カメラを選ぶうえで知っておきたい基礎用語をご紹介します。
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イメージセンサーはカメラのレンズから入った光を電気信号に変換する撮像素子。このサイズが大きいほど1画素に対してより多くの光を取り込めるため、色の表現が豊かになる。
画像を構成する単位のこと。デジタルカメラの画素数は、撮像素子(光を電気信号として捉える素子)の数を表している。たとえば、1000万画素は1000万の粒が集まって画像を構成していることを意味する。
ピントを被写体に自動的に合わせるカメラの機能。オートフォーカス(AF)に対して、手動でピントを合わせる機能をマニュアルフォーカス(MF)という。
カメラ本体やレンズに備わっている手ブレを補正する*機構や機能。デジタル一眼カメラαは角度ブレ(Pitch/Yaw)、シフトブレ(X/Y)、回転ブレ(Roll)の5軸でブレを補正する。
* 手ブレ補正がカメラ本体に内蔵されていないモデルもあります
写真を撮るときに取り込まれる光の量=イメージセンサーに当たる光の量のこと。光の量は絞りとシャッター速度で決定され、それにISO感度を組み合わせた結果、写真の明るさが決まる。
レンズから入る光の量を調整する部分。カメラの絞り羽根を開いたり、絞ったりすることで、光の量を調整する。F値(絞り値)はレンズの明るさを表す数値で、数字が小さいほど多くの光を取り込むことができ、大きなぼけを楽しむことができる。
シャッターが開いている時間のこと。シャッターが開いている間、イメージセンサーに光が当たり、その光をもとに画像が作られるため、シャッタースピードが遅ければ遅いほどセンサーに入る光は多くなる(たとえば、シャッタースピードを1/60[秒]から1/30[秒]に変化させると、光の量は2倍になる)。
レンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標。カメラ内に入ってくる光の量は絞りとシャッタースピードで決定され、その光の量から適切な明るさの画像になるように光を増幅させる。ISO感度を上げれば上げるだけ、光が少ない場所でもシャッター速度を速くすることができるので、暗い場所での手ブレや、スポーツ写真の被写体ブレを軽減することができる。しかし、光を電気的に増幅させるため、写真のノイズ(ざらつき)が増えたり、仕上がりの写真のシャープさが失われたりする傾向がある。
ピントの合った被写体の前後にできる「ぼけ」の具合のこと。被写体の背景や前景をぼかすことで、被写体をより印象的に見せられる。ぼけの大きさは、「絞り(F値)」「焦点距離」「撮影距離」「背景との距離」という4つの要素でコントロールできる。
デジタルカメラで撮影したデータを記録・保存するためのメディア(記録媒体)。メモリーカードともいう。
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