商品情報・ストア 『なんでもないという日常が実はコンテンツ!』Vlogの先駆者 ないとーさんにVlogについて聞いてみた

Vlog新時代vol.2
『なんでもないという日常が実はコンテンツ!』
Vlogの先駆者 ないとーさんにVlogについて聞いてみた

はじめに

「Vlog」新時代 Vol.1 Yusuke Okawa 自分が楽しいことを、思い出に残す。まずは“撮ること”が大切

2人組のYouTubeクリエイターおるたなChannelのメンバー・ないとーさんに、近年話題のVlogについて、はじめたきっかけや機材についてインタビューしました。

本記事では、その様子をお届けします!

ゲスト紹介

ないとーさん

2013年に渋谷ジャパンと2人組で「おるたなChannel」を開設。
実験、検証、ドッキリなど様々な企画で毎日動画を投稿し、チャンネル登録者は233万人にのぼる(2019年10月)。
メインチャンネルとは別に、チャンネル名「ないとーVlog【おるたな】」で、Vlogger(ブイロガー)としても活動。
Vlogでは「アラサーの1人旅シリーズ」、「朝活シリーズ」、「本のレビュー」など、様々なシリーズで人気を博している。
長年愛用している機材は、コンパクトデジタルカメラRX100シリーズ

Vlogを始めたきっかけ

僕は大学を卒業してからニートでしたが、相方の渋谷ジャパンは就職していて、おるたなChannelの活動が当時は週に1回くらいしかできませんでした。

それで、おるたなChannelで動画を公開していたというのもあり、空いている平日に自分一人でも何か動画をあげようと思って、それで個人チャンネルを作りました
だから、暇つぶしで始めた感じですね(笑)

ただ、動画の内容も最初はブログじゃなくて、お菓子のレビューなどをしていたので、とりあえず個人でチャンネルを始めた、というのが一番はじめのきっかけでしたね。

はじめは乱雑だったが、内容をVlogに絞る

内容をVlogに絞ったのは、1、2年前なので結構最近です。
それより前は、レビューやVlog、エンタメ系もあったりと、かなり内容が乱雑だったんですよ。

それで、散らかった印象をVlogで統一したいと思って、過去の動画は非公開にしました。
海外で有名なVloggerの動画を偶然見たことは大きな転機の1つでしたね。
当時日本ではエンタメ系の動画投稿が多かったのですが、海外のVloggerさんの動画はすごくオシャレでカッコよかったんです。

オシャレな映像を見るのが好きだったのと、おるたなChannelではエンタメをやってることもあり、オシャレでカッコよい方向の動画をやりたいなと思ってVlogを始めました。

Vlogでは素を出すことがテーマ

おるたなChannelを見てくれている人は親子と子どもたちが多いんですよ。
だから、楽しく明るく誰が見ても楽しめるように自然とスイッチが入る感じです。

逆にVlogの方は完全に素ですね。
全然テンションもあげないし、寝起きでそのまま撮るみたいな。
でもやっぱりVlog見てくれる方って、そういう姿の方が見たいのかなとも思います。
Vlogを撮るときは、素を出すってことがテーマですね

なので、おるたなChannelは仕事で、Vlogは趣味みたいな感じです。
Vlogでははじめから視聴者を意識するというより、自分の思い出を残しておきたい、せっかく動画と撮るならカッコいい映像を撮って残したい
だから、クオリティを上げたいっていうのが強いですね。

撮影に使っている機材はRX100 VII

Vlog撮影にはRX100 VII(DSC-RX100M7)を使っています
RX100 III(DSC-RX100M3)の時から使っていて、DSC-RX100M3、4、5、5A、7って乗り換えてきてます。
RX100を最初に知ったきっかけは、商品紹介系のYouTube動画で旅行用カメラとしておすすめされていたのを見たことです。
当時はスマートフォンを使っていましたが、ずっとキレイな画質で撮影したいと思っていたので、専用機に変えました。
RXシリーズはお世辞抜きに、本当にずっと使っていますね。

僕、全然機材に詳しくなくて、設定も全部オートにしちゃうんですけど、それでも綺麗に撮れるし、このサイズ感なので機動性もいい
大きな一眼カメラを持つと、例えば店に入れなかったり、どうしても行動に制限がかかっちゃうことがあります。
その点、RX100 VIIはいい意味で目立たないので、行動に制限をかけずに綺麗に撮りたいっていう両立を考えた時に、RXシリーズが一番良かったですね。

撮影のときは、周辺機器は使わず大抵RX100 VII本体のみ 1台で撮ります
特に動画撮影でも使えるリアルタイム瞳AF(人物)が気に入っていて、Vlogで自撮りする時に自分の瞳にピントが合ってずれません
落ち着いた場所では、常にバッグに入れているミニ三脚とセットで使うこともあるのですが、コンパクトなのでササッと設置できますよ。

Vlogを続けていく上で意識していること

ここ最近ですが、無理して数字を取りに行かないっていうのが、続けるモチベーションかなと感じています。
メインチャンネルだとどうしても数字を意識しちゃうんですけど、Vlogは自分が撮りたい映像が撮れたらいいかなと。

なので、数字をモチベーションにしないっていうのが、続けるモチベーションになっています。
全然数字が取れなくても、自分が撮りたい映像が撮れて、思い出として残ればオッケーです。

今後のチャレンジ

好きなことを発信しつつも、日本ではまだVloggerといえばこの人っていう、第一人者的な人っていないと思っているので、Vloggerの第一人者になりたいですね。
綺麗な映像は見ていて楽しいし、勉強にもなるので、いろんな人のVlogが見たいなっていうのもあります。

他にも試してみたいことはいっぱいあって難しいんですけど、いろんな国に行って1ヶ月ずつ住んでみたいです。
今はちょっとメインチャンネルが忙しいけど…1ヶ月ごとにチベット行って、次はオランダ行ってみたいな…そういうのやりたいです(笑)

これからVlogを始める人へのメッセージ

何でもないと思ってる自分でも、意外と価値があるというところかもしれません。
人って、他の人から見た時にそれすごいっていうのが絶対あって、自分ではよく分からなくても、意外とそれを発信したら周りが価値を見出してくれると思うんです。

内容は何でもよくて、例えば僕とかは、日本でのサラリーマン生活をしたことがないので、同世代のサラリーマンの生活とか見たいですね。
だから、とりあえずVlogをやってみたらいいと思います!