富士通株式会社は、2020年7月に発表したニューノーマルにおける新たな働き方のコンセプト「Work Life Shift」のさらなる進化の一環として、これまで汐留シティセンター（東京都港区）にて運営されてきたコーポレート機能や各地に点在するテクノロジー開発機能を、テクノロジーの中核拠点である川崎工場（神奈川県川崎市）に段階的に集約。2024年4月より拠点名称を『Fujitsu Technology Park』とし、各種行政機関や近接する等々力緑地の再編整備実施計画とも連携し、従業員・地域全体のWell-being向上や最先端テクノロジーの実証実験を目的とした再開発を検討しています。今回の移転に伴い、Fujitsu Technology Parkに設けられたエントランスおよび役員会議室に設置するディスプレイとして、ソニーの『Crystal LED』が採用されました。

エントランスに設置されたCrystal LEDはサイネージとして活用。周囲を色彩豊かな造花で覆われた大画面のディスプレイでは、富士通を紹介する高精細な映像が映し出され、お客さまを出迎えるにふさわしい空間を演出しています。また、画面の左右にはソニーのラインアレイスピーカー『SLS-1A』も採用。壁面に格納された状態で、訪れた方に均一に聞こえるクリアな高音質を届けます。

3カ所の役員会議室においても、ビジネスの意思決定に最適なディスプレイとしてCrystal LEDが選定されました。いずれの会議室においても、横に2画面を並べた構成で設置。たとえば1つの画面で資料を表示しながら、もう１つの画面でオンラインミーティングの参加者を映し出すといった使い方、一つの画面に集中させたいときには、横長の画面のセンターに1画面を表示できる仕様です。役員会議室Aのセンターには、補助用ディスプレイとして、65型のBRAVIAをキャスタ付きのスタンドに設置し、フレキシブルなレイアウトにも対応が可能です。
エントランス、各役員会議室ともに、Crystal LEDのZRD-BHシリーズが採用されました。ディスプレイ表面を「低反射コーティング」で処理することにより、日光や照明など外光の反射を抑えた視認性の高いモデルとなっています。

各役員会議室にはソニーの旋回型HDカラービデオカメラ『SRG-X120』も設置。4Kイメージセンサーによる高精細な映像で撮影できるのに加え、複数台を導入したことで、どの席に座っても出席者の様子を捉えながらリモート会議ができる体制が整備されています。壁紙の色などとも調和するよう、ブラックとホワイトのボディカラーをそれぞれ採用いただきました。