必要な機能や設定値を複数プログラムする
製品検査や商品撮影のフォトブースなど、被写体に多様なパターンがある場合、都度設定変更操作が必要です。Camera Remote Toolkitは、ホワイトバランス、ISO感度など、被写体に合わせてパターン化した設定を複数プログラムすることができ、適宜リモートで変更ができます。
お客様に満足していただく製品を届けるために、事前の品質検査は欠かせません。たとえば車の場合、車体にキズがないか、塗装が剥がれている箇所がないかなどを確認するには、各部位の画像撮影や目視検査など、非常に多くの工数と経験が必要になります。撮影した画像を用いた検査において、Camera Remote ToolkitをPCなどに組み込み、車体のパターンに合わせたカメラの設定値を複数用意することで、プリセットから選択するだけで適切な撮影ができるため、簡易化が可能になります。
フォトブースで商品や人物を撮影する際には、明暗や微細表現など常に一定のクオリティーが求められます。ソニー製カメラは高画質なことはもちろん、非常にコンパクトなため、省スペースのフォトブースでも活用が可能です。さらにCamera Remote Toolkitを組み込むと、手元のPCなどで対象物や人物の瞳に自動でピントを合わせた撮影ができます。また、フォトブースや環境によって異なる照明などに合わせて、複数のプリセットから適切なホワイトバランスやISO感度などを選択し、リモートで撮影も可能です。