企業が行うライブ配信は、ウェビナーや入社式、商品発表会や株主総会などがあり、ワンオペレーションで行うものから複数名で運営するものまで、さまざまです。このページではライブ配信のスタイルに合わせた機材構成について解説します。
資料と講演者1名を映す配信の場合はPCとWeb会議システムがあれば可能ですが、より画質や音質をよいものにするためには、外付けカメラとマイクを使うことをおすすめします。「資料をメインの画面で映しながら、講演者1名が話している様子を見せる」もしくは「講演者と資料を合成して1画面で見せる」といった場合には、カメラ1台、PC、外付けマイクと信号変換器といったシンプルな構成で配信が可能です。
ILME-FX3ならPCにImaging Edge Webcamをインストールすれば、カメラ1台、PC、マイク*(PC内蔵マイク、もしくはPCに接続した外付けマイク)のみで、Web会議サービスを利用したライブ配信が可能です。
Imaging Edge Webcamについてはこちら。
* カメラの内蔵マイクや外付けマイクの音声は扱えません
外付けマイクの説明に誤りがあったため、訂正しました。2022年6月17日
PXW-Z90のような「シンプルライブストリーミング」機能のあるカメラであれば、Wi-Fi接続されたカメラ1台と外付けマイクのみで収録からライブ配信までを行うことができます(YouTubeライブ、Facebookライブ、およびVimeoにライブ配信が可能です)。
シンプルライブストリーミングクイックガイドはこちら。
出演者2名以上でディスカッションするような場面と1名での講演の場面などの映像を切り替えて配信したいという場合には、2台以上のカメラをスイッチャーで切り替えて配信するのがスムーズです。また、音質にこだわりたい場合はオーディオインターフェース/ミキサーを使うようにしましょう。
※FX3で長時間配信を行う場合は、自動電源OFF温度設定を出荷時「標準」から「高」に設定変更をする必要があります。また、出力9V/3Aに対応した別売のUSB PD(USB Power Delivery)機器を使うと、撮影/再生時もバッテリーの消費を抑えて外部から電力を供給しながら使用できます
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