* 掲載内容は2023年9月時点のものです
Southwest Grand Hotel 様
「日本のおもてなしを世界中の人々へ」をミッションに、ホテルやレストランを日本の主要都市だけでなく、海外のリゾート地などでも手掛けられている株式会社Plan・Do・See。同社が那覇に開業したのが「Southwest Grand Hotel(サウスウエスト グランドホテル)」。全室45m2以上、那覇の街を一望できる全天候型屋内プールやサウナ、多彩な料理を楽しめる4つのレストランなどを備えています。沖縄文化の中心地として世界中の人々を魅了する那覇市内で贅沢な時間が過ごせるホテルの登場が注目されています。
■導入の目的
■法人向けブラビアで実現
沖縄本島での観光は大きく分けると、那覇を中心とした南部と、恩納村を中心とした北部のふたつで捉えることができます。南部は一般の観光客やツアー客がメインということもあり、那覇市内にはビジネスホテルが多く目立ちます。一方の北部では、比較的富裕層の観光客の方々が、海辺のリゾートホテルで過ごされるイメージです。ただ恩納村は那覇空港からアクセスに時間がかかるんですね。お客様には時間をお金で買われるというお考えの方も多いため、移動に時間がかかるのならばいっそ海外のリゾートへ。と、国外の旅行先が選ばれてしまうことも少なくありません。
それなら、恩納村にはない独自の魅力があり、那覇空港から15分ほどで市街の中心部にアクセスできる那覇へ来ていただこうと、当社の代表が考えたのがきっかけです。あとはお客様がどう快適に宿泊できるか。その仕組みができれば、次の沖縄の価値を生み出すことができると考え、ホテルづくりをとおして「街の価値を上げる」ことに着目しながらできたのが当ホテルです。
まず重視したのが客室の「広さ」です。那覇のホテルでは多くの客室が30m2以下で、そう広くはありません。このため当ホテルでは全室を45m2以上とし、お客様にゆったりとお過ごしいただけるようにと考えました。また、一組一組へのサービスをより向上させるため、全88室という非常に少ない客室数に抑えていますが、その室数に対して4店ものレストランを併設していることも特徴と言えます。上質で快適な造りと設え、サービスの提供を心がけてお客様をお迎えしております。
以前から私どものホテルグループではブラビアを利用しておりますが、性能や使い勝手の面では申し分ありませんでした。また長くブラビアを使っていてほとんど故障したという話を聞いたことが無いことも安心感につながっています。
今回、最もこだわったポイントは「大画面」です。沖縄では雨が降ると、海のアクティビティーなどを中心に多くの観光ができなくなってしまいます。お客様がホテル内でも快適に過ごせるようプールやサウナ、ジャグジーといった施設は備えていますが、客室でも楽しく過ごしていただくにはテレビが重要です。そこで、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスで映画やドラマなどを見られる際には、できるだけ大画面で美しい映像をと考え、ほぼ全室に75V型法人向けブラビアを導入しました。
当初は65V型を予定していたのですが、試験的に客室を造ってみた際に、お部屋の広さに対してどこか物足りなさを感じてしまいました。最近では、広く大画面のテレビが普及していることもあり、ホテルのテレビが自宅より小さくてはインパクトに欠けてしまいます。そこで、新たなチャレンジとして75V型にサイズアップしました。大画面の迫力を感じることで、自宅にも欲しいと思ってもらえる満足度につながりました。
さらには客室向けインフォメーションでも新しいことにチャレンジしたいと検討していたところ、宿泊施設向けITソリューションを提供する株式会社ルーツ様とのご縁をいただき、テレビでお客様とフロントがコミュニケーションできる「crotta」をご提案いただきました。通常は当ホテルの施設案内を画面に表示させていますが、周辺のお店情報はもちろん館内コインランドリーの利用状況が見られるメニュー、QRコードを利用したルームサービスが注文できる機能などもあります。特に注目したのがチェックアウト手続きができる機能で、旅先での時間の有効活用ができることも魅力だと思っています。
画面が大きいことに加え、高画質であることも大変重要です。VODで美しい映像や映画を楽しむことはもちろん、お客様の中には沖縄での目的地や訪れた先の風景を4K映像で鑑賞される方も多いと思います。その際にも画質の良さからくる臨場感は大切だと思います。きっとお客様はブラビアで見る美しい映像を通して沖縄のどこを訪ねようか、また来年も来たいねと胸躍らせていただけることでしょう。
また、開放的で明るい部屋では液晶画面にも高い輝度が求められます。そしてベッドやソファ、部屋のいろんな角度から見ることになるため、広視野角も重要です。その点、ブラビアは最適でした。当ホテルに限らず、部屋の特性に合わせた機能やクオリティーをもつテレビを選ぶことは検討の上で重要だと考えています。
さらに、当ホテルでは空間演出や第一印象を大事にしていますので、客室ではオリジナルBGMを流してお迎えしています。施設案内の表示とともにブラビア内蔵のスピーカーで流しておりますが、扉を開けて耳に入ってくる音色が本当に心地よく、音質もブラビアの魅力の一つだと改めて感じています。広くお客様に認められた「ソニーブランド」のたくさんの魅力が、当ホテルのニーズにもぴったりマッチしてくれた、そんなイメージかもしれません。
お客様の反応を見ますと、「自分の家にも置いてみたいな」という声を実際にお聞きするくらいやはり大画面のテレビに対する関心は高いようです。実は開業して3カ月の間に台風が3回も到来し、当然お客様はホテルに缶詰状態だったのですが、ホテル内の施設以外ではお部屋で過ごす時間が長くなってしまうので皆様テレビで退屈をしのがれたようです。これも大画面のブラビアを導入してよかったと思った出来事の1つでしょうか。
客室向けインフォメーションの内容やコンテンツは今後も変更・充実させていきますので、引き続きブラビアを活用してお客様の満足度向上に努めていきたいと考えております。
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