ソニー独自開発の「裏面照射技術」によって、コンパクトカメラの課題であった受光感度を改善。従来モデルに比べ約2倍(*)の高感度を実現しました。有効1620万画素の描写力と相まって、夜景や室内など暗いシーンでも、ひときわ美しい写真を撮影できます。
デジタル一眼カメラ“α(アルファ)”にも搭載されている、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」。高感度撮影時のノイズ低減に加え、高精度なフォーカシング、露出・コントラストの最適化など卓越したカメラ性能を実現。さらに、色再現性と色ノイズの低減が大幅に向上し、鮮やかな色彩の写真に仕上げます。
名門カールツァイス社の卓越したレンズ技術と、ソニーが誇る高画質技術を結集させた、カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載。さらに、最高級仕様の多層膜「T(ティースター)コーティング」により、ゴーストやフレアなど不要な反射光を大幅に削減。圧倒的な描写性能を実現し、シーンの空気感まで表現します。
広角27mmから望遠810mmまでの撮影範囲を幅広くカバー。デジタル一眼カメラのように交換レンズを持ち歩かなくても、この1台であらゆるシーンの撮影をこなせます。また、10群11枚のレンズ構成には、非球面レンズや超高屈折率レンズを採用し、広角・高倍率で発生しやすい収差を極限まで抑え、ズーム全域で高いコントラストを実現。色にじみが少なく、解像感のある高画質撮影が可能です。
ノイズの心配がなく高画質のまま補正できる「光学式手ブレ補正」を採用。シャッターを押す際のわずかな手の揺れも内蔵ジャイロセンサーが感知し、シフトレンズで手ブレをしっかりと補正します。また、手ブレ補正角度を約10倍(*)に拡大したアクティブモードも搭載しています。
レンズ横のスイッチを切り換えることで、ズームまたはフォーカスをレンズ部のリングを操作して調整できます。これにより、デジタル一眼カメラのように、自分の意図通りのズーミングやフォーカシングを行えます。また、より厳密にフォーカシングをしたいときは、ピント拡大機能を使用して画面の一部を約7.5倍まで大きく表示できます。
撮影設定をはじめ、さまざまな操作を素早く行える「ジョグダイヤル」を採用。ジョグダイヤル操作だけでISO感度、シャッタースピード、絞り、EV補正の設定を行えます。クリックで設定項目の切り替え、左右に回して設定値の変更ができます。
ファインダーをのぞくと、ファインダー表示に自動で切り替わります。その間、液晶は消灯するので、フレーミングの邪魔になりません。また、ファインダーから目を離すと、自動で液晶表示に。自分で切り換える手間なく、好きなスタイルで快適に撮影できます。
3.0型大画面の高精細「エクストラファイン」液晶を搭載。約92.1万ドットの高解像度で、被写体の細部まで鮮明に表示でき、ピント合わせや画像確認が快適に行えます。さらに、高コントラストで深みのある黒を再現できる「TruBlack(トゥルーブラック)」技術を採用。液晶表面にARコート(反射防止処理)も施しているので、まぶしい屋外でも見やすく撮影できます。
上方向、下方向に液晶を可動できるので、自由なアングルで快適に撮影できます。これにより、運動会などの人ごみでもハイポジションで撮影できたり、子どもやペットの目線に合わせてローアングルに構えたりと、表現の幅も広がります。
デジタル一眼カメラ「α」のデザイン思想を継承したHX100V。グリップ部には弾力性に優れたゴム状のエラストマー素材を選び、ホールド感を追求。さらに、ボタン類はカメラを構えたままでも無理なく使えるように機能的に配置。操作感にこだわりぬいた一台です。