法人のお客様[法人向け] カメラ 事例紹介 株式会社写真のミツタ 様

事例紹介

株式会社写真のミツタ 様

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顧客の要望に応え続けるために
『α7R V』を導入
レンタルプログラムで
最新機材に入れ換え

兵庫県でフォトスタジオを4店舗展開する写真のミツタ様。変化し続けるお客様の要望に応えていくために『α7R V』を導入。また、カメラ機材の入れ替えにスピード感を求めた結果、法人向けレンタルプログラムを活用しました。社長の美蔦 誠 様、専務の上田 直記 様、宮嶌 恵 様に『α7R V』の魅力とレンタルプログラムのメリットについてそれぞれお伺いしました。

時とともに
変化する要望に
対応する写真館であるために

ーより自然光を活かしたスタジオスタイル

株式会社写真のミツタ
専務 上田 直記 様

上田:当社の撮影サービスの割合は、約3割が学校のアルバム撮影や出張などでの撮影で、おおむね約7割が自社スタジオでの撮影になります。自社スタジオは、各店舗に4〜5つのスタジオを用意しています。装飾にいくつかのバリエーションを持たせ、好みのセットで撮影ができるようにしています。スタジオ撮影の多くは、お宮参り、七五三、成人式などで時代による大きな変化はないのですが、求められる写真は変わっています。昔はいわゆる記念撮影的な写真が多かったのですが、いまは自然な仕草や表情、後ろ姿などが好まれています。絶えず変化するお客様のニーズに合わせていくために日々工夫を凝らしています。

株式会社写真のミツタ
宮嶌 恵 様

宮嶌:スタジオではお子様の撮影が多いため、要望の主導権はお母様が多いです。最近ではお母様が当社のInstagramなどのSNSを見て、撮影に対する知識や仕上がりイメージをしっかり持って来店するケースが多く、自然光での撮影にも好意的です。また、要望される写真はどれも自然体な我が子の姿です。一生懸命何かをやっている姿や顔が写っていないけれどもかわいい後ろ姿など、光だけでなく、雰囲気そのものが自然体な写真が好まれています。

ー撮影スタイルを変えてくれた『α7R V』

上田:変化するお客様の要望に応えるために、以前から注目していたソニーの『α7R V』の導入に踏み切りました。今まで使用していた一眼レフカメラよりも圧倒的にAF性能が優れている点が、選定の決め手でした。従来よりも確実に進化したAF性能で撮影の負担が軽減したと思います。また『α7R V』は高感度耐性も優れており、室内撮影でストロボに頼らなくても、自然光での撮影がしやすくなりました。カメラの特性を活かしながら新しい表現にチャレンジできます。

宮嶌:小さいお子様は、じっとしているとは限らず、激しく動くこともあります。そのような場合に重宝するのが、瞳AFの存在です。合焦のスピードが速く精度も高いと思います。きちんと手前の目にピントが合い続けるため、カメラにピント合わせを任せることができます。その分、ほかのことに集中力を注ぐことができるため、結果的に写真のクオリティーが格段に上がります。最近はこの機能を使って撮影していることがほとんどです。お子様のふとした仕草や表情をしっかりと捉えることができ、お客様からも好評です。

また、コンパクトで軽量なことも気に入りました。撮影中は他の作業などを同時に行いながら、片手で撮影することがあります。そのような時でも扱いやすいと感じています。グリップ部分の形状も進化しているようで、小さいから握りにくいということもなく、従来よりも握りやすくなったと思います。スピード感とレスポンスが要求される撮影の中で『α7R V』は応えてくれる、使い勝手の良いカメラだと思います。

ーレンズの描写力もカメラ選びのポイント

上田:純正レンズに関しても高い光学性能を保持しているレンズが多く、今後はどんどん増やしていきたいと思います。今は『FE 50mm F1.4 GM』をメインに使用していますが、外ロケなどでの用途を考えると、中望遠系レンズや望遠系レンズを使い分けすると良いのではと感じています。学校でのアルバム撮影などは、望遠系レンズの出番が必然的に多くなっていきます。純正レンズのラインアップがたくさんあり、用途に合わせたレンズを選べることがαシリーズの魅力のひとつです。

宮嶌:スタジオでは『FE 50mm F1.4 GM』のレンズ1本でほとんどの撮影ができてしまいます。一番のポイントは解放F値が小さく、非常に明るい点です。F1.4という明るさを活かしたぼけ感のある演出も可能ですし、絞り込むことでより背景を活かした撮影もできます。バリエーションに富んだ写真を撮影し、それをお客様に提供できます。一般的に開放F値が小さな単焦点レンズは重くて大きいものが多いのですが、このレンズは非常にコンパクトで軽く、ボディと組み合わせたときの使い勝手が非常に良いです。自分の意図した構図やイメージを不安なく表現できるレンズです。

レンタルプログラムで
効率よく機材導入ができる

ー定期的な機材の入れ替えが可能に

株式会社写真のミツタ
社長 美蔦 誠 様

美蔦:最新の高性能なカメラはそれなりに高額ですので、導入の初期コストがかなりかかるケースがあります。また、ボディのメーカーを変える際はレンズの購入も伴うため、経営的な負担が大きくなります。それでも、質の高いサービスを維持していくためには、最新技術を搭載した機材を追いかけていくことが必要であり、古い機材を使い続けることができないのが現状です。さらに他のフォトスタジオと差異化するうえでも、定期的な機材の入れ替えが重要になります。そこで、今回利用したサービスがソニーの法人向けレンタルプログラム*でした。

*レンタルプログラムは、SFIリーシング株式会社が提供するプログラムです

このサービスで、機材購入の初期コストが大幅に削減できました。月々2万円程度*で3年間のレンタルプランを利用しているのですが、最新のカメラとレンズがこのコストで導入できるのは非常にありがたいです。購入よりもレンタル料総額が割安になる点も魅力です。経費面でも、月々のコストがわかりやすくなり、経費の「見える化」に貢献しています。全体的に見通しが立てやすく、予算も組みやすいと思います。新しい技術を搭載したカメラが短いスパンで出てくるので、3年ごとに機材を更新し、常に最新を活用し続けられるため、法人向けレンタルプログラムは弊社の提供していきたいサービスにはマッチしていました。

*『α7R V』と『FE 50mm F1.4 GM』のセットで3年契約のケース

ー保証と保険面も重視している

美蔦:このレンタルプログラムの良いところは、保証と保険面が充実していることもポイントです。精密機械であるカメラを業務で酷使していると、故障や破損などが起きるケースがあります。1年間のメーカー保証に加え、レンタル期間中の突発的な落下や水濡れ等の事故の場合には、動産総合保険が付保されるため、破損した際には、保険で修理費が補償されます。最近のカメラは修理費も高いので、このような保険が付いているのであれば、現場も安心して使うことができます。

攻めの一手を
後押ししてくれる
αシリーズ

ー次への導入ステップが見通せる

上田:ソニーのαシリーズは、若いカメラマンからの信頼度が高いと思います。弊社に所属しているカメラマンでもプライベートで『α7 III』を使っている者がいます。そのあたりの親和性も重要です。

美蔦:今は各店舗カメラとレンズをそれぞれ1台ずつ導入していますが、レンタルプログラムを利用して、事業の進み具合や展開に併せて各店舗にサブ機を増やしたりすることも検討しています。レンタル期間中に中途解約*もでき、機材数のコントロールがしやすいです。逆にいえばシビアに経営管理ができる分、経営者にとってはメリットが多いです。

*解約清算金が発生します

ー事業サービスの多様化に対応できる

上田:ソニーのαシリーズの魅力はやはりこれだけ高性能にも関わらず、小型軽量であることだと思います。最近注目しているのが、『α7C II』です。より小型かつ軽量であれば、今よりもアグレッシブな撮影が可能になります。また、今後は動画のボリュームが増えていくと思います。当社でもYouTubeの自社チャンネル用の動画撮影を行っています。『α7C II』なら小型ジンバルなどに乗せて撮影する際にもその軽さを活かした撮影が可能になります。また『α9 III』にも注目しています。グローバルシャッター化したことで、ハイスピードシンクロという概念がなくなり、新しいストロボ撮影の可能性を感じます。

美蔦:『α9 III』など新しいソニーのカメラを導入することで、あらゆる撮影シーンに対応でき、新しい表現ができるようになります。その結果、撮影サービスの質が向上し、バリエーションが増えていく期待感があります。そうなると、導入コストを凌駕するメリットができ、積極的に導入していけます。今後も事業計画に沿ってαシリーズを導入してきたいと思います。

使用機材紹介

α7R V

デジタル一眼カメラ
α7R V

商品情報 別ウィンドウで開きます

※デジタル一眼カメラ αサイトにリンクします

FE 50mm F1.4 GM

デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
FE 50mm F1.4 GM

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※デジタル一眼カメラ αサイトにリンクします

株式会社写真のミツタ

https://www.studio-mitsuta.co.jp/別ウィンドウで開きます

※本ページ内の記事・画像は2024年5月に行った取材を基に作成しています。

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