Profile
1961年生まれ。会社員。
仕事でベルリンへ出張する時に購入したコンデジがデジタルカメラとの出会いでした。その後、51歳の誕生日に「人生50年を生きてこられた記念」として何気なく「東京タワー」を撮影した写真が「東京カメラ部写真コンテスト2013」に入賞させて頂き、それをきっかけに、通勤の行き帰り、出張時、プライベートタイムの写真をライフログ(人生の記録)として撮影しFacebookにアップするようになり現在に至っております。
RX100 IIIを選んだ最大の理由は高画質でありながら、携帯性に優れたカメラの基本コンセプトです。私の撮影する写真はあくまでも、「自分の行動記録」として撮るものなので、スーツでもベルトのポーチに入れて持ち歩けるRX100
IIIの携帯性は最高に気に入っています。また、ボディの質感、適度な重量、シャープなデザインには、毎日持ち続けても全く飽きない「マスターピース」としての魅力を感じています。
最近、横浜・関内エリアの文化や歴史を発信している「関内新聞」というWEB新聞の企画・取材に携わることを新しい趣味として始めました。そのために望遠に強いカメラが必要となり、600mm相当の望遠性能を持つRX10 IIIも購入。この2台のカメラの組み合わせは、私の人生にとって最高の相棒です。
コンパクトボディに24〜70mm相当大口径レンズと高精細有機ELファインダーを搭載した、大型1.0型センサーのハイエンドコンパクトRX100 III。RX100 IIIを日常的に使用している東京カメラ部コンテスト入賞者の方々に、お気に入りの作品のご紹介と使用した機能、RX100 IIIとの出会い・魅力、RX100 IIIだからこその撮影術などをお伺いしました。
仕事で出張に行ったときや、会社の行き帰りに写真を撮っています。ライフログをつけているという感覚ですね。日々の記録をFacebookにアップロードし、「この時にこんなことしていたんだ」と思い出せるようにしています。日常的に持ち歩くので、小型軽量のコンデジであることが私にとって必要条件ですが、数年間使っていたコンデジよりもセンサーサイズが大きなものを探そうと思った時、気になっていたRX100 IIIを発売後すぐに購入しました。
川崎の民家園で撮影した一枚です。囲炉裏の煙がスモーク効果になり、とてもドラマチックでした。趣のある床の材質はディテールが見事に描写されていますし、窓の格子の隙間の明るい部分も白飛びしていません。RX100 IIIの性能の良さがとても良くわかる写真ですよね。
あるカーディーラーで撮った写真。並んでいたり、対称だったり、規則性のある被写体は好きですね。AEブラケットで露出違いの写真を三枚撮り、HDR画像作成ソフト「Photomatix Pro」を使いHDR合成を軽めに行っています。また、周辺光量も落とし、メインの被写体である車をより際立たせています。
明治神宮の聖徳記念絵画館です。普段は車がかなりの台数停まっているのに、この日は一台も停まっておらず、しかも印象的な雲が浮かんでいて、この機会を逃してはならないと思い撮影しました。チルト液晶を使って撮影しています。撮影後、Photoshopで空を暗くし、モノクロ化しています。
最も気に入っている写真がこちらです。自宅のある豊洲で撮った一枚。右側だけフォーカスを残して、柔らかくボカしています。これはパソコンのサードパーティーのアプリケーションを使いました。会社の帰りに撮影するので、どうしても夜の写真が多くなります。ですから、4枚の画像を合成してブレを軽減してくれる「手持ち夜景」モードは重宝しますね。
これは「ピクチャーエフェクト」のパートカラー機能を使った作品です。自宅前の運河をカヌーが通り過ぎたので、慌ててカメラを構えました。パートカラーで撮影しようと判断をするまでにカヌーが進んでしまい、本当は画面右にカヌーを配置したかったのですが、ここまで進んでしまいました(笑)。
RX100 IIIがとても気に入ったので、高倍率ズーム機のRX10 IIIを買い足しました。広角から標準域はRX100 III、望遠域はRX10 IIIという棲み分けで、交換レンズの延長のような感覚です。RX100 IIIの望遠端は70mmですが、RX10 IIIは600mm。操作系統は両者ほぼ同じなので助かります。横浜・関内に関する情報を発信するニュースサイト「関内新聞」の撮影をボランティアで担当していて、その撮影には望遠が必要になってくるんです。この写真は、みなとみらいの汽車道の全容を追う企画で撮ったもの。高さ273M、地上69階に位置する横浜ランドマークタワーの展望台からズームアップして撮っています。高倍率でも緻密な描写が楽しめます。
こちらも「関内新聞」の企画で撮影をしたもので、中華街の10基ある門を撮っていきました。門のかなり上の方にある朱雀門の像。超望遠じゃなければ撮れない写真です。RX100 IIIには「全画素超解像ズーム」が搭載されており、5.8倍まで解像感を保ったままズームできますが、やはりRX10 IIIの光学ズームで撮りたくなりますね。
RX100 IIIを購入する際、最初に考えたのは画角です。被写体の一部をズームアップして切り取る作風が多いので、ズームは絶対に必要。そして、昔から広角24mmの画角が好きなので、広角端の画角にはこだわりました。地面にカメラを置いて撮ることも多いので、チルト液晶も必要不可欠です。ファンクションボタンはとても気に入っています。使用頻度が高い露出補正は使いやすいです。
RX100 IIIはある程度重さがあり、手にとてもしっくり来ます。ホットシューのないデザインも完璧。デザイン面はカメラを選ぶ時に重視しますね。ソニー製のカメラは、過去のフィルムカメラを模倣するのではなく、現時点での最新技術を落とし込むための究極のデザインという印象があります。だから、ソニーが好きなんです。