性を訴求するためにも、ソニーブランドは施設のブランディング強化に貢献してくれると確信して導入を実施した」と語る。もちろん、ブラビアの高精細な画質や音質、AndroidTV（TM）搭載のため、動画配信サービスを見たり、ゲストが撮影したスマートフォンの画像を大画面で楽しんだりとブラビアの使い勝手の良さ、さらにリモコンで簡単に操作できることも魅力だと言い添える。また同施設では、ソニーのサウンドバーも導入し、デュアルサブウーファーによる迫力の低音と独自のサウンド技術による臨場感のある音を実現し、これもゲストに好評を博している。加えて、ブラビアを見る際、横から見ても画面がゆがまず発色も良いという点も、その優位性を発揮してくれることも評価しているのだ。

通常の宿泊施設と違った長期滞在型施設としてのファシリティやスマートなサービスを組み立て、ゲストの滞在価値、客室価値をアップグレードさせていくことが同施設の強みになっている。それに常に磨きをかけ続けることで、このジャンルの第一人者としてプレゼンスを高めているのだ。これらに貢献しているのが、ブラビアとサウンドバーであるのは間違いないだろう。

63m²の客室。リビングの真ん中に法人向けブラビアとサウンドバーをスタイリッシュに配す。平均滞在日数は、世界的な基準では約1週間。なお、同ホテルでは、ビジネス客が7割を占め、外国人比率も約7割外国人、日本人の海外駐在利用も目立つなど、中長期滞在客を誘客する独自のコンセプトは他の追随を許さない強みを誇る。