■業種:家電小売(ソニー製品直営店) ■用途:店頭サイネージ、会議室
※画像は2016年4月時点
設置前 | 設置後 | ||
サイネージ | 画質の悪さ、煩雑なコンテンツ運用が課題… | 4Kで高画質に。ダイナミックな三連マルチ映像表示で大迫力なプロモーションを演出。集客・訴求力が向上。また、用途に応じたコンテンツ運用が可能に。 | |
会議室モニター | パソコン接続時の入力切り替えや電源管理が煩雑… | HDMIケーブルの抜き差しだけで自動で「入力切り替え」、「電源ON/OFF」。会議進行がスムーズに。 |
大阪駅南口、外資系ホテルが建ち並ぶ一角に建つ複合商業施設「ハービスENT」の4階。ソニーストア大阪は、お客様のライフスタイルに合ったソニー製品をご提案するソニーの直営店です。
日々、多くのお客様がご来店される店内において、商品情報やサービス案内を分かりやすく効果的にお伝えするために、ソニーストア大阪ではポスターやサイネージを活用したプロモーションに力を入れています。
同店では2016年2月15日にBRAVIA in Businessを導入。さまざまな用途に適応するBRAVIA in Businessのソリューションを活用することで「サイネージ」をはじめ、「会議室モニター」や「セキュリティー」でもブラビアを使用しています。
サイネージにおいては、ヘッドホンコーナーで43v型のブラビア3台を横一列に設置。三連マルチモニターとしてコンテンツ映像を連動させ、ダイナミックな商品訴求を実現しました。
4K高画質で大迫力な映像演出の効果もあり、売り場全体の雰囲気までも変えてしまう。こうしたソリューションを簡単に実現できるのもBRAVIA in Businessの特長です。
「この三連モニターはお店の一番奥に位置しています。大迫力な映像配信によって遠く離れたエントランスから見たときのインパクトも大きく、お客様を店内奥のコーナーに引き寄せる効果もあります。」(土谷店長)
店のエントランスにもブラビア55v型4Kサイネージが設置されました。以前ここに設置されていたサイネージは40型FHD。言わば「店の顔」となるフロントサイネージにとっては十分なサイズとは言えず、かつ画質のクオリティーも満足できるものではありませんでした。
今回、ブラビアを導入したことで迫力ある大画面になっただけでなく、4K対応で表示する情報量が格段に増えたことで、その差は歴然です。
「やはり視認性が一番です。画面が大きくなったので、店外のエスカレーターからも見やすくなり、心理的な印象が変わりました。写真も文字も圧倒的にキレイで、訴求力の違いは大きいです」と同店でサイネージの導入を担当した小笹さんは言います。
実は、同店がオープンした2004年は、今よりも多くのサイネージを運用していました。ただ当時のシステムは、柱のなかにケーブルを張り巡らせ、バックヤードに大きなアナログのスイッチャーを備える大掛かりな設備で、それでいて展開できるコンテンツは現在に比べ自由度のないものでした。
今から6年ほど前の店内改装時にそれらのサイネージは撤去され、しばらくは「ポスター」がプロモーションツールの中心になっていました。
「その当時の店内は、色々なポスターを山のように掲示。賑やかではあるものの、情報がごちゃごちゃしてしまいます。それに都度、印刷のコストが掛かることから、40型のフロントサイネージを導入しました。しばらくはサイネージとポスターを併用していましたが、今回ブラビアを導入したことで画面の大きさと画質が良くなり、ひとつの画面のなかに多くの情報を効果的に集約できるようになりました。」(小笹さん)
また、エントランスという場所柄、なるべく人の手をかけずに運用ができることも求められました。以前の40型モニターには別途、専用のプレーヤー端末を接続する必要があり、モニターを組み込んだ什器のなかに端末を置く方法をとっていましたが、今回導入したブラビアはHTML5のプレーヤーが本体に内蔵されており、コンテンツを格納したUSBメモリーを挿すだけでサイネージ展開できるという手軽な「スタンドアローン型」の運用にしています。
同店では、店の外部に向けたサイネージも複数箇所に設置しています。これら外部サイネージは、グループ企業のソニー・ミュージックコミュニケーションズが提供するクラウド型サイネージ「POPshare®」とブラビアを組み合わせ、ネットワーク経由での運用が行われています。
「主に動画を再生表示していますが、かつては別途プレーヤーを用意していたのに対し、私のPCからPOPshare®サーバーにログインし遠隔でコンテンツ配信できます。ネットワーク経由による複数台運用・メンテナンスも格段に便利になりました」(小笹さん)
さらに同店では「会議室」用途にも、BRAVIA in Businessのソリューションを活用した運用を開始。ブラビアに複数のHDMIケーブルを接続しておくことで、複数のパソコンを使った会議の際にHDMIケーブルの抜き差しに応じて自動で「入力切り替え」や「電源ON/OFF」が行われます。
従来のプロジェクターによる運用に比べ、スムーズに会議進行ができ、かつプロジェクターのように定期的なランプ交換の必要もなく、ランニングコストにおいても大きく貢献できます。