法人のお客様業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア 導入事例 coto 様(長崎県大村市)

業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア

導入事例

美しい映像と利便性の高いブラビアが、
人や地域をつなぐ情報発信拠点に

coto(長崎県大村市)

*掲載内容は2023年2月時点のものです

coto 様(長崎県大村市)

長崎県の中央に位置する大きな内海・大村湾。その湾上に浮かぶ長崎空港とつながり、新幹線や高速道路も通っている大村市は、東京・大阪・福岡などへ2時間以内にアクセスできるなど、利便性にとても優れています。cotoは長崎空港から車で10分、JR大村駅から徒歩5分にあるシェアスペースです。「仕事」を起点にさまざまな人が日常的に集えるコワーキングスペースを中心に、カフェやシェアオフィスで構成されています。

■導入の目的

  1. 地元情報を集約した「地域情報カレンダー」を利用したい
  2. 地元の観光情報も、美しい映像で魅力的に紹介したい
  3. 他地域とのオンライン会議に、大画面モニターが欲しい

■法人向けブラビアで実現!

  1. 専用アプリで「地域情報カレンダー」を簡単に利用できた
  2. 明るい室内でも鮮明な映像で、観光地の魅力が伝わった
  3. 交流ある施設での状況も参考にオンライン会議を計画中

動線上にブラビアを設置し、地域情報に触れてもらう

cotoコミュニティマネージャー 谷本氏
cotoコミュニティマネージャー
谷本氏

cotoは、大村市の交通の利便性を活かしてヒト・コト・モノをつなぐハブ拠点として2021年10月にオープンし、一年ちょっと経ちました。いろいろな方が多様な用途でお越しくださっています。「カフェだけ気軽に」と利用される方は、地元の高校生からシニアまで本当にさまざまです。コワーキングですと、空港が近いこともあって出張やワーケーションの方、あるいは地元でリモートワークされる方などにご利用いただいています。

私をはじめスタッフは、接客をしながら利用者とコミュニケーションをとり、周辺情報の提供や周辺地域の人をつなぐ活動もしています。おかげさまでcotoはメディアなどにも取り上げられ、県内外から注目をいただいています。

ブラビアは、コワーキングスペースのインフォメーションコーナーに、観光パンフレットなどと一緒に設置しています。ここは一階フロアのちょうど中央になるため、cotoをご利用いただく方々の動線上になり、足を止めてもらいやすい場所です。当初より何かしら大画面の機器を設置し、情報の発信力を強化したいと考えていました。

美しい映像で見せれば、地域情報への関心はより高まる

具体的にブラビアで流しているコンテンツは大きく2つ。まずは、cotoや周辺地域で開催されるイベント情報などを集約し、地元の利用者に向けてご案内する「地域情報カレンダー」があります。地元の皆さんは意外と自分が暮らす地域の情報を知らないことが多く、ここで流れている情報を見ながら話題にされ、利用者どうしのコミュニケーションが生まれています。

インフォメーションコーナーに置いたブラビア
インフォメーションコーナーに置いたブラビア

そしてコンテンツとしてはもう一つ、外の地域から来訪された方へ向けた観光インフォメーションです。以前は周辺の観光スポットを印刷物でしかご案内できていませんでしたが、動画コンテンツなどを持っていたので、それを大画面で見せたいと考えました。

そのような用途においては、やはり高精細な映像で見せた方が魅力も伝わり、インパクトは大きいはずです。そこでプロジェクターではなく、高画質のブラビアを置くことにしました。ブラビアなら輝度が高いので明るい店内の離れた所からも鮮明に、そして視野角も広いので角度のある席からもはっきり見えます。プロジェクターと違い、一日中映しておくこともできます。ある利用者は、大村湾の「無人島ウェディング」企画をこのブラビアでお知りになり、美しい映像を見て大変興味を持たれていました。

地域情報カレンダーを見るcoto利用者
地域情報カレンダーを見るcoto利用者

また、ここで地域の情報を表示させる計画も当初から検討しており、ブラビアなら「地域情報カレンダー」というアプリケーションを利用できるため、導入・運用がスムーズでした。プロジェクターだと、OSの入った端末やスクリーンなどの周辺機器も別途必要でしたので、費用面で比較してもブラビアにはメリットがありました。

つながりを大村市から長崎全体、そして全国へ

今後、地域情報カレンダーと観光インフォメーションの内容を、より充実させていきたいと思っています。地域のお店やイベントの情報を、ライターなどによるしっかりとした取材を行い、SNSと連動させて発信していこうと計画しているところです。現在の情報はcotoとその周辺だけですが、これからは他の地域とも連携して範囲を広げ、長崎県全域や周辺県の情報などもブラビアで紹介していければと考えています。

コワーキングスペースでの交流の様子
コワーキングスペースでの交流の様子

またブラビアは固定せず、移動式のスタンドに設置してイベントでも利用していきたいと思っています。それにも当初はプロジェクター利用を検討していましたが、明るく人が多い会場では、設置場所の自由度が高い方が使い勝手もいいと考えました。ブラビアなら配信型コンテンツを流すのも簡単なので、イベントの幅も広がりそうで楽しみです。

そしてやはり、他の地域とどのようにしてつながっていこうかと考えています。まずは大村市の最大の強みである交通の利便性を活かし、人の移動の拠点になること。そして、空港の袂(たもと)にいる私たちが東京や大阪とのハブとなり、長崎へのつながりをつくっていくという役割を担いたいと考えています。長崎県の中にcotoのようなスペースは他にもあり、そことどう連携していくかも重要です。

通信による“連携強化”でもブラビアに期待

実は、cotoと他の地域とのつながりはすでにいくつか生まれています。例えば、cotoを運営する株式会社大村湾商事の立ち上げ時にオープニングイベントを開催させていただいた、東京の大手町にあるビジネスワーカーが集まるサードプレイス「3×3 Lab Future」。そこでもブラビアを利用して地方との積極的な交流を図っていらっしゃるため、コミュニティマネージャーの交流などを定期的にしていきたいですね、といったお話をしています。やっぱり物理的な手段だけでつながることは難しく、大画面のブラビアを活用して、情報交換や情報発信だけでなく人の交流もしていきたいと考えています。